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公開番号
2024175780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023093778
出願日
2023-06-07
発明の名称
配送システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
B65G
61/00 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】プライバシー情報を保護することができる配送システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる配送システム1は、プライバシー情報が付された荷物を配送する配送システムであって、荷物を配送する移動ロボットと、移動ロボットが配送した前記荷物を格納場所に移載する、又は格納場所にある荷物を前記移動ロボットに移載する移載機構と、格納場所の周辺に人がいるか否かを検知する検知部19と、を備え、格納場所の周辺にいる人から、プライバシー情報を保護した移載形態で、荷物を移載する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
プライバシー情報が付された荷物を配送する配送システムであって、
前記荷物を配送する移動ロボットと、
前記移動ロボットが配送した前記荷物を格納場所に移載する、又は前記格納場所にある荷物を前記移動ロボットに移載する移載機構と、
前記格納場所の周辺に人がいるか否かを検知する検知部と、を備え、
前記前記格納場所に周辺にいる人から、前記プライバシー情報を保護した移載形態で、前記荷物を移載する配送システム。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記プライバシー情報が前記人と反対側に配置されるように、前記荷物の向きを変える駆動機構をさらに備え、
前記移載機構が、前記プライバシー情報が前記人と反対側になっている状態で、前記荷物を移載する請求項1に記載の配送システム。
【請求項3】
前記プライバシー情報が前記人と反対側に配置される向きで、前記移動ロボットが前記格納場所の移載位置まで移動し、
前記移載機構が、前記プライバシー情報が前記人と反対側になっている状態で、前記荷物を移載する請求項1に記載の配送システム。
【請求項4】
前記格納場所に設けられた左右の開閉ドアを備え、
前記左右の開閉ドアのうち、前記人がいる方向に向けて開く開閉ドアを開けた状態で、前記移載機構が荷物を移載する請求項1に記載の配送システム。
【請求項5】
前記周辺にいる人が前記荷物と関連する人である場合、前記プライバシー情報を保護した移載形態以外の移載形態で前記荷物を移載する請求項1~4のいずれか1項に記載の配送システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、配送システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、荷物を搬送する搬送ロボットが開示されている。この搬送ロボットは、枠体に載せられた荷物を枠体にロック(固定)する機構を備えている。このロック機構によって、走行中に落下せず、また受取人でない第三者に抜き取られないようにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-71884号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
搬送ロボットが、荷物を格納場所に移載する場合、受取人のプライバシーに関する情報が周囲の人に見られてしまう可能性がある。例えば、受取人の住所、氏名などの個人情報が付されたラベルが荷物に貼り付けられていることがある。あるいは、荷物の内容が分かるロゴなどが、荷物に付されていることがある。荷物の移載中に、受取人の個人情報や荷物の内容などのプライバシー情報が、周辺の人に見られてしまうおそれがある。さらに、商品やブランドのロゴから、荷物が高価な物であることが推定されると、荷物が盗難されるおそれもある。
【0005】
本発明は、以上の背景に鑑みなされたものであり、プライバシー情報を保護することができる配送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る配送システムは、プライバシー情報が付された荷物を配送する配送システムであって、前記荷物を配送する移動ロボットと、前記移動ロボットが配送した前記荷物を格納場所に移載する、又は前記格納場所にある荷物を前記移動ロボットに移載する移載機構と、前記格納場所の周辺に人がいるか否かを検知する検知部と、前記前記格納場所に周辺にいる人から、前記プライバシー情報を保護した移載形態で、前記荷物を移載する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、プライバシー情報を保護することができる配送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
配送システムを説明する概略斜視図である。
配送システムの構成を説明する機能ブロック図である。
載置台の回転によって、プライバシー情報を保護した移載形態を説明するための上面図である。
配送ロボットの向きによって、プライバシー情報を保護した移載形態を説明するための上面図である。
扉の開閉方向によって、プライバシー情報を保護した移載形態を説明するための斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図1を参照して、配送システムとその方法について説明する。図1は、配送システム1の概要を説明する概略斜視図である。配送システム1は、物流におけるラストワンマイル、すなわち、最終拠点からエンドユーザ(単にユーザともいう)への物流サービスに用いられる。例えば、配送システム1は、各ユーザの部屋や通路を有する施設で利用される。具体的には、配送システム1は、マンションなどの集合住宅、又はホテルなどの宿泊施設で利用される。
【0010】
配送システム1は、配送ロボット10と収納棚30を備える。配送ロボット10は、施設の通路Aを走行する。収納棚30は、例えば、ユーザUが住む集合住宅の各部屋に設置される。収納棚30は、集合住宅の各住居に設置されている。収納棚30は、物品20を格納する格納場所となる。例えば、収納棚30はスマートポストや宅配ロッカーである。配送ロボット10がユーザに物品を手渡しする必要はなく、配送を完了することができる。例えば、ユーザがインターネット通販などで物品20を購入した場合、配送ロボット10が受取人であるユーザ(購入者)に物品20を配送する。
(【0011】以降は省略されています)
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