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公開番号2024175707
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023093600
出願日2023-06-07
発明の名称光ファイバ研磨用ホルダーおよび光ファイバ研磨装置
出願人株式会社精工技研
代理人個人
主分類B24B 19/00 20060101AFI20241212BHJP(研削;研磨)
要約【課題】光ファイバの研磨長さを一定にすることができるとともに研磨長さを容易に調整することができる光ファイバ研磨用ホルダーと、そのホルダーを装着可能な光ファイバ研磨装置を提供する。
【解決手段】光ファイバの研磨に使用される光ファイバ研磨用ホルダーであって、前記光ファイバを固定可能なホルダー本体と、前記ホルダー本体の底面に対して垂直方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材の前記垂直方向の位置を調整可能な位置調整部材と、を有する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
光ファイバの研磨に使用される光ファイバ研磨用ホルダーであって、
前記光ファイバを固定可能なホルダー本体と、
前記ホルダー本体の底面に対して垂直方向に移動可能な可動部材と、
前記可動部材の前記垂直方向の位置を調整可能な位置調整部材と、
を有することを特徴とする光ファイバ研磨用ホルダー。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記可動部材は、前記ホルダー本体の底面より下方に突出する突起を有し、
前記位置調整部材は、前記突起のホルダー本体の底面からの突出長を調整することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項3】
前記突起は、前記ホルダー本体を前記垂直方向に貫通する貫通穴を貫通した状態で配置されていることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項4】
前記位置調整部材は、前記ホルダー本体の上方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項5】
前記位置調整部材は、前記可動部材の上方への移動を一定の位置で制限することで前記可動部材の前記垂直方向の位置を調整することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項6】
前記位置調整部材は、前記可動部材の上方に配置され、
前記位置調整部材と前記可動部材との隙間を調整することで、前記可動部材の上方への移動を一定の位置で制限することを特徴とする請求項5に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項7】
前記突起は前記可動部材に2つ以上設けられており、
前記2つ以上の突起が前記ホルダー本体から2か所以上の位置で前記ホルダー本体の底面から突出し、
前記位置調整部材により前記2つ以上の突起の前記ホルダー本体の底面からの突出長が連動して調整されることを特徴とする請求項2に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項8】
前記可動部材を前記ホルダー本体に近づける方向に付勢する付勢機構が前記可動部材と前記位置調整部材との間に配置されることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項9】
前記位置調整部材がマイクロヘッドを含むことを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
【請求項10】
前記ホルダー本体に光ファイバ固定用治具を取付可能な設置機構を有することを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の光ファイバ研磨用ホルダー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光ファイバを研磨する際に光ファイバを保持するための光ファイバ研磨用ホルダーおよび光ファイバ研磨用ホルダーに保持された光ファイバを研磨する光ファイバ研磨装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
光ファイバを装着した光ファイバ研磨用ホルダーを光ファイバ研磨装置に装着し、光ファイバ研磨装置の研磨盤を回転させることにより光ファイバを研磨する光ファイバ研磨装置が知られている。このような装置において、光ファイバをどの程度研磨するか、つまり光ファイバの研磨長さ(研磨代、研磨量)は、研磨盤の回転数や研磨時間等を変更することで調整することが一般的であった。
【0003】
一方で、特許文献1は、研磨盤に対して一定の高さ位置に配置された管状部材に光ファイバを装着する研磨装置を開示している。特許文献1では、研磨盤に対する光ファイバの高さ位置を一定とすることで、光ファイバの研磨長さが一定になるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-19649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
研磨盤の回転数や研磨時間を変更することにより光ファイバの研磨長さを調整する方法では、研磨フィルムの使用状態や光ファイバの装着状態等により、研磨長さにばらつきが生じる可能性がある。また、特許文献1に記載の方法では、光ファイバの研磨長さは一定にできるものの、研磨長さを変更するためには管状部材の高さを変える必要があり研磨長さの調整が容易ではなかった。
【0006】
本発明は、光ファイバの研磨長さを一定にすることができるとともに研磨長さを容易に調整することができる光ファイバ研磨用ホルダーと、そのホルダーを装着可能な光ファイバ研磨装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の光ファイバ研磨用ホルダーは、光ファイバの研磨に使用される光ファイバ研磨用ホルダーであって、前記光ファイバを固定可能なホルダー本体と、前記ホルダー本体の底面に対して垂直方向に移動可能な可動部材と、前記可動部材の前記垂直方向の位置を調整可能な位置調整部材と、を有する。
上記のように構成された光ファイバ研磨用ホルダーでは、ホルダー本体の底面に対する可動部材の垂直方向の位置を変更させることにより、光ファイバの研磨長さを調整する。
【0008】
上記構成において、前記可動部材は、前記ホルダー本体の底面より下方に突出する突起を有し、前記位置調整部材は、前記突起のホルダー本体の底面からの突出長を調整する構成としてもよい。
上記のように構成された光ファイバ研磨用ホルダーでは、光ファイバを固定したホルダー本体の底面より下方に突出する突起の突出長を変更させることにより、光ファイバの研磨長さを調整する。
【0009】
上記構成において、前記突起は、前記ホルダー本体を前記垂直方向に貫通する貫通穴を貫通した状態で配置されている構成としてもよい。
上記のように構成された光ファイバ研磨用ホルダーでは、可動部材の突起がホルダー本体に形成された貫通穴を貫通してホルダー本体の底面より下方に突出する。
【0010】
上記構成において、前記位置調整部材は、前記ホルダー本体の上方に配置される構成としてもよい。
上記のように構成された光ファイバ研磨用ホルダーでは、ホルダー本体の上方で位置調整部材を操作することにより可動部材の位置を調整する。
(【0011】以降は省略されています)

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