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公開番号2025080007
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192946
出願日2023-11-13
発明の名称加工方法
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類B24B 29/00 20060101AFI20250516BHJP(研削;研磨)
要約【課題】フラップホイールを長持ちさせる。
【解決手段】加工方法は、複数の研磨布紙22を有するフラップホイール2を第1方向に回転させた状態で被加工物Wに押し当てる第1工程と、フラップホイール2を第1方向と逆の第2方向に回転させた状態でドレッサ7に押し当てる第2工程と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の研磨布紙を有するフラップホイールを第1方向に回転させた状態で被加工物に押し当てる第1工程と、
前記フラップホイールを前記第1方向と逆の第2方向に回転させた状態でドレッサに押し当てる第2工程と、
を含む、
加工方法。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記フラップホイールを前記第1方向に回転させた状態で前記被加工物と異なる対象物に押し当てる第3工程をさらに含む、
請求項1に記載の加工方法。
【請求項3】
前記第2工程は、予め設定されたタイミングで開始する、
請求項1または2に記載の加工方法。
【請求項4】
前記第2工程において、前記フラップホイールは、予め設定された時間に亘って前記ドレッサに押し当てられる、
請求項1または2に記載の加工方法。
【請求項5】
前記第1工程により加工された前記被加工物の表面の形状を計測する第4工程をさらに含み、
前記第2工程の開始タイミング、および、前記第2工程において前記フラップホイールを前記ドレッサに押し当てる時間の一方または双方は、前記第4工程における計測結果に基づいて決定される、
請求項1または2に記載の加工方法。
【請求項6】
前記フラップホイールの状態を検出する第5工程をさらに含み、
前記第2工程の開始タイミング、および、前記第2工程において前記フラップホイールを前記ドレッサに押し当てる時間の一方または双方は、前記第5工程における検出結果に基づいて決定される、
請求項1または2に記載の加工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加工方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
加工方法として、例えば、特許文献1に開示されているように、フラップホイールを用いる方法がある。フラップホイールは、放射状に配置される複数の研磨布紙を有する。フラップホイールが回転した状態で被加工物に押し当てられることによって、被加工物の表面が研磨される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平7-11254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、フラップホイールを用いた加工を行う過程では、研磨布紙の先端側で消耗が進むことに伴って、フラップホイールの切削力が低下していく。フラップホイールの切削力がある程度低下した場合、フラップホイールを交換する必要が生じ得る。そこで、フラップホイールを長持ちさせることが望まれている。
【0005】
本開示の目的は、フラップホイールを長持ちさせることが可能な加工方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の加工方法は、複数の研磨布紙を有するフラップホイールを第1方向に回転させた状態で被加工物に押し当てる第1工程と、フラップホイールを第1方向と逆の第2方向に回転させた状態でドレッサに押し当てる第2工程と、を含む。
【0007】
フラップホイールを第1方向に回転させた状態で被加工物と異なる対象物に押し当てる第3工程をさらに含んでもよい。
【0008】
第2工程は、予め設定されたタイミングで開始してもよい。
【0009】
第2工程において、フラップホイールは、予め設定された時間に亘ってドレッサに押し当てられてもよい。
【0010】
第1工程により加工された被加工物の表面の形状を計測する第4工程をさらに含み、第2工程の開始タイミング、および、第2工程においてフラップホイールをドレッサに押し当てる時間の一方または双方は、第4工程における計測結果に基づいて決定されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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