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公開番号2024176141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094426
出願日2023-06-07
発明の名称インストルメントパネル構造
出願人トヨタ車体株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60R 21/2165 20110101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約【課題】車幅方向から見た断面視で、開裂部が車室側へ凸となる屈曲部から離れた位置に形成されていても、その開裂部に膨張展開するエアバッグからの荷重が効率よく伝達されるインストルメントパネル構造を得る。
【解決手段】膨張展開するエアバッグから荷重が伝達されることで開裂する開裂部16を有するインストルメントパネル12を備えたインストルメントパネル構造10であって、インストルメントパネル12は、車幅方向から見た断面視で、開裂部16と車両前後方向に離れて形成され、車室側へ凸となる屈曲部14と、屈曲部14の内側に設けられ、膨張展開するエアバッグを開裂部16へ案内する案内部20と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
膨張展開するエアバッグから荷重が伝達されることで開裂する開裂部を有するインストルメントパネルを備え、
前記インストルメントパネルは、
車幅方向から見た断面視で、前記開裂部と車両前後方向に離れて形成され、車室側へ凸となる屈曲部と、
前記屈曲部の内側に設けられ、膨張展開する前記エアバッグを前記開裂部へ案内する案内部と、
を有するインストルメントパネル構造。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記案内部は、
前記屈曲部の内側に車幅方向を法線方向として一体に形成され、車両前後方向一端部が前記開裂部に位置する複数の平板部で構成されている請求項1に記載のインストルメントパネル構造。
【請求項3】
前記平板部の車両前後方向他端部は、前記開裂部から開裂した前記インストルメントパネルの前記屈曲部を有する一方側を回動可能に支持するヒンジ部に位置する請求項2に記載のインストルメントパネル構造。
【請求項4】
前記平板部は、車幅方向から見て、前記屈曲部を頂点とする鈍角三角形状に形成されている請求項3に記載のインストルメントパネル構造。
【請求項5】
前記平板部の車両前後方向一端部は、該平板部の車両前後方向他端部よりも厚く形成されている請求項4に記載のインストルメントパネル構造。
【請求項6】
前記開裂部から開裂した前記インストルメントパネルの前記屈曲部を有さない他方側の内側に車幅方向を法線方向として一体に形成され、車両前後方向一端部が前記開裂部に位置する複数の突条部を有する請求項1~請求項5の何れか1項に記載のインストルメントパネル構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インストルメントパネル構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
膨張展開するエアバッグから荷重が伝達されることで開裂する開裂部(車幅方向に延在する線状薄肉部)を有するインストルメントパネルは、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この開裂部は、車幅方向から見た断面視で、車室側へ凸となる屈曲部に形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-123974号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、車幅方向から見た断面視で、インストルメントパネルに車室側へ凸となる屈曲部が形成されていると、膨張展開前のエアバッグと、その屈曲部との間の空間部が広く採られる。そのため、膨張展開し始めたエアバッグは、その膨張展開を妨げない空間部(屈曲部)に向かって膨張展開しようとするが、開裂部が屈曲部に形成されていない場合、換言すれば開裂部が屈曲部から離れた位置に形成されている場合、その開裂部には、膨張展開するエアバッグから開裂に必要な荷重が効率よく伝達されない。
【0005】
そこで、本発明は、車幅方向から見た断面視で、開裂部が車室側へ凸となる屈曲部から離れた位置に形成されていても、その開裂部に膨張展開するエアバッグからの荷重が効率よく伝達されるインストルメントパネル構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様のインストルメントパネル構造は、膨張展開するエアバッグから荷重が伝達されることで開裂する開裂部を有するインストルメントパネルを備え、前記インストルメントパネルは、車幅方向から見た断面視で、前記開裂部と車両前後方向に離れて形成され、車室側へ凸となる屈曲部と、前記屈曲部の内側に設けられ、膨張展開する前記エアバッグを前記開裂部へ案内する案内部と、を有している。
【0007】
第1の態様の発明によれば、車幅方向から見た断面視で、インストルメントパネルに、車室側へ凸となる屈曲部が開裂部と車両前後方向に離れて形成されているが、その屈曲部の内側には、膨張展開するエアバッグを開裂部へ案内する案内部が設けられている。したがって、屈曲部へ向けて膨張展開するエアバッグは、その案内部によって開裂部へ案内される。これにより、膨張展開するエアバッグからの荷重が効率よく開裂部へ伝達される。
【0008】
また、本発明に係る第2の態様のインストルメントパネル構造は、第1の態様のインストルメントパネル構造であって、前記案内部は、前記屈曲部の内側に車幅方向を法線方向として一体に形成され、車両前後方向一端部が前記開裂部に位置する複数の平板部で構成されている。
【0009】
第2の態様の発明によれば、案内部が、屈曲部の内側に車幅方向を法線方向として一体に形成された複数の平板部で構成され、その複数の平板部の車両前後方向一端部が開裂部に位置している。したがって、屈曲部へ向けて膨張展開するエアバッグが開裂部へ向けてスムーズに案内されるとともに、案内部がインストルメントパネルと一体に形成されていない場合に比べて、その製造コストが低減される。
【0010】
また、本発明に係る第3の態様のインストルメントパネル構造は、第2の態様のインストルメントパネル構造であって、前記平板部の車両前後方向他端部は、前記開裂部から開裂した前記インストルメントパネルの前記屈曲部を有する一方側を回動可能に支持するヒンジ部に位置している。
(【0011】以降は省略されています)

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