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公開番号2025096904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023212891
出願日2023-12-18
発明の名称除塵装置
出願人進和テック株式会社,株式会社IHIジェットサービス
代理人弁理士法人山田特許事務所
主分類B01D 47/00 20060101AFI20250623BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】好適な除塵性能を長時間持続し得る除塵装置を提供する。
【解決手段】表面に捕集液による捕集層を形成されると共に、空気の流路に送られて空気中の固体粒子を捕集する湿式のフィルタパネル6と、捕集液を貯留し、捕集液中にフィルタパネル6を浸漬する液槽3と、液槽3内で捕集液中に浸漬されたフィルタパネル6に対し、下方から気体を送り込む送気部7aを備えた洗浄促進装置7とを備えて除塵装置を構成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
表面に捕集液による捕集層を形成されると共に、空気の流路に送られて空気中の固体粒子を捕集する湿式のフィルタパネルと、
捕集液を貯留し、捕集液中に前記フィルタパネルを浸漬する液槽と、
前記液槽内で捕集液中に浸漬された前記フィルタパネルに対し、下方から気体を送り込む送気部を備えた洗浄促進装置と
を備えたことを特徴とする除塵装置。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記洗浄促進装置は、
前記液槽に浸漬された前記フィルタパネルを斜めの角度で支持する支持部をさらに備えていること
を特徴とする請求項1に記載の除塵装置。
【請求項3】
前記液槽から引き抜かれた固体粒子混じりの捕集液から固体粒子を分離する液処理装置を備え、固体粒子を分離した捕集液を前記液処理装置から前記液槽に戻し得るよう構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の除塵装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特に火山の噴火後における周辺地域など、空気に多量の塵埃が含まれる条件下において、空気の取込みを要する施設や設備に対し供給される空気から塵埃を除去するための装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、ガスタービンや内燃機関など、稼働に空気を必要とする装置を備えた施設や設備では、空気の取込口にフィルタを備えた除塵装置を設け、除塵された空気を前記装置に供給するようにしている。
【0003】
この種の除塵装置に関連する先行技術文献としては、例えば、下記の特許文献1~3等がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-037933号公報
特開2003-161214号公報
特開平7-204441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、例えば火山の噴火等が発生すると、空気中に火山灰が放出され、降灰によって空気中に多量の塵埃が火山灰の形で含まれる状況が生じる場合がある。このような場合、除塵装置は極めて高負荷の条件下で稼働することになり、除塵装置の性能次第では、空気の供給先であるガスタービンや内燃機関等の稼働を継続することが困難となる可能性がある。仮に除塵装置の除塵性能(時間あたりに除去可能な塵埃の量、あるいは時間あたりに供給可能な除塵空気の量)自体は十分であったとしても、時間あたりに吸着される塵埃の量が膨大であるため、頻繁なフィルタの交換や清掃が必要となり、その度にガスタービンや内燃機関等の稼働を停止する必要が生じることも考えられる。そこで、こういった高負荷の条件下において、長時間にわたり十分な除塵を継続できる除塵装置が求められていた。
【0006】
本発明は、斯かる実情に鑑み、好適な除塵性能を長時間持続し得る除塵装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、表面に捕集液による捕集層を形成されると共に、空気の流路に送られて空気中の固体粒子を捕集する湿式のフィルタと、捕集液を貯留し、捕集液中に前記フィルタを浸漬する液槽と、前記液槽内で捕集液中に浸漬された前記フィルタに対し、下方から気体を送り込む送気部を備えた洗浄促進装置とを備えたことを特徴とする除塵装置にかかるものである。
【0008】
本発明の除塵装置において、前記洗浄促進装置は、前記液槽に浸漬された前記フィルタを斜めの角度で支持する支持部をさらに備えてもよい。
【0009】
本発明の除塵装置は、前記液槽から引き抜かれた固体粒子混じりの捕集液から固体粒子を分離する液処理装置を備え、固体粒子を分離した捕集液を前記液処理装置から前記液槽に戻し得るよう構成することもできる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の除塵装置によれば、好適な除塵性能を長時間持続するという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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