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公開番号
2025005244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-16
出願番号
2023105356
出願日
2023-06-27
発明の名称
解析処理装置、光コヒーレンストモグラフィ装置、解析処理方法、及び、プログラム
出願人
株式会社トプコン
代理人
個人
主分類
A61B
3/10 20060101AFI20250108BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被測定物に対するVISTAの解析結果をリアルタイムで取得するための新たな技術を提供する。
【解決手段】解析処理装置は、取得部と、解析部と、表示制御部とを含む。取得部は、被測定物における同一の断面に対して3回以上繰り返しBスキャンを実行することにより得られた、互いに異なるインタースキャン時間間隔における断面の2以上のモーションコントラストデータを取得する。解析部は、2以上のモーションコントラストデータに基づいて断面におけるモーションコントラスト強度の時間変動を求める解析処理を実行する。表示制御部は、解析処理により得られた時間変動を表す画像を表示手段に表示させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
被測定物における同一の断面に対して3回以上繰り返しBスキャンを実行することにより得られた、互いに異なるインタースキャン時間間隔における前記断面の2以上のモーションコントラストデータを取得する取得部と、
前記2以上のモーションコントラストデータに基づいて前記断面におけるモーションコントラスト強度の時間変動を求める解析処理を実行する解析部と、
前記解析処理により得られた前記時間変動を表す画像を表示手段に表示させる表示制御部と、
を含む、解析処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記取得部は、互いに異なるタイミングで取得され、それぞれが前記2以上のモーションコントラストデータを含む2以上のコントラストデータ群を取得し、
前記解析部は、前記2以上のコントラストデータ群のそれぞれに対して前記解析処理を順次に実行し、
前記表示制御部は、前記解析処理により得られた2以上の前記時間変動を表す画像を前記表示手段の画面に同時に表示させ、又は、前記2以上の前記時間変動を表す画像を前記表示手段の同一位置に順次に表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の解析処理装置。
【請求項3】
前記解析部は、リアルタイムで前記時間変動を表す画像を生成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の解析処理装置。
【請求項4】
前記解析部は、前記断面における複数の位置のそれぞれのモーションコントラスト強度の飽和時間に基づいて、前記時間変動を表す画像を生成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の解析処理装置。
【請求項5】
前記解析部は、前記断面における指定位置での前記時間変動の時間変化を表す情報を生成する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の解析処理装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記時間変動の時間変化を表す情報を前記表示手段に表示させる
ことを特徴とする請求項5に記載の解析処理装置。
【請求項7】
前記断面における1以上の位置のそれぞれのモーションコントラスト強度の時間変動に基づいて、前記Bスキャンのスキャンパラメータを調整する調整部を含む
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の解析処理装置。
【請求項8】
前記スキャンパラメータは、インタースキャン時間と、同一断面に対する前記Bスキャンの繰り返し回数とを含む
ことを特徴とする請求項7に解析処理装置。
【請求項9】
前記被測定物に対して光コヒーレンストモグラフィを実行する光学系と、
前記光学系により前記被測定物における同一の断面に対して3回以上繰り返しBスキャンを実行することにより得られた前記2以上のモーションコントラストデータに基づいて、前記時間変動を表す画像を前記表示手段に表示させる請求項1又は請求項2に記載の解析処理装置と、
を含む、光コヒーレンストモグラフィ装置。
【請求項10】
被測定物における同一の断面に対して3回以上繰り返しBスキャンを実行することにより得られた、互いに異なるインタースキャン時間間隔における前記断面の2以上のモーションコントラストデータを取得する取得ステップと、
前記2以上のモーションコントラストデータに基づいて前記断面におけるモーションコントラスト強度の時間変動を求める解析処理を実行する解析ステップと、
前記解析処理により得られた前記時間変動を表す画像を表示手段に表示させる表示制御ステップと、
を含む、解析処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、解析処理装置、光コヒーレンストモグラフィ装置、解析処理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザー光源等からの光ビームを用いて被測定物の表面形態や内部形態を表す画像を形成する光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:OCT)が知られている。OCTは、生体に対する侵襲性を持たないことから、特に医療分野や生物学分野における応用の展開が期待されている。例えば眼科分野においては、眼底や角膜等の画像を形成する装置が実用化されている。このようなOCTの手法を用いた装置(OCT装置)は被検眼の様々な部位の観察に適用可能である。また、高精細な画像を取得できることから、様々な眼科疾患の診断に応用されている。
【0003】
特に、OCTアンギオグラフィ(OCT Angiography:OCTA)は、被測定物の同一箇所に対してOCTスキャンを繰り返し実行することによりOCTスキャンの間の微小時間内で変化した成分を画像化する手法として、近年、注目を集めている。このようなOCTAは、生体内で網膜や脈絡膜の血管系の構造に関する情報を非侵襲的に視覚化する手法として用いられている。
【0004】
例えば、特許文献1、特許文献2、及び非特許文献1には、インタースキャン時間(スキャン間時間)におけるOCTA信号(OCTA画像)の依存性を利用して相対血流速度を解析する可変インタースキャン時間解析(Variable Interscan Time Analysis:VISTA)が開示されている。
【0005】
例えば、非特許文献1に記載されているように、VISTAを用いることで、網膜表層、網膜深層、脈絡毛細管枝(choriocapillaris)等の網膜/脈絡膜血管層の相対血流分布を提供することができる。VISTAは、血管、特に、毛細血管や新生血管の活動量の評価に用いられることが期待される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許出願公開第2018/0315194号明細書
米国特許出願公開第2020/0064118号明細書
【非特許文献】
【0007】
Stefan B.Ploner et al., “Toward quantitative OCT angiography: visualizing blood flow speeds in ocular pathology using variable interscan time analysis (VISTA)”, Retina. Auther manuscript; available in PMC 2017 December 01
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
一般的に、OCTスキャンを実行することにより被測定物の3次元のボリュームデータを取得し、取得されたボリュームデータから生成されたプロジェクション画像において注目領域が特定され、特定された注目領域を詳細に観察するためにVISTAが実行される。このような従来のVISTAにおいて、相対血流速度の時間変動などの時間解析結果をリアルタイムで取得することは実質的に不可能である。
【0009】
また、VISTAでは被測定物の同一箇所に対してOCTスキャンを繰り返し実行する必要があり、OCTAと比較して、計測時間、及び解析に要する時間が著しく長くなる上に、解析に必要なデータ量が著しく多くなる。その結果、従来のVISTAでは、解析結果をリアルタイムで取得することができず、相対血流速度の空間分布を提供することが可能であるが、相対血流速度の時間変化を提供することは不可能である。
【0010】
更に、VISTAでは、有用な時間解析結果を取得するために注目領域に応じてOCTスキャンのスキャンパラメータを調整する必要があるが、リアルタイムで被測定物における注目領域を観察しながらスキャンパラメータを調整する手段がない。
(【0011】以降は省略されています)
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