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公開番号2024176097
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023094346
出願日2023-06-07
発明の名称巻芯保持装置および無人搬送車
出願人株式会社村田製作所
代理人個人,個人
主分類B65H 19/12 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】巻芯をシート巻取装置に供給する際などに、巻芯から粘着剤が剥がれることを抑制することができる巻芯保持装置を提供すること。
【解決手段】無人搬送車20は、巻芯保持装置であって、表面に粘着剤を有する巻芯を保持する巻芯保持部を備え、前記巻芯保持部は、保持部本体と、保持部本体を昇降させる昇降部と、前記保持部本体に対して転動可能に保持され、巻芯を、巻芯軸方向に移動可能に載置する転動部と、を備え、前記転動部の表面は、前記巻芯保持部本体の表面よりも離型性が高い高離型系性表面により形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
巻芯保持装置であって、
表面に粘着剤を有する巻芯を保持する巻芯保持部を備え、
前記巻芯保持部は、保持部本体と、前記保持部本体を昇降させる昇降部と、前記保持部本体に対して転動可能に保持され、前記巻芯を、巻芯軸方向に移動可能に載置する転動部と、を有し、
前記転動部の表面は、前記保持部本体の表面よりも離型性が高い高離型系性表面により形成されている、巻芯保持装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記保持部本体は、前記巻芯が前記転動部に載置されたときに前記巻芯に対向する2つの面を有する、請求項1に記載の巻芯保持装置。
【請求項3】
前記2つの面は、上方に向かうに従って互いに離れるように傾斜する、請求項2に記載の巻芯保持装置。
【請求項4】
前記巻芯保持部は、前記転動部を少なくとも4つ以上有する、請求項1又は2に記載の巻芯保持装置。
【請求項5】
前記巻芯保持部は、前記2つの面にそれぞれ2つ以上の前記転動部を有する、請求項2に記載の巻芯保持装置。
【請求項6】
前記転動部は、ローラである、請求項1又は2に記載の巻芯保持装置。
【請求項7】
前記昇降部は、前記保持部本体を上昇位置と下降位置との間を昇降させて移動可能であり、
巻芯保持装置はさらに、前記保持部本体が前記下降位置に設定されている場合は前記転動部に載置された前記巻芯の巻芯軸方向への移動の規制をし、前記保持部本体が前記上昇位置に設定されている場合は前記転動部に載置された前記巻芯の端部を露出させる移動規制部を備える、請求項1又は2に記載の巻芯保持装置。
【請求項8】
前記転動部の少なくとも前記巻芯が載置される表面は、フッ素樹脂を含む材料により形成されている、請求項1又は2に記載の巻芯保持装置。
【請求項9】
前記転動部は、フッ素樹脂により形成されている、請求項8に記載の巻芯保持装置。
【請求項10】
前記転動部の前記巻芯が載置される前記表面に、フッ素樹脂含有無電化ニッケルめっきが形成されている、請求項8に記載の巻芯保持装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、巻芯保持装置および無人搬送車に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表面に粘着剤を有する巻芯を保持する巻芯保持装置としての無人搬送車が知られている。例えば特許文献1には、巻芯をシート巻取装置に供給し、ロールをシート巻取装置から回収する無人搬送車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-91007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、巻芯の表面に粘着テープ等の粘着剤が設けられている場合、シート巻取装置が巻芯をチャックした後に搬送装置の巻芯保持部を下降させたときに、巻芯の表面の粘着剤が巻芯保持部にくっついてしまい、巻芯から粘着剤がはがれてしまう場合がある。
【0005】
本発明は、巻芯をシート巻取装置に供給する際などに、巻芯から粘着剤が剥がれることを抑制することができる巻芯保持装置および無人搬送車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の巻芯保持装置は、表面に粘着剤を有する巻芯を保持する巻芯保持部を備え、前記巻芯保持部は、保持部本体と、前記保持部本体を昇降させる昇降部と、前記保持部本体に対して転動可能に保持され、巻芯を、巻芯軸方向に移動可能に載置する転動部と、を有し、前記転動部の表面は、前記保持部本体の表面よりも離型性が高い高離型系性表面により形成されている。
【0007】
本発明の無人搬送車は、表面に粘着剤を有する巻芯を保持する巻芯保持部を備え、前記巻芯保持部は、保持部本体と、前記保持部本体を昇降させる昇降部と、前記保持部本体に対して転動可能に保持され、前記巻芯を、巻芯軸方向に移動可能に載置する転動部と、を有し、前記転動部の表面は、前記保持部本体の表面よりも離型性が高い高離型系性表面により形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、巻芯をシート巻取装置に供給する際などに、巻芯から粘着剤が剥がれることを抑制することができる巻芯保持装置および無人搬送車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る無人搬送車を含む製造システムを示す模式図である。
本実施形態に係る巻取部を正面(搬送方向下流側)から見た模式図である。
本実施形態に係る巻芯保持部の保持部本体の鳥観図である。
無人搬送車の正面から見た場合の巻芯保持部の模式図である。
巻芯保持部の昇降動作を示す模式図である。
ロール保持部の昇降動作を示す模式図である。
本実施形態に係る無人搬送車のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る無人搬送車制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るセラミックグリーンシート成型装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る制御装置の機能的構成を示すブロック図である。
本実施形態に係るロール製造工程の流れを説明するためのフローチャートである。
図11のロール製造工程に含まれるロール巻取工程の流れを説明するためのフローチャートである。
図12のロール巻取工程を連続して行う場合のロール取り外し工程及び巻芯セット工程の流れを説明するためのフローチャートである。
図13の巻芯セット工程に含まれるロール回収動作のうちの前半部分を説明するための模式図である。
図13の巻芯セット工程に含まれるロール回収動作のうちの後半部分を説明するための模式図である。
図13の巻芯セット工程に含まれる巻芯セット動作のうちの前半部分を説明するための模式図である。
図13の巻芯セット工程に含まれる巻芯セット動作のうちの後半部分を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本実施形態の巻芯保持装置としての無人搬送車を含む製造システムSについて、図1、2を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る無人搬送車を含む製造システムSを示す模式図である。図2は、本実施形態に係る巻取部を正面(搬送方向下流側)から見た模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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