TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025084432
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023198333
出願日2023-11-22
発明の名称多缶燃焼器ガスタービンおよび多缶燃焼器ガスタービンの改造方法
出願人株式会社IHI
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類F23R 3/46 20060101AFI20250527BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約【課題】燃焼ガス中に含まれる有害成分を低減する。
【解決手段】多缶燃焼器ガスタービン1は、インペラが収容される圧縮機2と、タービン翼車が収容されるタービン3と、インペラとタービン翼車とを接続するシャフトと、シャフトが収容され、圧縮機とタービンとの間に設けられる連結部5と、連結部に設けられ、シャフトの回転方向に配列された複数の接続部5bと、接続部に接続され、内部に燃焼室が形成される1または複数の第1燃焼器100a、および、接続部に接続され、第1燃焼器よりも容積の大きい燃焼室が内部に形成される1または複数の第2燃焼器100bを含む複数の燃焼器100と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
インペラが収容される圧縮機と、
タービン翼車が収容されるタービンと、
前記インペラと前記タービン翼車とを接続するシャフトと、
前記シャフトが収容され、前記圧縮機と前記タービンとの間に設けられる連結部と、
前記連結部に設けられ、前記シャフトの回転方向に配列された複数の接続部と、
前記接続部に接続され、内部に燃焼室が形成される1または複数の第1燃焼器、および、前記接続部に接続され、前記第1燃焼器よりも容積の大きい燃焼室が内部に形成される1または複数の第2燃焼器を含む複数の燃焼器と、
を備える多缶燃焼器ガスタービン。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記燃焼器は、
一端にバーナが設けられ、他端が前記接続部に接続され、
前記燃焼室は、
前記バーナ側に位置する一次領域と、前記一次領域よりも前記接続部側に位置する二次領域とを含み、
前記第1燃焼器および前記第2燃焼器の前記二次領域の形状および大きさが略同一である、
請求項1に記載の多缶燃焼器ガスタービン。
【請求項3】
少なくとも2つの前記燃焼器の前記一次領域を接続する火移り管、
をさらに備える請求項2に記載の多缶燃焼器ガスタービン。
【請求項4】
インペラが収容される圧縮機と、タービン翼車が収容されるタービンと、前記インペラと前記タービン翼車とを接続するシャフトと、前記シャフトが収容され、前記圧縮機と前記タービンとの間に設けられる連結部と、前記連結部に設けられ、前記シャフトの回転方向に配列された複数の接続部とを備える多缶燃焼器ガスタービンの改造方法であって、
内部に燃焼室が形成される1または複数の第1燃焼器を前記接続部に接続することと、
前記第1燃焼器よりも容積の大きい燃焼室が内部に形成される1または複数の第2燃焼器を前記接続部に接続することと、
を含む多缶燃焼器ガスタービンの改造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、多缶燃焼器ガスタービンおよびその改造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1、2に示されるように、圧縮機およびタービンを備える多缶燃焼器ガスタービンが知られている。多缶燃焼器ガスタービンは、圧縮機とタービンとの間に複数の燃焼器が設けられる。各燃焼器における燃料の燃焼により動力が生成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-47401号公報
特開2019-167924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、二酸化炭素の排出を低減するべく、炭化水素系燃料に代えて、アンモニア等の低カロリー燃料を用いることが検討されている。しかしながら、アンモニアは難燃性の燃料であるため、従来の多缶燃焼器ガスタービンに燃料としてアンモニアを使用すると、燃焼が不十分となり、NOx等の有害成分が排出されるおそれがある。
