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公開番号2024174722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092706
出願日2023-06-05
発明の名称加工工具の管理方法
出願人株式会社ディスコ
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B24B 45/00 20060101AFI20241210BHJP(研削;研磨)
要約【課題】ストッカーに保持される加工工具の種類を管理する際のミスを抑制することができる加工工具の管理方法を提供すること。
【解決手段】加工工具の管理方法は、制御ユニットが第1保持部に保持する切削ブレードの種類を記憶する記憶ステップと、読み取りユニットによってコードを読み取る読み取りステップ1012と、読み取りステップ1012で読み取った切削ブレードの種類と、記憶ステップで記憶した切削ブレードの種類と、が一致するかを判定する判定ステップ1013と、一致する場合、搬送アームによって切削ブレードを第1保持部で保持し、一致しない場合、搬送アームによって切削ブレードを対象外の切削ブレードを保持する第2保持部に搬出する移動ステップ1014と、を備え、第1保持部に所望する種類の切削ブレードのみが保持されるように管理する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
ストッカーに所定種類の加工工具のみが保持されるように管理する加工工具の管理方法であって、
該ストッカーは、
加工工具を保持する保持部と、
加工工具に形成されたコードまたはRFIDタグを読み取る読み取り部と、
該保持部に対して該加工工具を搬入及び搬出する搬送アームと、
制御ユニットと、を備え、
該制御ユニットが該保持部に保持する該加工工具の種類を記憶する記憶ステップと、
該読み取り部によって該コードまたは該RFIDタグを読み取る読み取りステップと、
該読み取りステップで読み取られた情報から、該保持部と該保持部に保持される加工工具の種類と、を紐付けた加工工具の保管データを作成する保管データ作成ステップと、
該読み取りステップで読み取った該加工工具の種類と、該記憶ステップで記憶した該加工工具の種類と、が一致するかを判定する判定ステップと、
一致する場合、該搬送アームによって該加工工具を該保持部で保持し、一致しない場合、該搬送アームによって該加工工具を対象外の加工工具を保持する第2保持部に搬出する移動ステップと、を備え、
該保持部に所望する種類の該加工工具のみが保持されるように管理する加工工具の管理方法。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
該移動ステップ後に、該保管データを更新する請求項1に記載の加工工具の管理方法。
【請求項3】
該ストッカーは該加工工具を使用する加工装置に隣接して設置され、
該搬送アームによって該ストッカーと該加工装置との間で該加工工具を搬送する搬送ステップをさらに備える請求項1に記載の加工工具の管理方法。
【請求項4】
該読み取りステップと、該判定ステップと、該移動ステップと、は該搬送ステップが実施されていないタイミングで実施することを特徴とする請求項3に記載の加工工具の管理方法。
【請求項5】
該加工装置は、
被加工物を保持する保持テーブルと、
該加工工具を装着されるマウントと、該マウントを先端に固定するスピンドルと、を有し、
該加工工具は切削ブレードである請求項3又は請求項4に記載の加工工具の管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加工工具を保持するストッカーを用いた加工工具の管理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
複数の加工工具を保持するストッカーを使用する場合(例えば、特許文献1参照)、従来は、保持する加工工具の品種を手入力や加工工具に形成されたコードを読み取るなどして手動登録をしていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-103852号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1等に示されたストッカーのように加工工具の品種を手動登録すると、加工工具の登録作業にミスが発生する恐れや工数がかかる問題があった。
【0005】
本発明の目的は、ストッカーに保持される加工工具の種類を管理する際のミスを抑制することができる加工工具の管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の加工工具の管理方法は、ストッカーに所定種類の加工工具のみが保持されるように管理する加工工具の管理方法であって、該ストッカーは、加工工具を保持する保持部と、加工工具に形成されたコードまたはRFIDタグを読み取る読み取り部と、該保持部に対して該加工工具を搬入及び搬出する搬送アームと、制御ユニットと、を備え、該制御ユニットが該保持部に保持する該加工工具の種類を記憶する記憶ステップと、該読み取り部によって該コードまたは該RFIDタグを読み取る読み取りステップと、該読み取りステップで読み取られた情報から、該保持部と該保持部に保持される加工工具の種類と、を紐付けた加工工具の保管データを作成する保管データ作成ステップと、該読み取りステップで読み取った該加工工具の種類と、該記憶ステップで記憶した該加工工具の種類と、が一致するかを判定する判定ステップと、一致する場合、該搬送アームによって該加工工具を該保持部で保持し、一致しない場合、該搬送アームによって該加工工具を対象外の加工工具を保持する第2保持部に搬出する移動ステップと、を備え、該保持部に所望する種類の該加工工具のみが保持されるように管理することを特徴とする。
【0007】
前記加工工具の管理方法では、該移動ステップ後に、該保管データを更新しても良い。
【0008】
前記加工工具の管理方法では、該ストッカーは該加工工具を使用する加工装置に隣接して設置され、該搬送アームによって該ストッカーと該加工装置との間で該加工工具を搬送する搬送ステップをさらに備えても良い。
【0009】
前記加工工具の管理方法では、該読み取りステップと、該判定ステップと、該移動ステップと、は該搬送ステップが実施されていないタイミングで実施しても良い。
【0010】
前記加工工具の管理方法では、該加工装置は、被加工物を保持する保持テーブルと、該加工工具を装着されるマウントと、該マウントを先端に固定するスピンドルと、を有し、該加工工具は切削ブレードでも良い。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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