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公開番号2025038872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-19
出願番号2024131931
出願日2024-08-08
発明の名称パルプ組成物
出願人ダイキン工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21H 17/60 20060101AFI20250312BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】強度の向上したパルプ成形品を製造できる新規なパルプ組成物の提供。
【解決手段】パルプ、ワックス、及び紙力剤を含むパルプ組成物であって、前記紙力剤が、ポリアクリルアミド系紙力剤、多糖系紙力剤、及びポリアミド系紙力剤からなる群から選択される少なくとも一種であり、前記ワックスの量が、前記パルプに対して、0.2重量%以上10.0重量%以下であり、以下(1)~(3):
(1)前記ポリアクリルアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.1重量%以上1.1重量%以下である;
(2)前記多糖系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.6重量%以上5.0重量%以下である;
(3)前記ポリアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.3重量%以上0.9重量%以下である;
の少なくとも一つを満たす、パルプ組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
パルプ、ワックス、及び紙力剤を含むパルプ組成物であって、
前記紙力剤が、ポリアクリルアミド系紙力剤、多糖系紙力剤、及びポリアミド系紙力剤からなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記ワックスの量が、前記パルプに対して、0.2重量%以上10.0重量%以下であり、
以下(1)~(3):
(1)前記ポリアクリルアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.1重量%以上1.1重量%以下である;
(2)前記多糖系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.6重量%以上5.0重量%以下である;
(3)前記ポリアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.3重量%以上0.9重量%以下である;
の少なくとも一つを満たす、パルプ組成物。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記ポリアクリルアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.1重量%以上1.1重量%以下である、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項3】
前記多糖系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.6重量%以上5重量%以下である、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項4】
前記ポリアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.3重量%以上0.9重量%以下である、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項5】
前記ワックスが、石油ワックスである、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項6】
前記ワックスが、パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項7】
前記ワックスがパラフィンワックスである、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項8】
塩化ベンザルコニウム、ギ酸、酢酸、ロジンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項9】
染料を含まない、請求項1に記載のパルプ組成物。
【請求項10】
前記ワックスがパラフィンワックスであり、かつ、
塩化ベンザルコニウム、ギ酸、酢酸、ロジンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1に記載のパルプ組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワックス及びパルプ用耐油剤に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、表面層に染料、耐水化剤及び撥水剤が内添されている2層以上の紙層を備える着色板紙が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-129948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は、紙力剤の種類や使用量について検討しておらず、またパルプ成形品の強度について記載も示唆もしていない。
【0005】
本開示は、強度の向上したパルプ成形品を製造できる新規なパルプ組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は以下の態様を含む:
[項1]
パルプ、ワックス、及び紙力剤を含むパルプ組成物であって、
前記紙力剤が、ポリアクリルアミド系紙力剤、多糖系紙力剤、及びポリアミド系紙力剤からなる群から選択される少なくとも一種であり、
前記ワックスの量が、前記パルプに対して、0.2重量%以上10.0重量%以下であり、
以下(1)~(3):
(1)前記ポリアクリルアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.1重量%以上1.1重量%以下である;
(2)前記多糖系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.6重量%以上5.0重量%以下である;
(3)前記ポリアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.3重量%以上0.9重量%以下である;
の少なくとも一つを満たす、パルプ組成物。
[項2]
前記ポリアクリルアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.1重量%以上1.1重量%以下である、項1に記載のパルプ組成物。
[項3]
前記多糖系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.6重量%以上5重量%以下である、項1又は2に記載のパルプ組成物。
[項4]
前記ポリアミド系紙力剤の量が、前記パルプに対して、0.3重量%以上0.9重量%以下である、項1~3のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項5]
前記ワックスが、石油ワックスである、項1~4のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項6]
前記ワックスが、パラフィンワックス及びマイクロクリスタリンワックスからなる群から選択される少なくとも一種である、項1~5のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項7]
前記ワックスがパラフィンワックスである、項1~6のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項8]
塩化ベンザルコニウム、ギ酸、酢酸、ロジンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、項1~7のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項9]
染料を含まない、項1~8のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項10]
前記ワックスがパラフィンワックスであり、かつ、
塩化ベンザルコニウム、ギ酸、酢酸、ロジンからなる群から選択される少なくとも一種を含む、項1~9のいずれか一項に記載のパルプ組成物。
[項11]
項1~10のいずれか一項に記載のパルプ組成物から形成されるパルプ成形品。
[項12]
さらなるワックス及びさらなる紙力剤を表面に付着してなる、項11に記載のパルプ成形品。
[項13]
食品接触用である、項11又は12に記載のパルプ成形品。
[項14]
項1~10のいずれか一項に記載のパルプ組成物の製造方法であって、
前記パルプに対して前記ワックスを添加するワックス添加工程、及び
前記パルプに対して前記紙力剤を添加する紙力剤添加工程、
を含む、パルプ組成物の製造方法。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば強度の向上したパルプ成形品を製造できる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示におけるパルプ組成物は撥剤成分を含み、当該パルプ組成物から形成されるパルプ成形品は強度が優れるだけではなく、撥液性にも優れ得る。また、本開示におけるパルプ組成物はパルプ成形性に優れ得る。さらに、本開示におけるパルプ組成物から得られるパルプ製品は再離解性(リサイクル性)に優れ得る。
【0009】
<撥剤>
本開示における撥剤は基材(特にパルプ基材)に付着して、基材に撥液性、例えば耐水性、耐油性、撥水性、撥油性、及び/又は防汚性を付与し得るものであり、耐水剤、耐油剤、撥水剤、撥油剤、及び/又は防汚剤としても機能し得る。
【0010】
本開示の撥剤は、有効成分としてワックスを含んでよい(ワックスについては別途〔ワックス〕にて詳述する。)。ワックス自体を撥剤として使用してもよいし、下記に説明するようなその他の成分と組み合わせて撥剤として使用してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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