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公開番号2024157100
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-07
出願番号2023071223
出願日2023-04-25
発明の名称砥石
出願人株式会社ナノテム
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B24D 3/00 20060101AFI20241030BHJP(研削;研磨)
要約【課題】強度を高めることができる砥石を提供する。
【解決手段】被加工物を加工する加工面10aを有する砥石10は、重なるように配置されている複数のメッシュ材30と、メッシュ材30に結合され、被加工物を加工する複数の加工部11と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被加工物を加工する加工面を有する砥石であって、
少なくとも一部が重なるように配置されている複数のメッシュ材と、
前記メッシュ材に結合され、被加工物を加工する単数又は複数の加工部と、を備える、
砥石。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記砥石は、前記加工面に前記加工部を部分的に露出させつつ、前記複数のメッシュ材が埋め込まれる充填材を備え、
前記複数の加工部は、間隔を持って前記メッシュ材に結合されている、
請求項1に記載の砥石。
【請求項3】
前記加工面は、円柱状の前記砥石の外周面に形成され、
前記複数のメッシュ材は、それぞれ円形シート状をなし、互いに積み重ねられ、
前記複数の加工部は、前記メッシュ材の径方向外側に結合され、前記メッシュ材の周方向に間隔を持って配置されている、
請求項1又は2に記載の砥石。
【請求項4】
前記加工面は、円形又は円環の平面をなし、
前記複数のメッシュ材は、それぞれ前記砥石の回転軸の方向に延びる円筒状又は渦巻き状をなし、前記加工面の径方向に重ねられて配置される、
請求項1又は2に記載の砥石。
【請求項5】
前記複数の加工部は、前記加工面に、前記砥石の回転軸に対して傾斜した傾斜方向に並ぶように配置されている、
請求項3に記載の砥石。
【請求項6】
前記複数の加工部は、前記加工面にランダムに配置されている、
請求項3に記載の砥石。
【請求項7】
前記加工面に対して傾斜した方向に延び、前記加工面の径方向に並べられる複数の加工シートを備え、
前記複数の加工シートは、前記加工面で渦巻きをなす仮想曲線の上に連続して又は間隔を持って配置され、
前記複数の加工シートは、それぞれ、前記メッシュ材と、前記メッシュ材に結合された前記加工部と、を備え、
前記仮想曲線は、前記加工面に複数設けられ、互いに交差しないように配置されている、
請求項1に記載の砥石。
【請求項8】
前記複数の加工シートは、前記加工面の周方向と径方向に並べられている、
請求項7に記載の砥石。
【請求項9】
前記砥石は、前記複数のメッシュ材を立設させた状態で、前記複数のメッシュ材それぞれの根元部を連結し、前記複数のメッシュ材と同一の材質の一体物として形成されているメッシュベース部を備える、
請求項1に記載の砥石。
【請求項10】
前記メッシュベース部には、前記複数のメッシュ材それぞれの根元部に前記メッシュ材と同形状の開口孔が形成されている、
請求項9に記載の砥石。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、砥石に関する。
続きを表示(約 920 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の砥石は、加工面に複数の筒部が並べられた構造を有する。この筒部は、被加工物であるワークを加工するための複数の砥粒を含有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-49574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載の砥石では、砥石の強度に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、強度を高めることができる砥石を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る砥石は、被加工物を加工する加工面を有する砥石であって、少なくとも一部が重なるように配置されている複数のメッシュ材と、前記メッシュ材に結合され、被加工物を加工する単数又は複数の加工部と、を備える。
【0007】
また、前記砥石は、前記加工面に前記加工部を部分的に露出させつつ、前記複数のメッシュ材が埋め込まれる充填材を備え、前記複数の加工部は、間隔を持って前記メッシュ材に結合されている、ようにしてもよい。
【0008】
また、前記加工面は、円柱状の前記砥石の外周面に形成され、前記複数のメッシュ材は、それぞれ円形シート状をなし、互いに積み重ねられ、前記複数の加工部は、前記メッシュ材の径方向外側に結合され、前記メッシュ材の周方向に間隔を持って配置されている、ようにしてもよい。
【0009】
また、前記加工面は、円形又は円環の平面をなし、前記複数のメッシュ材は、それぞれ前記砥石の回転軸の方向に延びる円筒状又は渦巻き状をなし、前記加工面の径方向に重ねられて配置される、ようにしてもよい。
【0010】
また、前記複数の加工部は、前記加工面に、前記砥石の回転軸に対して傾斜した傾斜方向に並ぶように配置されている、ようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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