【0005】
本開示の目的は、燃焼ガス中に含まれる有害成分を低減することが可能な多缶燃焼器ガスタービンおよびその改造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の多缶燃焼器ガスタービンは、
インペラが収容される圧縮機と、
タービン翼車が収容されるタービンと、
前記インペラと前記タービン翼車とを接続するシャフトと、
前記シャフトが収容され、前記圧縮機と前記タービンとの間に設けられる連結部と、
前記連結部に設けられ、前記シャフトの回転方向に配列された複数の接続部と、
前記接続部に接続され、内部に燃焼室が形成される1または複数の第1燃焼器、および、前記接続部に接続され、前記第1燃焼器よりも容積の大きい燃焼室が内部に形成される1または複数の第2燃焼器を含む複数の燃焼器と、
を備える。
【0007】
前記燃焼器は、
一端にバーナが設けられ、他端が前記接続部に接続され、
前記燃焼室は、
前記バーナ側に位置する一次領域と、前記一次領域よりも前記接続部側に位置する二次領域とを含み、
前記第1燃焼器および前記第2燃焼器の前記二次領域の形状および大きさは略同一であってもよい。
【0008】
多缶燃焼器ガスタービンは、
少なくとも2つの前記燃焼器の前記一次領域を接続する火移り管、
をさらに備えてもよい。
【0009】
上記課題を解決するために、本開示の多缶燃焼器ガスタービンの改造方法は、
インペラが収容される圧縮機と、タービン翼車が収容されるタービンと、前記インペラと前記タービン翼車とを接続するシャフトと、前記シャフトが収容され、前記圧縮機と前記タービンとの間に設けられる連結部と、前記連結部に設けられ、前記シャフトの回転方向に配列された複数の接続部とを備える多缶燃焼器ガスタービンの改造方法であって、
内部に燃焼室が形成される1または複数の第1燃焼器を前記接続部に接続することと、
前記第1燃焼器よりも容積の大きい燃焼室が内部に形成される1または複数の第2燃焼器を前記接続部に接続することと、
を含む。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、燃焼ガス中に含まれる有害成分を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社IHI
溶接装置
10日前
株式会社IHI
加工方法
13日前
株式会社IHI回転機械エンジニアリング
圧縮システム
22日前
株式会社IHI
配水支援システム
21日前
株式会社IHI物流産業システム
物流設備用自動倉庫
13日前
株式会社IHIエアロスペース
塗装方法及び塗装システム
22日前
株式会社IHI
分光計測装置及び分光計測方法
22日前
株式会社IHIインフラシステム
サンドル及びこれを用いた架台
23日前
株式会社IHI
燃焼装置およびガスタービンシステム
2日前
株式会社IHI
ロータ、モータ及びロータの製造方法
15日前
株式会社IHI
応力腐食割れの予測方法、および、コンピュータ
2日前
株式会社IHI
多缶燃焼器ガスタービンおよび多缶燃焼器ガスタービンの改造方法
2日前
株式会社IHI
風災マップの生成装置、生成方法、生成プログラム、保守計画の生成装置、生成方法、生成プログラム、防災対策計画の生成装置、生成方法、生成プログラム
7日前
個人
たき火台
2か月前
三浦工業株式会社
ボイラ
2か月前
株式会社ノーリツ
燃焼装置
2か月前
株式会社トヨトミ
固体燃料燃焼器
14日前
株式会社オメガ
熱風発生装置
21日前
三浦工業株式会社
ボイラ
2か月前
株式会社カトー
火葬設備
2か月前
大陽日酸株式会社
バーナ
17日前
大陽日酸株式会社
バーナ
23日前
大陽日酸株式会社
バーナ
17日前
リンナイ株式会社
予混合装置
1か月前
中外炉工業株式会社
アンモニア燃焼設備
2か月前
京セラ株式会社
ヒータ
2か月前
リンナイ株式会社
全一次燃焼式バーナ
1か月前
株式会社タクマ
固体炭素製造装置、及び固体炭素製造方法
1か月前
株式会社新越ワークス
燃焼装置
15日前
リンナイ株式会社
親子バーナ並びにガスコンロ
今日
株式会社新越ワークス
燃焼装置
15日前
株式会社ノーリツ
予混合装置およびこれを備えた燃焼装置
2か月前
リンナイ株式会社
親子バーナ並びにガスコンロ
今日
株式会社クボタ
火格子およびストーカ式焼却炉の炉床
3日前
株式会社ナリタテクノ
燃焼装置
2か月前
JX金属株式会社
燃焼処理施設の運転方法
1か月前
続きを見る