TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024175631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-18
出願番号2023139475,2023093114
出願日2023-08-30,2023-06-06
発明の名称コンクリートバイブレータ
出願人エクセン株式会社,日本高圧コンクリート株式会社
代理人One ip弁理士法人
主分類E04G 21/08 20060101AFI20241211BHJP(建築物)
要約【課題】効率的に打設コンクリートの締め固めを行い、適正な品質管理を可能とするコンクリートバイブレータを提供する。
【解決手段】本開示によるコンクリートバイブレータは、内部に振動源を備えた棒状の振動体と、振動体の基端側に接続されたホースと、センサーで打設コンクリートの存在を検知して前記振動源への電力供給を制御する制御装置と、を備えるコンクリートバイブレータであって、前記センサーは、前記振動体の先端側に位置する第1電極を有し、前記振動体の打設コンクリートへの挿入開始を検知する第1センサーと、前記第1電極よりも前記振動体の基端側に位置する第2電極を有し、前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを検知する第2センサーと、を含み、前記第1電極と前記第2電極との間には、絶縁部が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
内部に振動源を備えた棒状の振動体と、
前記振動体の基端側に接続されたホースと、
センサーで打設コンクリートの存在を検知して前記振動源への電力供給を制御する制御装置と、を備えるコンクリートバイブレータであって、
前記センサーは、
前記振動体の先端側に位置する第1電極を有し、前記振動体の打設コンクリートへの挿入開始を検知する第1センサーと、
前記第1電極よりも前記振動体の基端側に位置する第2電極を有し、前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを検知する第2センサーと、を含み、
前記第1電極と前記第2電極との間には、絶縁部が設けられている、コンクリートバイブレータ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記制御装置は、
前記振動体の打設コンクリートへの挿入開始を前記第1センサーが検知した場合に前記振動体の振動を開始し、
前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを前記第2センサーが検知した場合に、前記振動体の振動を変化させる、請求項1に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項3】
前記制御装置は、
前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを前記第2センサーが検知した場合に、前記振動体の振動を一時的に停止し、その後振動を再開する、請求項2に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項4】
前記制御装置は、
前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを前記第2センサーが検知した場合に、前記振動体の振動強度を一時的に変化させる、請求項2に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項5】
前記制御装置は、
前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを前記第2センサーが検知した場合に、前記振動体の内部の偏心ウエイトの回転方向を変化させる、請求項2に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項6】
前記第1センサー及び前記第2センサーで検知した情報を、外部装置に出力するための送信手段をさらに備える、請求項1又は2に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項7】
前記第1センサー及び前記第2センサーで検知した情報を記憶するための記憶手段をさらに備える、請求項1又は2に記載のコンクリートバイブレータ。
【請求項8】
前記第1センサー及び前記第2センサーで検知した情報を表示するための表示手段をさらに備える、請求項1又は2に記載のコンクリートバイブレータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コンクリートバイブレータに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、打設コンクリートの締め固めに使用されるコンクリートバイブレータとして、打設コンクリートを検知することにより自動的にバイブレータの運転を制御することができる棒状のコンクリートバイブレータが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-014888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、コンクリート構造物の深さが深い部分を施工する場合は、複数の層に別けてコンクリートを締め固める、所謂「打ち重ね」と称される作業が行われている。例えば、最下層である1層目の上側に位置する2層目以降の施工では、先に形成した下層のコンクリートに棒状バイブレータを10cm以上差し込み、下層と上層とが一体となる様にする必要がある。
【0005】
しかしながら、この様な打ち重ね作業において、棒状バイブレータが前層のコンクリートに10cm以上到達したかは作業者の感覚に頼られる事が多く、品質管理の点で改善の余地がある。
【0006】
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率的に打設コンクリートの締め固めを行い、適正な品質管理を可能とするコンクリートバイブレータを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示によれば、内部に振動源を備えた棒状の振動体と、前記振動体の基端側に接続されたホースと、センサーで打設コンクリートの存在を検知して前記振動源への電力供給を制御する制御装置と、を備えるコンクリートバイブレータであって、前記センサーは、前記振動体の先端側に位置する第1電極を有し、前記振動体の打設コンクリートへの挿入開始を検知する第1センサーと、前記第1電極よりも前記振動体の基端側に位置する第2電極を有し、前記振動体が打設コンクリートに所定深さまで挿入されたことを検知する第2センサーと、を含み、前記第1電極と前記第2電極との間には、絶縁部が設けられている、コンクリートバイブレータが提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、効率的に打設コンクリートの締め固めを行い、適正な品質管理を可能とするコンクリートバイブレータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムの構成例を示す図である。
同実施形態に係るコンクリートバイブレータの振動体の拡大図である。
同実施形態に係るコンクリートバイブレータのブロック図である。
同実施形態に係るコンクリートバイブレータにおける一連の制御に係るフローチャート図である。
同実施形態に係るコンクリートバイブレータを用いる打設作業の一例を示す図である。
図5の状態からさらに振動体を打設コンクリートに深く挿入した状態を示す図である。
本開示の他の実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムの構成例を示す図である。
図7の実施形態に係るコンクリートバイブレータのブロック図である。
図7、8にかかる実施形態に係るコンクリートバイブレータにおける一連の制御に係るフローチャート図である。
本開示のさらに他の実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムのブロック図である。
本開示のさらに他の実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムのブロック図である。
本開示のさらに他の実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムのブロック図である。
本開示のさらに他の実施形態に係るコンクリートバイブレータシステムのブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
住宅
2か月前
個人
キャチクランプ
1か月前
個人
水害と共にある家
1か月前
個人
津波と共にある漁港
1か月前
個人
壁断熱パネル
20日前
個人
地滑りと共にある山荘
1か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
1か月前
個人
パーティション
1か月前
GHL株式会社
建物
2か月前
大成建設株式会社
合成柱
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
三協立山株式会社
構造体
16日前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
三協立山株式会社
構造体
8日前
株式会社オカムラ
ブース
1か月前
個人
ペグ
1か月前
株式会社永徳
建築用下地材
17日前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
鹿島建設株式会社
補強構造
2か月前
ミサワホーム株式会社
躯体
1か月前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
株式会社竹中工務店
改築工法
今日
文化シヤッター株式会社
階段
2か月前
藤本貴昭株式会社
養生ボード
7日前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
2か月前
株式会社カネカ
屋根構造
2か月前
株式会社カネカ
屋根構造
2か月前
ミサワホーム株式会社
連結構造
27日前
株式会社カネカ
屋根構造
2か月前
有限会社守矢建設
建築物
2か月前
個人
耐火構造材及び建物
今日
株式会社オカムラ
パネル構造体
1か月前
株式会社大林組
制振構造
2か月前
積水化学工業株式会社
間柱
1か月前
積水ハウス株式会社
建築物
10日前
株式会社竹中工務店
柱梁仕口構造
1か月前
続きを見る