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公開番号2025102582
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023220118
出願日2023-12-26
発明の名称眼科システム
出願人株式会社トプコン
代理人弁護士法人クレオ国際法律特許事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼科装置を用いた眼検査を検者の監視下で行うことができる眼科システムを提供すること。
【解決手段】眼科システム1は、眼検査に用いられると共に、音声を取得する被検者マイク17と、音声を出力する被検者スピーカ16と、を有する眼科装置10と、検者によって操作されると共に、音声を取得する検者マイク34と、音声を出力する検者スピーカ33と、検者によって視認可能な検者モニタ32と、を有する複数のホスト装置30と、を備える。眼科装置10と複数のホスト装置30とは、相互通信が可能であり、各ホスト装置30は、眼検査の結果を検者モニタ32に表示させると共に、被検者マイク17で取得された音声を検者スピーカ33から出力させる。眼科装置10は、検者マイク34で取得された音声を被検者スピーカ16から出力させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
眼検査に用いられると共に、音声を取得する被検者マイクと、音声を出力する被検者スピーカと、を有する眼科装置と、
検者によって操作されると共に、音声を取得する検者マイクと、音声を出力する検者スピーカと、前記検者によって視認可能な検者モニタと、を有する複数のホスト装置と、を備え、
前記眼科装置と複数の前記ホスト装置とは、相互通信が可能であり、
各前記ホスト装置は、前記眼検査の結果を前記検者モニタに表示させると共に、前記被検者マイクで取得された音声を前記検者スピーカから出力させ、
前記眼科装置は、前記検者マイクで取得された音声を前記被検者スピーカから出力させる
ことを特徴とする眼科システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載された眼科システムにおいて、
各前記ホスト装置は、それぞれ他のホスト装置と相互通信が可能であり、前記検者マイクで取得された音声を前記他のホスト装置が有する検者スピーカから出力させ、前記他のホスト装置が有する検者マイクで取得された音声を前記検者スピーカから出力させる
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項3】
請求項2に記載された眼科システムにおいて、
前記被検者スピーカは、前記検者マイクで取得された音声が前記他のホスト装置が有する前記検者スピーカから出力されるとき、前記検者マイクで取得された音声の出力を規制可能である
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載された眼科システムにおいて、
各前記ホスト装置は、それぞれ前記検者を撮影可能な検者カメラを有し、
前記眼科装置は、被検者によって目視可能な被検者モニタと、前記被検者を撮影可能な被検者カメラと、を有し、
各前記ホスト装置は、前記被検者カメラによって撮影された撮影情報を前記検者モニタに表示させ、
前記眼科装置は、複数の前記ホスト装置の少なくとも一つの前記検者カメラによって撮影された撮影情報を前記被検者モニタに表示させる
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載された眼科システムにおいて、
前記眼科装置は、複数の前記ホスト装置のいずれか一つから出力された操作情報によって遠隔操作され、遠隔操作中、他のホスト装置から出力された操作情報の入力が遮断される
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載された眼科システムにおいて、
複数の前記ホスト装置と複数の前記眼科装置とが通信管理部を介して相互通信可能であり、
前記通信管理部は、複数の前記ホスト装置のうちのいずれか一つから出力された操作情報によって、複数の前記眼科装置のうちのいずれか一つを遠隔操作可能とし、複数の前記ホスト装置で、複数の前記眼科装置で実行された眼検査の結果を閲覧可能にする
ことを特徴とする眼科システム。
【請求項7】
請求項6に記載された眼科システムにおいて、
前記通信管理部は、複数の前記眼科装置からのリクエスト信号の出力順に、前記複数の前記ホスト装置のうちのいずれか一つによって前記眼科装置を遠隔操作可能にする
ことを特徴とする眼科システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、眼科システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、インターネット等の通信ネットワークを通じ、ホスト装置を用いて検者が眼科装置を遠隔操作することが可能な眼科システムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、眼科装置の遠隔操作を行う際、ホスト装置に設けられたマイクと、眼科装置に設けられたスピーカを用いて、被検者に対して検者が音声による指示を行う眼科システムが知られている(例えば特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-073686号公報
特開2023-039506号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の眼科システムでは、一つのホスト装置に対して一つの眼科装置が相互通信可能に接続されている。そして、ホスト装置を操作する検者(例えば、眼科医、検眼医、視能訓練士等)は、当該ホスト装置に接続された眼科装置の制御を含む眼検査の監視を行う。そのため、検者の不在等が生じると、眼科装置を用いた眼検査を検者の監視下で行うことができず、適切な眼検査を実行することが難しいという問題が生じていた。
【0005】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、眼科装置を用いた眼検査を検者の監視下で行うことができる眼科システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の眼科システムは、眼検査に用いられると共に、音声を取得する被検者マイクと、音声を出力する被検者スピーカと、を有する眼科装置と、検者によって操作されると共に、音声を取得する検者マイクと、音声を出力する検者スピーカと、前記検者によって視認可能な検者モニタと、を有する複数のホスト装置と、を備えている。ここで、前記眼科装置と複数の前記ホスト装置とは、相互通信が可能である。そして、各前記ホスト装置は、前記眼検査の結果を前記検者モニタに表示させると共に、前記被検者マイクで取得された音声を前記検者スピーカから出力させる。また、前記眼科装置は、前記検者マイクで取得された音声を前記被検者スピーカから出力させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の眼科システムによれば、眼科装置を用いた眼検査を検者の監視下で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の眼科システムの一例を示す概略構成図である。
眼科システムにおける制御系の構成を示すブロック図である。
実施例1の眼科システムにおける眼検査の処理の流れを示すフローチャートである。
実施例1のログイン信号受付処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の遠隔操作設定処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の眼検査処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の検査誘導処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の検査実行処理を示すサブフローチャートである。
実施例1の検者モニタの表示例を示す説明図である。
実施例1の被検者モニタの表示例を示す説明図である。
実施例2の眼科システムの一例を示す概略構成図である。
実施例2のログイン信号受付処理を示すサブフローチャートである。
実施例2の遠隔操作設定処理を示すサブフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る眼科システムを実施するための形態は、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて以下のように説明される。
【0010】
(実施例1)
実施例1に適用される眼科システム1は、図1を用いて以下のように説明される。実施例1の眼科システム1は、図1に示されたように、一つの眼科装置10と、複数(ここでは三台)のホスト装置30と、通信ネットワーク100と、通信管理部101と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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