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公開番号2025073784
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184850
出願日2023-10-27
発明の名称ブラスト装置
出願人株式会社サンポー
代理人個人
主分類B24C 3/16 20060101AFI20250502BHJP(研削;研磨)
要約【課題】長尺状のワークを研掃することができるブラスト装置を提供する。
【解決手段】ブラスト装置1は、円筒状であるワークWの内部を研掃する装置であって、ワークWをその中心軸が水平方向に対する所定の傾斜角度で傾斜するように支持する支持パイプ14と、ワークWをその中心軸を中心に回転させる第1回転機構と、支持パイプ14に対して斜め上方に設けられ、所定の傾斜角度で傾斜して延び、研掃材供給部から供給された研掃材を投射するノズル21と、ノズル21をその軸方向に沿って移動させ、ノズル21を支持パイプ14に支持されたワークW内に挿入可能に構成されたノズル移動機構23とを備える。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
円筒状であるワークの内部を研掃するためのブラスト装置であって、
ワークをその中心軸が水平方向に対する所定の傾斜角度で傾斜するように支持する支持部材と、
ワークをその中心軸を中心に回転させる第1回転機構と、
前記支持部材に対して斜め上方に設けられ、前記所定の傾斜角度で傾斜して延び、研掃材供給部から供給された研掃材を投射するノズルと、
前記ノズルをその軸方向に沿って移動させ、前記ノズルを前記支持部材に支持されたワーク内に挿入可能に構成されたノズル移動機構と、を備えるブラスト装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記支持部材を回転可能に支持する第2回転機構を更に備え、
前記支持部材は、両端部の間に位置する中間部を有し、
前記第2回転機構は、前記支持部材を、前記中間部に設けた中心軸を中心に回動させるように構成されている、請求項1に記載のブラスト装置。
【請求項3】
前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を、水平方向に移動させる水平移動機構と、
前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を、鉛直方向に昇降させる昇降機構と、を更に備える、請求項1または請求項2に記載のブラスト装置。
【請求項4】
前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を支持するノズル架台と、
前記ノズル架台に連結されたホース保持部と、
前記ホース保持部に保持され、研掃材をノズルまで供給するホースと、を更に備え、
前記ホース保持部は、
前記ノズル架台に連結され、前記ノズル架台から離間するにつれて下方に傾斜するように延びる一対のガイドと、
前記一対のガイドの間に、前記一対のガイドに沿って移動可能に設けられ、自重により下方へ下がるように構成された台車と、を有し、
前記ホースは、研掃材供給部から前記ホース保持部まで延び、前記ホース保持部において、前記一対のガイドの間の空間の下側を斜め下側へ前記台車まで延び、前記台車で反転して、斜め上側へ前記ノズルまで延び、前記ノズルの端部に接続されている、請求項1または請求項2に記載のブラスト装置。
【請求項5】
前記ノズルの先端に接続される長尺状部材と、
前記長尺状部材を、前記支持部材に対して前記ノズルが位置する側とは反対側から引っ張る引張機構と、を更に備える、請求項1または請求項2に記載のブラスト装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円筒状の被研掃物(以下「ワーク」とする)を研掃するブラスト装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、筒状ワークをその軸が鉛直方向を向くように保持し、研掃材を投射するノズルを筒状のワークの下側に固定し、ノズルから研掃材を投射して、筒状ワークの内周面を研掃する筒状ワークの研掃装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-007359号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の研掃装置では、例えば全長が3mまでのワークの内周面を研掃することができるが、全長が3m以上のワークを研掃することができない。
【0005】
そこで、本発明は、長尺状のワークを研掃することができるブラスト装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態におけるブラスト装置は、円筒状であるワークの内部を研掃するためのブラスト装置であって、ワークをその中心軸が水平方向に対する所定の傾斜角度で傾斜するように支持する支持部材と、ワークをその中心軸を中心に回転させる第1回転機構と、前記支持部材に対して斜め上方に設けられ、前記所定の傾斜角度で傾斜して延び、研掃材供給部から供給された研掃材を投射するノズルと、前記ノズルをその軸方向に沿って移動させ、前記ノズルを前記支持部材に支持されたワーク内に挿入可能に構成されたノズル移動機構と、を備える。
【0007】
前記支持部材を回転可能に支持する第2回転機構を更に備え、前記支持部材は、両端部の間に位置する中間部を有し、前記第2回転機構は、前記支持部材を、前記中間部に設けた中心軸を中心に回動させるように構成されてもよい。
【0008】
前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を、水平方向に移動させる水平移動機構と、前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を、鉛直方向に昇降させる昇降機構と、を更に備えてもよい。
【0009】
前記ノズルおよび前記ノズル移動機構を支持するノズル架台と、前記ノズル架台に連結されたホース保持部と、前記ホース保持部に保持され、研掃材をノズルまで供給するホースと、を更に備え、前記ホース保持部は、前記ノズル架台に連結され、前記ノズル架台から離間するにつれて下方に傾斜するように延びる一対のガイドと、前記一対のガイドの間に、前記一対のガイドに沿って移動可能に設けられ、自重により下方へ下がるように構成された台車と、を有し、前記ホースは、研掃材供給部から前記ホース保持部まで延び、前記ホース保持部において、前記一対のガイドの間の空間の下側を斜め下側へ前記台車まで延び、前記台車で反転して、斜め上側へ前記ノズルまで延び、前記ノズルの端部に接続されてもよい。
【0010】
前記ノズルの先端に接続される長尺状部材と、前記長尺状部材を、前記支持部材に対して前記ノズルが位置する側とは反対側から引っ張る引張機構と、を更に備えてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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