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公開番号2024174483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-17
出願番号2023092333
出願日2023-06-05
発明の名称積層フィルム、およびロール
出願人日東電工株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241210BHJP(照明)
要約【課題】意匠性が高い積層フィルムおよびロールを提供する。
【解決手段】本積層フィルムは、光源から入射される光を導光する導光部材と、前記導光部材の一方側に配置され、屈折率が1.30以下である低屈折率層と、を有し、前記導光部材は、前記導光部材により導光される光を抽出可能な光抽出部を含み、前記導光部材の厚みは、1000μm以下であり、前記低屈折率層が配置された側とは反対側における前記導光部材の表面である第1面から、前記導光部材とは反対側における前記低屈折率層の表面である第2面までの全体厚みは、1500μm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源から入射される光を導光する導光部材と、
前記導光部材の一方側に配置され、屈折率が1.30以下である低屈折率層と、を有し、
前記導光部材は、前記導光部材により導光される光を抽出可能な光抽出部を含み、
前記導光部材の厚みは、1000μm以下であり、
前記低屈折率層が配置された側とは反対側における前記導光部材の表面である第1面から、前記導光部材とは反対側における前記低屈折率層の表面である第2面までの全体厚みは、1500μm以下である、積層フィルム。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記低屈折率層における前記導光部材とは反対側に配置された第1粘接着層を有する、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項3】
前記導光部材は、前記光抽出部を含む光抽出層と、前記光源から入射される光を透過する透過層と、を有する、請求項1または請求項2に記載の積層フィルム。
【請求項4】
前記透過層の厚みは、30μm以上である、請求項3に記載の積層フィルム。
【請求項5】
前記光抽出部は、前記光抽出層に設けられた複数の内部空間である、請求項3に記載の積層フィルム。
【請求項6】
前記透過層と前記光抽出層との間に配置される第2粘接着層を有し、
前記導光部材の厚みに対する前記第2粘接着層の厚みの割合は、10%以上である、請求項3に記載の積層フィルム。
【請求項7】
平面視において、前記光抽出層の端部は、前記透過層の端部よりも内側に位置している、請求項3に記載の積層フィルム。
【請求項8】
平面視において、前記光抽出層と前記透過層とが重ならない前記透過層の領域に配置され、前記光源からの光を入射させる光入射部材を有する、請求項7に記載の積層フィルム。
【請求項9】
前記低屈折率層における前記導光部材とは反対側に配置される被着体を有する、請求項1または請求項2に記載の積層フィルム。
【請求項10】
請求項1または請求項2に記載の積層フィルムが巻き取られたロール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層フィルム、およびロールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ガラス、窓、壁、床、天井等に積層フィルムを配置することで、意匠性または娯楽性が高い照明や表示を実現する方法が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、導光板と、導光板よりも屈折率の低い低屈折率樹脂により導光板の一方面上に全面接着されて設けられた第1の保護板と、を有する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-299117号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成では、導光板および第1の保護板からなる構成の厚みにより、積層フィルムの意匠性が低くなる場合がある。
【0006】
本発明は、意匠性が高い積層フィルムおよびロールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る本積層フィルムは、光源から入射される光を導光する導光部材と、前記導光部材の一方側に配置され、屈折率が1.30以下である低屈折率層と、を有し、前記導光部材は、前記導光部材により導光される光を抽出可能な光抽出部を含み、前記導光部材の厚みは、1000μm以下であり、前記低屈折率層が配置された側とは反対側における前記導光部材の表面である第1面から、前記導光部材とは反対側における前記低屈折率層の表面である第2面までの全体厚みは、1500μm以下である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、意匠性が高い積層フィルムおよびロールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る積層フィルムの模式的断面図である。
実施形態に係る光抽出層の模式的平面図である。
図2におけるIII-III線に沿った断面図である。
実施形態に係る光抽出部の模式的断面図である。
実施例1に係る光抽出部の模式的断面図である。
実施例1に係る光抽出部の模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。各図面において、同一構成要素には同一符号を付与し、重複した説明を適宜省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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