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公開番号2025113860
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008237
出願日2024-01-23
発明の名称ピッキング設備
出願人株式会社IHI物流産業システム
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65G 1/137 20060101AFI20250728BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ピッキング設備において、荷物の取扱量等に応じて柔軟かつ効率的に運用形態を変更可能とする。
【解決手段】荷物XをコンテナYに収容するピッキング作業が行われるピッキング部4と、荷物Xを載せて走行することで、ピッキング部4に荷物Xを搬送する複数の荷物搬送ロボット8と、コンテナYを載せて走行することで、ピッキング部4にコンテナYを搬送する複数のコンテナ搬送ロボット9と、荷物搬送ロボット8及びコンテナ搬送ロボット9を制御する制御部10cとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
荷物を出荷用荷物収容体に収容するピッキング作業が行われるピッキング部と、
前記荷物を載せて走行することで、前記ピッキング部に前記荷物を搬送する複数の荷物搬送装置と、
前記出荷用荷物収容体を載せて走行することで、前記ピッキング部に前記出荷用荷物収容体を搬送する複数の収容体搬送装置と、
前記荷物搬送装置及び前記収容体搬送装置を制御する制御部と
を備えることを特徴とするピッキング設備。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記ピッキング部は、予め定められた範囲の任意の箇所に配置可能であることを特徴とする請求項1記載のピッキング設備。
【請求項3】
前記荷物搬送装置及び前記収容体搬送装置は、前記制御部の制御の下に自動走行する自律走行搬送ロボットであることを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
【請求項4】
複数の前記荷物を載置可能な荷物載置棚と、
前記荷物載置棚を複数配置可能であると共に、前記荷物載置棚に対して前記荷物を補充可能な入庫部と
を備え、
前記荷物搬送装置は、前記入庫部と前記ピッキング部との間にて、前記荷物載置棚を移動させることで前記荷物を搬送する
ことを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
【請求項5】
前記出荷用荷物収容体を載置可能な収容体載置棚と、
前記収容体載置棚を複数配置可能であると共に、前記収容体載置棚に対して前記出荷用荷物収容体を受け渡し可能な出荷部と
を備え、
前記収容体搬送装置は、前記出荷部と前記ピッキング部との間にて、前記収容体載置棚を移動させることで前記出荷用荷物収容体を搬送する
ことを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
【請求項6】
出荷頻度が低い前記荷物が載置される低頻度荷物載置部を備え、
前記収容体搬送装置は、前記低頻度荷物載置部に対して前記出荷用荷物収容体を搬送可能である
ことを特徴とする請求項4記載のピッキング設備。
【請求項7】
前記ピッキング部は、複数の前記荷物搬送装置と複数の前記収容体搬送装置を同時に隣接配置可能であることを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
【請求項8】
前記荷物を収容すべき前記出荷用荷物収容体を示すインジケータを備えることを特徴とする請求項6記載のピッキング設備。
【請求項9】
前記ピッキング部における作業状態を入力する操作端末を備え、
前記制御部は、前記操作端末からの入力情報に基づいて前記荷物搬送装置及び前記収容体搬送装置を制御する
ことを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
【請求項10】
前記ピッキング部は、前記荷物搬送装置によって搬送された前記荷物を、前記収容体搬送装置によって搬送された前記出荷用荷物収容体に収容するピッキングロボットを備えることを特徴とする請求項1または2記載のピッキング設備。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ピッキング設備に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、流動棚に載置された荷物をコンテナに収容するピッキング設備が開示されている。特許文献1に開示されたピッキング設備は、コンテナを搬送するローラコンベヤを備えている。このような特許文献1に開示されたピッキング設備では、作業者が流動棚から荷物をピックアップし、ローラコンベヤ上を流れる複数のコンテナに対してピックアップした物品を収容する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-59509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1の流動棚のような棚からコンテナへの荷物の収容作業を作業者が行う場合には、作業者の手の届く範囲に棚やローラコンベヤを配置する必要がある。このような棚やローラコンベヤ等の機器は、大型で固定されたものである。このため、特許文献1のピッキング設備では、機器レイアウトは容易に変更できるものではない。したがって、荷物の取扱量が少ない場合には設備能力が過剰となったり、荷物の取扱量が多い場合には設備能力が足りなくなったりする場合がある。このように、特許文献1に開示されたようなピッキング設備では、荷物の取扱量等に応じて柔軟かつ効率的に運用形態を変更することができない。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ピッキング設備において、荷物の取扱量等に応じて柔軟かつ効率的に運用形態を変更可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、荷物を出荷用荷物収容体に収容するピッキング作業が行われるピッキング部と、上記荷物を載せて走行することで、上記ピッキング部に上記荷物を搬送する複数の荷物搬送装置と、上記出荷用荷物収容体を載せて走行することで、上記ピッキング部に上記出荷用荷物収容体を搬送する複数の収容体搬送装置と、上記荷物搬送装置及び上記収容体搬送装置を制御する制御部とを備えるという構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、荷物を出荷用荷物収容体に収容するピッキング作業が行われるピッキング部に対して、荷物が載置された荷物搬送装置が走行して近づくことができる。また、ピッキング部に対して、出荷用荷物収容体が載置された収容体搬送装置が走行して近づくことができる。つまり、本発明は、固定された棚やコンベヤに作業者やピッキングロボットを近づけるのではなく、ピッキング作業が行われる箇所に、荷物や出荷用荷物収容体を近づける。このような本発明によれば、ピッキング部の位置や設置数を用意に変更することができ、ピッキング設備において、荷物の取扱量等に応じて柔軟かつ効率的に運用形態を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態におけるピッキング設備の概略構成を示す平面的な模式図である。
本発明の第1実施形態におけるピッキング設備の概略構成を示す模式的な斜視図である。
本発明の第1実施形態におけるピッキング設備の動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の第2実施形態におけるピッキング設備が備える荷物載置棚の模式的な斜視図である。
本発明の第2実施形態におけるピッキング設備が備えるコンテナ載置棚の模式的な斜視図である。
本発明の第3実施形態におけるピッキング設備の概略構成を示す平面的な模式図である。
本発明の第4実施形態におけるピッキング設備の概略構成を示す平面的な模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係るピッキング設備の一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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