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公開番号
2025079904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192766
出願日
2023-11-13
発明の名称
物流設備用自動倉庫
出願人
株式会社IHI物流産業システム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/00 20060101AFI20250516BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】スタッカクレーンを用いる場合と比較して荷物の収容効率を高めると共に荷物の受け渡し場所を広く確保可能とする。
【解決手段】各々が荷物Xを互いに交差する第1水平方向と第2水平方向とに水平移動可能な複数の個別移動装置3と、複数の個別移動装置3を支持する強度部材からなる骨格フレーム2と、個別移動装置3を制御する制御装置とを備え、個別移動装置3は、同一平面にマス目状に配列された複数の荷物収容区画Rに対して荷物Xを移動可能であり、骨格フレーム2は、平面視における外縁部に荷物Xの個別移動装置3への受け渡しを可能とする開口部2cを複数有し、制御装置は、荷物Xが配置されていない荷物収容区画Rの位置に基づいて、受け渡しの対象である荷物Xを個別移動装置3に開口部2cまで水平移動させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
各々が荷物を互いに交差する第1水平方向と第2水平方向とに水平移動可能な複数の移動装置と、
複数の前記移動装置を支持する強度部材からなる骨格フレームと、
前記移動装置を制御する制御装置と
を備え、
前記移動装置は、同一平面にマス目状に配列された複数の荷物収容区画に対して前記荷物を移動可能であり、
前記骨格フレームは、平面視における外縁部に前記荷物の前記移動装置への受け渡しを可能とする開口部を複数有し、
前記制御装置は、前記荷物が配置されていない前記荷物収容区画の位置に基づいて、受け渡しの対象である前記荷物を前記移動装置に前記開口部まで水平移動させる
ことを特徴とする物流設備用自動倉庫。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記開口部は、平面視にて前記骨格フレームの外縁部の全域に設けられていることを特徴とする請求項1記載の物流設備用自動倉庫。
【請求項3】
前記骨格フレームは、前記外縁部の一部として、平面視にて互いに180°よりも小さな角度で接続されると共に各々が前記開口部を有する第1面と第2面とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の物流設備用自動倉庫。
【請求項4】
前記骨格フレームは、複数の前記荷物収容区画が同一平面にマス目状に配列されなる荷物収容エリアを上下方向に複数形成しており、
前記移動装置は、前記荷物収容エリアごとに設けられている
ことを特徴とする請求項1または2記載の物流設備用自動倉庫。
【請求項5】
上下方向にて異なる位置の前記荷物収容エリアに対して前記荷物を移動させる昇降装置を備えることを特徴とする請求項4に記載の物流設備用自動倉庫。
【請求項6】
複数のフロアを有する建屋を有し、
前記骨格フレーム及び前記移動装置が複数の前記フロアに設置されている
ことを特徴とする請求項1または2記載の物流設備用自動倉庫。
【請求項7】
前記フロアを上下方向に貫通して設けられると共に、異なる前記フロアに設置された前記移動装置の間で前記荷物を昇降するフロア間昇降装置を備えることを特徴とする請求項6記載の物流設備用自動倉庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、物流設備用自動倉庫に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、スタッカクレーンを備える自動倉庫が開示されている。特許文献に開示された自動倉庫は、荷物を載置可能なラックを複数備え、ラック同士の間にスタッカクレーンが走行可能に設置されている。特許文献1に開示された自動倉庫は、多数の荷物を保管可能とするために、多数のラックと複数のスタッカクレーンとを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-39596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、スタッカクレーンを走行させるためには、自動倉庫内にスタッカクレーンの走行スペースを確保する必要がある。このような走行スペースには、レールが敷設され、荷物を保管することはできない。特許文献1に開示された自動倉庫は、このようなスタッカクレーンを複数備えているため、自動倉庫内に走行スペースを広く確保する必要があり、荷物の収容効率を高めることが困難であった。また、スタッカクレーンでは荷物の受け渡し箇所が限定されている。一般的に、スタッカクレーンの走行スペースの一端部のみで荷物の受け渡しが可能である。このため、例えば、受け渡しの荷物が大量にある場合等には、荷物の受け渡しに時間を要することになる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、スタッカクレーンを用いる場合と比較して荷物の収容効率を高めると共に荷物の受け渡し場所を広く確保可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の第1の態様は、物流設備用自動倉庫であって、各々が荷物を互いに交差する第1水平方向と第2水平方向とに水平移動可能な複数の移動装置と、複数の上記移動装置を支持する強度部材からなる骨格フレームと、上記移動装置を制御する制御装置とを備え、上記移動装置が、同一平面にマス目状に配列された複数の荷物収容区画に対して上記荷物を移動可能であり、上記骨格フレームが、平面視における外縁部に上記荷物の上記移動装置への受け渡しを可能とする開口部を複数有し、上記制御装置が、上記荷物が配置されていない上記荷物収容区画の位置に基づいて、受け渡しの対象である上記荷物を上記移動装置に上記開口部まで水平移動させるという構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、マス目状に配列された荷物収容区画の各々にて荷物を収容することができる。また、交差する第1水平方向と第2水平方向とに荷物を移動可能な移動装置によって、隣接する荷物収容区画へ荷物を移動可能である。このような本発明によれば、スタッカクレーンの走行スペースを確保することなく、荷物を収容することができ、荷物の収容効率を高めることができる。また、本発明によれば、骨格フレームの平面視における外縁部にて荷物の受け渡し行うことができ、荷物の受け渡し場所を広く確保できる。したがって、本発明は、スタッカクレーンを用いる場合と比較して荷物の収容効率を高めると共に荷物の受け渡し場所を広く確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態の物流設備用自動倉庫の概略構成を示す斜視図である。
本発明の第1実施形態の物流設備用自動倉庫の一部の模式的な拡大正面図である。
本発明の第1実施形態の物流設備用自動倉庫が備える骨格フレームの外形形状を示す模式的な平面図である。
本発明の第1実施形態の物流設備用自動倉庫の機能構成を示すブロック図である。
前後方向及び左右方向に3つずつ配列された合計9つの荷物収容区画を示す模式的な平面図である。
本発明の第2実施形態の物流設備用自動倉庫の概略構成を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る物流設備用自動倉庫の一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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