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公開番号
2024174554
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092438
出願日
2023-06-05
発明の名称
眼科装置
出願人
株式会社トプコン
代理人
弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類
A61B
3/135 20060101AFI20241210BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】特定光を照射する特定光照射系を容易かつ選択的に取り付けることが可能な眼科装置を提供する。
【解決手段】眼科装置の一例である細隙灯顕微鏡100は、被検者の被検眼Eに照明光を照射する照明系30、及び被検眼Eからの戻り光を観察する観察系40を有する本体部10と、本体部10に着脱自在に取り付けられる撮像ユニット60と、を備える。撮像ユニット60は、被検眼Eの画像を取得する撮像部61と、被検眼Eに照明光とは異なる背景光を照射する背景照明系80と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検者の被検眼に照明光を照射する照明系、及び
前記被検眼からの戻り光を観察する観察系を有する本体部と、
前記本体部に着脱自在に取り付けられる撮像ユニットと、を備え、
前記撮像ユニットは、前記被検眼の画像を取得する撮像部と、前記被検眼に前記照明光とは異なる特定光を照射する特定光照射系と、を有する
ことを特徴とする眼科装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記本体部は、前記観察系を支持する支持アームを備え、
前記撮像ユニットは、前記支持アームに着脱自在に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
【請求項3】
前記観察系は、前記支持アームの上部に取り付けられており、前記被検眼に対峙させる対物レンズと、検者の検者眼に対峙させる接眼レンズとを有し、
前記特定光照射系は、前記支持アームの前記被検者に対峙する側であって前記対物レンズの下方に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
【請求項4】
電力を供給する電源部を備え、
前記支持アームは、配線を収容する収容空間を有し、
前記撮像ユニットは、前記収容空間に収容された前記配線によって前記電源部と接続されている
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
【請求項5】
前記支持アームは、前記撮像部からの第1の配線及び前記特定光照射系からの第2の配線が接続される中継基板を前記収容空間内に有し、
前記中継基板は、前記本体部内に収容された第3の配線によって前記電源部と接続されている
ことを特徴とする請求項4に記載の眼科装置。
【請求項6】
前記撮像部は、前記支持アームの検者に対峙する側に配置され、
前記撮像部の前記検者に対峙する側に、前記特定光照射系の操作部が設けられている
ことを特徴とする請求項2に記載の眼科装置。
【請求項7】
前記撮像部は、前記観察系の光路内に配置されて前記戻り光の一部を前記観察系の光路外に偏向する偏向光学部材と、前記偏向光学部材によって偏向された前記戻り光を受光する撮像素子と、を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
【請求項8】
前記特定光照射系は、前記特定光として可視光及び赤外光の少なくとも一方を前記被検眼に照射する
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
【請求項9】
前記撮像ユニットは、検者に対峙する側に、前記特定光照射系から照射される前記特定光の色に応じて異なる態様で発光する発光部を有する
ことを特徴とする請求項8に記載の眼科装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スリット光を照射する細隙灯と、該細隙灯から照射されたスリット光を反射させて被検眼に照射する反射鏡又はプリズムを有するミラーユニットと、被検眼を観察するための顕微鏡ユニットと、スリット光の背景を照射するための背景光(特定光)を被検眼に照射させる背景照明系(特定光照射系)とを備える眼科装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、眼科装置には、特定光により照明された被検眼の画像を撮影する撮像装置が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5747924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、眼科装置のユーザの中には、特定光を用いて観察や撮影を行わず、特定光照射系を不要とするユーザも存在する。しかしながら、従来の眼科装置では、特定光照射系が顕微鏡ユニット又はミラーユニットと一体に設けられ、特定光照射系の操作部は眼科装置の架台部と一体に設けられることが多いため、ユーザの使用形態に応じて柔軟に着脱できるものではなかった。
【0005】
本開示は、上記問題に着目してなされたもので、特定光を照射する特定光照射系やその操作部を容易かつ選択的に取り付けることが可能な眼科装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示の眼科装置は、被検者の被検眼に照明光を照射する照明系、及び前記被検眼からの戻り光を観察する観察系を有する本体部と、前記本体部に着脱自在に取り付けられる撮像ユニットと、を備える。前記撮像ユニットは、前記被検眼の画像を取得する撮像部と、前記被検眼に前記照明光とは異なる特定光を照射する特定光照射系と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
このように構成された眼科装置は、撮像ユニットを本体部に着脱することで、特定光を照射する特定光照射系を容易かつ選択的に取り付けることが可能となる。したがって、ユーザは、特定光照射系を備えた眼科装置、及び特定光照射系を備えない眼科装置を選択的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の眼科装置の全体構成を示す右側面図及び移動機構部分の斜視図である。
実施例1の眼科装置の配線状態及び着脱自在な撮像ユニットを説明するための説明図であって、撮像ユニットを取り付けていない状態の眼科装置を概略的に示す左側面図である。
実施例1の眼科装置の配線状態及び着脱自在な撮像ユニットを説明するための説明図であって、撮像ユニットを取り付けた状態の眼科装置を概略的に示す左側面図である。
実施例1の眼科装置の背景光切替部の近傍を、検者側から見た裏面図であって、背景光の切り替え時の背景光切替部の状態を説明するための説明図である。
実施例1の眼科装置の背景照明系及び対物レンズ近傍を、被検者側から見た正面図である。
実施例2の眼科装置の全体構成を示す斜視図である。
実施例2の眼科装置の配線状態及び着脱自在な撮像ユニットを説明するための説明図であって、撮像ユニットを取り付けた状態の眼科装置を概略的に示す左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施例1)
本開示の眼科装置の一実施の形態である実施例1の細隙灯顕微鏡100は、図1~図4を参照して、以下のように説明される。図1に示される細隙灯顕微鏡100は、スリット状の照明光(以下、「スリット光」ということがある。)を用いて被検眼Eの角膜の光切片を切り取ることにより、角膜の断面の画像を取得する眼科装置であり、「スリットランプ顕微鏡」とも称される。
【0010】
実施例1の細隙灯顕微鏡100は、図1に示されるように、本体部10と、電源部20と、撮像ユニット60とを主に備える。本体部10は、照明系30と、観察系40と、制御装置50とを主に備える。撮像ユニット60は、撮像部61と、特定光照射系の一例である背景照明系80とを主に備える。
(【0011】以降は省略されています)
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