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公開番号
2024174479
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092328
出願日
2023-06-05
発明の名称
燃料電池モジュール、及び燃料電池モジュールを搭載したフォークリフト
出願人
株式会社豊田自動織機
,
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20241210BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】フレームの組み立てに係る作業性を向上する。
【解決手段】燃料電池モジュール10は、燃料電池と、燃料電池が搭載されるフレーム20と、を備える。フレーム20は、第1搭載部材が搭載されるとともにフレーム20の底面20aを有する底部24と、底部24よりも上方に位置する複数の第1支持部43と、底部24よりも上方に位置する複数の第2支持部44と、を有する第1フレーム21と、複数の第1支持部43に載置される複数の第1被支持部56を有し、第1フレーム21に取り付けられ、底部24よりも上方に位置し、第2搭載部材が搭載される第2フレーム22と、複数の第2支持部44に載置される複数の第2被支持部64を有し、第1フレーム21に取り付けられ、底部24よりも上方に位置し、第3搭載部材が搭載される第3フレーム23と、を有し、複数の第1支持部43は互いに同じ高さであり、複数の第2支持部44は互いに同じ高さである。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池と、前記燃料電池が搭載されるフレームと、を備える燃料電池モジュールであって、
前記フレームは、
第1搭載部材が搭載されるとともに前記フレームの底面を有する底部と、前記底部よりも上方に位置する複数の第1支持部と、前記底部よりも上方に位置する複数の第2支持部と、を有する第1フレームと、
複数の前記第1支持部の各々に載置される複数の第1被支持部を有し、前記第1フレームに取り付けられ、前記底部よりも上方に位置し、第2搭載部材が搭載される第2フレームと、
複数の前記第2支持部の各々に載置される複数の第2被支持部を有し、前記第1フレームに取り付けられ、前記底部よりも上方に位置し、第3搭載部材が搭載される第3フレームと、を有し、
複数の前記第1支持部は互いに同じ高さであり、
複数の前記第2支持部は互いに同じ高さである、ことを特徴とする燃料電池モジュール。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第1搭載部材は、前記燃料電池に供給する燃料ガスを貯蔵する燃料タンクであり、
前記燃料タンクは、円筒状のタンク本体部と、前記タンク本体部の軸方向における前記タンク本体部と2つの前記第1支持部との間に位置するタンク端部と、を有し、
前記タンク端部は、前記タンク本体部の軸方向において前記タンク本体部から離れるほど外径が小さくなっており、
前記第2フレームは、前記燃料タンクよりも上方に位置し、前記タンク本体部に沿って前記タンク本体部の軸方向に延びるフレーム本体部と、前記フレーム本体部と2つの前記第1被支持部との間に位置するとともに前記タンク端部に沿って延びるフレーム端部と、を有する、請求項1に記載の燃料電池モジュール。
【請求項3】
前記第1搭載部材は、前記燃料電池に供給する燃料ガスを貯蔵する燃料タンクであり、
前記燃料タンクは、円筒状のタンク本体部と、前記タンク本体部の軸方向における前記タンク本体部と2つの前記第1支持部との間に位置するタンク端部と、前記タンク端部に位置する口金と、を有し、
前記第1フレームは、前記底部と前記第1支持部との間で延びるとともに、前記底面に沿う方向であって且つ前記タンク本体部の軸線に直交する方向である直交方向において互いに離れている一対の延設部を有し、
前記口金は、前記一対の延設部の間に位置する、請求項1又は請求項2に記載の燃料電池モジュール。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の燃料電池モジュールを搭載したフォークリフトであって、
前記フォークリフトは、カウンタバランス型フォークリフトであり、
前記第1フレームは、前フレーム部と、前記前フレーム部よりも前記フォークリフトの後方に位置する後フレーム部と、を有し、
前記燃料電池は、前記前フレーム部に搭載され、
複数の前記第1支持部及び複数の前記第2支持部は、前記後フレーム部に設けられ、
