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公開番号2024166586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082773
出願日2023-05-19
発明の名称円筒研削盤
出願人株式会社ツガミ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B24B 9/00 20060101AFI20241122BHJP(研削;研磨)
要約【課題】研削加工及びバリ取りにおける工程集約及び加工時間の短縮をすることができる円筒研削盤を提供する。
【解決手段】円筒研削盤1は、ワークの一端を保持し、ワークを回転させる主軸ユニット20と、ワークの他端を保持する心押ユニットと、ワークを研削加工する砥石61を備え、ワークへの前進及びワークからの後退をする砥石台60と、砥石台60に設けられ、砥石61を覆う砥石カバー64と、研削加工後にワークのバリを取るブラシ91を有し、砥石61及び砥石カバー64の側方に位置して砥石台60に取り付けられたバリ取り装置50と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ワークの一端を保持し、前記ワークを回転させる主軸ユニットと、
前記ワークの他端を保持する心押ユニットと、
前記ワークを研削加工する砥石を備え、前記ワークへの前進及び前記ワークからの後退をする砥石台と、
前記砥石台に設けられ、前記砥石を覆う砥石カバーと、
前記研削加工後に前記ワークのバリを取るブラシを有し、前記砥石及び前記砥石カバーの側方に位置して前記砥石台に取り付けられたバリ取り装置と、
を備える円筒研削盤。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記主軸ユニット及び前記心押ユニットを載置するテーブルをさらに備え、
前記ブラシは、回転しながら前記ワークの前記バリを取り、
前記ブラシの幅の外側にある前記バリに対して、前記テーブルと前記砥石台とを相対的に移動させて前記バリを取る、
請求項1に記載の円筒研削盤。
【請求項3】
前記バリ取り装置は、前記研削加工の時には前記ブラシを前記砥石の前記ワークに近い部分より後退させ、前記バリ取りの時には前記ブラシを前記砥石の前記ワークに近い部分より前進させ、前記バリ取りの後には前記ブラシを前記砥石の前記ワークに近い部分より後退させる、ブラシ移動機構を備える、
請求項1又は2に記載の円筒研削盤。
【請求項4】
前記砥石カバーは、前記砥石の交換時に開放可能であり、
前記バリ取り装置は、前記砥石カバーを開放する前に前記バリ取り装置を退避位置まで移動させる退避機構を備える、
請求項1又は2に記載の円筒研削盤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円筒研削盤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、円筒研削盤の砥石による研削加工後のバリ取りは、例えば特許文献1に記載された別のバリ取り専用機で行っていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平01-004552号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
研削加工及びバリ取りについて、加工時間の短縮及びコストの低下の要求に応える円筒研削盤が求められている。
【0005】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、研削加工及びバリ取りにおける工程集約及び加工時間の短縮をすることができる円筒研削盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る円筒研削盤は、ワークの一端を保持し、前記ワークを回転させる主軸ユニットと、前記ワークの他端を保持する心押ユニットと、前記ワークを研削加工する砥石を備え、前記ワークへの前進及び前記ワークからの後退をする砥石台と、前記砥石台に設けられ、前記砥石を覆う砥石カバーと、前記研削加工後に前記ワークのバリを取るブラシを有し、前記砥石及び前記砥石カバーの側方に位置して前記砥石台に取り付けられたバリ取り装置と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、研削加工及びバリ取りにおける工程集約及び加工時間の短縮をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る円筒研削盤の概略平面図である。
図1のA1矢視図であり、本発明の一実施形態に係る円筒研削盤概略側面図である。
図1のA2矢視図であり、本発明の一実施形態に係る円筒研削盤の砥石ユニット及びバリ取り装置を示す概略側面図である。
図3の部分拡大図であり、本発明の一実施形態に係る円筒研削盤の旋回退避軸クランプレバー77を示す概略側面図である。
図1のA3-A3矢視図であり、本発明の一実施形態に係る円筒研削盤の砥石ユニット及びバリ取り装置を示す概略側面図である。
本発明の一実施形態に係る円筒研削盤のバリ取り装置の加工位置を示す部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係る円筒研削盤のバリ取り装置の退避位置を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係る円筒研削盤について図面を参照して説明する。まず、図1~図6を参照して、円筒研削盤1の構成について説明する。
図1に示すように、円筒研削盤1は、主軸センタ21を有する主軸ユニット20と、心押センタ31を有する心押ユニット30と、テーブル40と、バリ取り装置50と、砥石61を有する砥石台60と、を備える。
以下では、主軸センタ21及び心押センタ31の回転軸方向と平行な方向をZ軸方向と規定し、Z軸方向に直交する高さ方向をY軸方向と規定し、Y軸方向及びZ軸方向に直交する奥行き方向をX軸方向と規定する。X軸方向及びZ軸方向は、本例では、水平方向である。
【0010】
図1及び図2に示すベッドSの上面には、テーブル40がZ軸方向、すなわち図1の上下方向にスライド可能に設置されている。主軸ユニット20と心押ユニット30とは、テーブル40の上面に、Z軸方向に対向するように配置されている。主軸ユニット20はテーブル40の一端側、すなわち図1の下端側に位置する。心押ユニット30はテーブル40の他端側、すなわち図1の上端側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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