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公開番号
2024175572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093457
出願日
2023-06-06
発明の名称
データ作成装置、データ作成方法、及びプログラム
出願人
ACS株式会社
代理人
個人
主分類
G05B
19/4097 20060101AFI20241211BHJP(制御;調整)
要約
【課題】同一形状の部品を1つのワークにより多く割り当てることが可能であって価格を抑えることができるデータ作成装置を提案する。
【解決手段】データ作成装置は、ワーク図形W1の基準位置P1を起点として部品図形PFを複数配置する配置手段と、複数の部品図形PFがX方向に並ぶ第M行の部品図形PF群に関し、第1行の部品図形PF群に対して偶数行の部品図形PF群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動手段と、第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整手段とを備える、又は複数の部品図形PFがY方向に並ぶ第N列の部品図形群に関し、第1列の部品図形PF群に対して偶数列の部品図形PF群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動手段と、第1列の部品図形PF群に対して第N列の部品図形群をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整手段と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成装置であって、
前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置手段と、
複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動手段と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整手段と、を備える、
又は、
複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動手段と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整手段と、を備える、データ作成装置。
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【請求項2】
前記部品図形は、Z方向を中心軸とする回転中心を有し、
前記偶数行の部品図形群に含まれる前記部品図形のそれぞれを、前記回転中心まわりに同一角度で回転させる、又は前記偶数列の部品図形群に含まれる前記部品図形のそれぞれを、前記回転中心まわりに同一角度で回転させる回転手段を備える、請求項1に記載のデータ作成装置。
【請求項3】
板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成方法であって、
前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置工程と、
複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動工程と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整工程と、を備える、
又は、
複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動工程と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整工程と、を備える、データ作成方法。
【請求項4】
板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記コンピュータに、
前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置工程と、
複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動工程と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整工程と、を実行させる、
又は、
複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動工程と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整工程と、を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、データ作成装置、データ作成方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
板状のワークを切断して所定の形状になる部品を形成することが可能な切断装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の切断装置は、ワークを載置するベースと、ベースに対して切断刃を相対的に移動させる移動機構とを備えている。そして、切断する部品の形状に応じたデータを入力すると、切断装置の制御部がこのデータに基づいて移動機構を移動させ、これによりワークが切断刃で切断されて所定の形状になる部品が形成される。
【0003】
この種の切断装置を使用するにあたっては、1つのワークから複数の部品を形成することがある。この場合、1つのワークからより多くの部品を形成することができれば、コスト削減の点で有利である。ここで上述したデータとして、ワークに対して部品の位置や姿勢を最適な状態で割り付けたものを生成することができるネスティングと称される技術が知られている。例えば特許文献2、3には、ネスティングを利用したデータを生成することができるデータ生成装置や、このデータ生成装置の機能を組み込んだ加工装置が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-237215号公報
特開2021-157425号公報
特開2020-038591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところでこのようなネスティングを用いた装置は、ワークに対して複数種類の部品を割り付けることができるものや、部品の位置や姿勢を様々に且つ細かく変更して割り付け数を最大限に増やすことができるものが多く、それ故、複雑な制御処理を必要とするため一般的に高価である。このため、例えば初期投資を抑えたい場合には、従来のネスティング技術を用いた装置を導入することは難しい。一方、1つのワークから同一形状の部品を複数形成する機会は比較的多く存在する。このため、価格は抑えつつ、同一形状の部品を1つのワークにより多く割り当てることができる機能を持つものも求められている。
【0006】
このような点に鑑み、本発明は、同一形状の部品を1つのワークにより多く割り当てることができる機能を持ち、またこの機能を従来に比して簡素化された制御処理で実現させて価格を抑えることができるデータ作成装置、データ作成方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成装置であって、前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置手段と、複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動手段と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整手段と、を備える、又は、複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動手段と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整手段と、を備えるものである。
【0008】
このようなデータ作成装置において、前記部品図形は、Z方向を中心軸とする回転中心を有し、前記偶数行の部品図形群に含まれる前記部品図形のそれぞれを、前記回転中心まわりに同一角度で回転させる、又は前記偶数列の部品図形群に含まれる前記部品図形のそれぞれを、前記回転中心まわりに同一角度で回転させる回転手段を備えることが好ましい。
【0009】
また本発明は、板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成方法であって、前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置工程と、複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動工程と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整工程と、を備える、又は、複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動工程と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整工程と、を備える、データ作成方法でもある。
【0010】
また本発明は、板状のワークを切断して同一形状の部品を複数形成するにあたり、前記ワークに相当するワーク図形内に前記部品に相当する部品図形を複数配置したデータを作成するためのデータ作成装置のコンピュータに実行させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記ワーク図形の基準位置を起点としてX方向及びY方向の少なくとも一方に前記部品図形を複数配置する配置工程と、複数の前記部品図形がX方向に並ぶ第M行の部品図形群(但しMは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1行の部品図形群に対して偶数行の部品図形群をX方向に所定量A移動させる偶数行移動工程と、前記第1行の部品図形群に対して第M行の部品図形群(但しMは2以上の自然数)をそれぞれY方向に所定量B×(M-1)移動させる行間隔調整工程と、を実行させる、又は、複数の前記部品図形がY方向に並ぶ第N列の部品図形群(但しNは自然数)に関し、前記基準位置に配置された第1列の部品図形群に対して偶数列の部品図形群をY方向に所定量C移動させる偶数列移動工程と、前記第1列の部品図形群に対して第N列の部品図形群(但しNは2以上の自然数)をそれぞれX方向に所定量D×(N-1)移動させる列間隔調整工程と、を実行させるプログラムでもある。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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