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公開番号
2025104789
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222856
出願日
2023-12-28
発明の名称
評価装置、評価方法、及び、評価プログラム
出願人
株式会社IHI
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/08 20240101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約
【課題】相異なる複数のスポットを移動する際の移動コストに関する指標を定量的に出力することが可能な、評価装置、評価方法、及び、評価プログラムを提供する。
【解決手段】評価装置、評価方法、及び、評価プログラムは、入力部及び出力部と接続されたコントローラに係る。入力部を介して、少なくとも2つのスポットを含む集合に関して、スポットの配置を示す配置情報を取得する。配置情報に関連付けられた、相異なるスポットの間の移動コストに基づいてスポットごとの指標を算出し、出力部を介して指標を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力部と、出力部と、前記入力部及び前記出力部と接続されたコントローラと、を備える評価装置であって、
前記コントローラは、
前記入力部を介して、少なくとも2つのスポットを含む集合に関して、前記スポットの配置を示す配置情報を取得し、
前記配置情報に関連付けられた、相異なる前記スポットの間の移動コストに基づいて、前記スポットごとの指標を算出し、
前記出力部を介して、前記指標を出力する、
評価装置。
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【請求項2】
前記コントローラは、前記配置情報に基づいて、算出された一の前記スポットと他の前記スポットの間の前記移動コストが小さいほど、一の前記スポットに係る前記指標を大きく算出する、請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
少なくとも1つの前記スポットは、アイテムを配置するスペースに係る配置スポットである、請求項1に記載の評価装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記配置スポットの個数をM個、
j番目(1≦j≦M)の前記配置スポット及びk番目(1≦k≦M)の前記配置スポットの間の前記移動コストに関する単調増加関数の逆数によって、j行k列目の成分が定められる正方行列を、各列の成分の合計が1となるように正規化して得られる行列をA、
成分の合計が1となるように正規化された列ベクトルをgとして、
Agとgの間の差分が所定の誤差範囲内である場合の列ベクトルgのj番目(1≦j≦M)の成分に基づいて、j番目の前記配置スポットの前記指標を算出する
請求項3に記載の評価装置。
【請求項5】
少なくとも1つの前記スポットは、アイテムに対する作業を行うスペースに係る作業スポットである、請求項3に記載の評価装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記配置スポットの個数をM個、
前記作業スポットの個数をN個、
j番目(1≦j≦M)の前記配置スポットとs番目(1≦s≦N)の前記作業スポットの間の前記移動コストに関する単調増加関数の逆数に対して、sを変化させた中で最大の前記逆数の値、又は、全てのsについて前記逆数を合計した値、のいずれかをj番目の成分とする列ベクトルを、成分の合計が1となるように正規化して得られる列ベクトルをfとして、
列ベクトルfのj番目(1≦j≦M)の成分に基づいて、j番目の前記配置スポットの前記指標を算出する
請求項5に記載の評価装置。
【請求項7】
前記スポットは、倉庫又はエリア内に含まれる地点である、請求項1に記載の評価装置。
【請求項8】
前記移動コストは、相異なる前記スポットの間の移動時間、及び、相異なる前記スポットの間の移動距離の少なくともいずれかと相関がある、請求項1に記載の評価装置。
【請求項9】
前記配置情報は、前記スポットに対応付けられた頂点、及び、前記スポットの間の移動可能な経路に対応付けられた辺を有するグラフによって記述される、請求項1に記載の評価装置。
【請求項10】
前記グラフに含まれる前記辺の一部又は全部に向きが付与されており、
前記向きは、相異なる前記スポットの間における移動が可能な方向に対応付けられている、
請求項9に記載の評価装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、評価装置、評価方法、及び、評価プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、表示画面上で定義した倉庫フロア図面上に、出荷商品を収容させた保管機器アイコンを移動可能に貼り付けて表示させることによって、物流倉庫のレイアウト設計を支援するシステム、その方法、及び、そのプログラムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-288248号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術によれば、作業用地点に近い格納用地点に対して高い重要度を設定し、これらの格納用地点に出庫頻度の高い物品を配置する。しかしながら、相異なる複数のスポット(地点)を移動する際の移動コストに関する指標を定量的に出力できないという課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、相異なる複数のスポットを移動する際の移動コストに関する指標を定量的に出力することが可能な、評価装置、評価方法、及び、評価プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る評価装置、評価方法、及び、評価プログラムは、入力部及び出力部と接続されたコントローラに係る。入力部を介して、少なくとも2つのスポットを含む集合に関して、スポットの配置を示す配置情報を取得する。配置情報に関連付けられた、相異なるスポットの間の移動コストに基づいてスポットごとの指標を算出し、出力部を介して指標を出力する。
【0007】
コントローラは、配置情報に基づいて、算出された一のスポットと他のスポットの間の移動コストが小さいほど、一のスポットに係る指標を大きく算出してもよい。
【0008】
少なくとも1つのスポットは、アイテムを配置するスペースに係る配置スポットであってもよい。
【0009】
配置スポットの個数をM個とする。j番目(1≦j≦M)の配置スポット及びk番目(1≦k≦M)の配置スポットの間の移動コストに関する単調増加関数の逆数によって、j行k列目の成分が定められる正方行列を、各列の成分の合計が1となるように正規化して得られる行列をAとする。成分の合計が1となるように正規化された列ベクトルをgとする。コントローラは、Agとgの間の差分が所定の誤差範囲内である場合の列ベクトルgのj番目(1≦j≦M)の成分に基づいて、j番目の配置スポットの指標を算出してもよい。
【0010】
少なくとも1つのスポットは、アイテムに対する作業を行うスペースに係る作業スポットであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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