前記第1搭載部材は、前記後フレーム部に搭載されている、ことを特徴とする燃料電池モジュールを搭載したフォークリフト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、燃料電池モジュール、及び燃料電池モジュールを搭載したフォークリフトに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の燃料電池モジュールは、燃料電池と、燃料電池が搭載されるフレームと、を備える。また、フレームとしては、フレームの底部よりも上部に部品を搭載するために、フレームの底部よりも上部に別部材のフレームである上部フレームを設ける場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-86178号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フレームの底部よりも上部に上部フレームを設ける場合、上部フレームを持ち上げる作業を要するが、この作業に係る作業性の向上が望まれていた。また、フレームへの上部フレームの取り付け作業は、上部フレームの姿勢が安定した状態で行うことで、フレームの組み立てに係る作業性を向上させることが望まれていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する燃料電池モジュールは、燃料電池と、前記燃料電池が搭載されるフレームと、を備える燃料電池モジュールであって、前記フレームは、第1搭載部材が搭載されるとともに前記フレームの底面を有する底部と、前記底部よりも上方に位置する複数の第1支持部と、前記底部よりも上方に位置する複数の第2支持部と、を有する第1フレームと、複数の前記第1支持部の各々に載置される複数の第1被支持部を有し、前記第1フレームに取り付けられ、前記底部よりも上方に位置し、第2搭載部材が搭載される第2フレームと、複数の前記第2支持部の各々に載置される複数の第2被支持部を有し、前記第1フレームに取り付けられ、前記底部よりも上方に位置し、第3搭載部材が搭載される第3フレームと、を有し、複数の前記第1支持部は互いに同じ高さであり、複数の前記第2支持部は互いに同じ高さである、ことを特徴とする。
【0006】
上記課題を解決する燃料電池モジュールを搭載したフォークリフトは、上記の燃料電池モジュールを搭載したフォークリフトであって、前記フォークリフトは、カウンタバランス型フォークリフトであり、前記第1フレームは、前フレーム部と、前記前フレーム部よりも前記フォークリフトの後方に位置する後フレーム部と、を有し、前記燃料電池は、前記前フレーム部に搭載され、複数の前記第1支持部及び複数の前記第2支持部は、前記後フレーム部に設けられ、前記第1搭載部材は、前記後フレーム部に搭載されている、ことを特徴とする。
【0007】
上記の各構成によれば、第2フレームは、第1フレームに取り付けられるとともに、底部よりも上方に位置する。第3フレームは、第1フレームに取り付けられるとともに、底部よりも上方に位置する。そのため、フレームのうち、底部よりも上方に位置する部分であるフレーム上部を第2フレームと第3フレームとに分けられるため、第2フレームと第3フレームとを第1フレームに順次配置できる。フレーム上部を仮に一つの部材として第1フレームに取り付ける場合よりも重さが軽くなるため、第1フレームへのフレーム上部の配置に際して作業性を向上できる。また、第2フレームは、複数の第1支持部の各々に載置される複数の第1被支持部を有する。第3フレームは、複数の第2支持部の各々に載置される複数の第2被支持部を有する。複数の第1支持部は互いに同じ高さである。複数の第2支持部は互いに同じ高さである。そのため、第2フレームの姿勢が安定した状態で第2フレームの第1フレームへの取り付け作業を行える。第3フレームの姿勢が安定した状態で第3フレームの第1フレームへの取り付け作業を行える。第2フレーム及び第3フレームの姿勢が不安定な状態でこれらを第1フレームに取り付ける場合と比較して、作業性を向上できる。
【0008】
燃料電池モジュールにおいて、前記第1搭載部材は、前記燃料電池に供給する燃料ガスを貯蔵する燃料タンクであり、前記燃料タンクは、円筒状のタンク本体部と、前記タンク本体部の軸方向における前記タンク本体部と2つの前記第1支持部との間に位置するタンク端部と、を有し、前記タンク端部は、前記タンク本体部の軸方向において前記タンク本体部から離れるほど外径が小さくなっており、前記第2フレームは、前記燃料タンクよりも上方に位置し、前記タンク本体部に沿って前記タンク本体部の軸方向に延びるフレーム本体部と、前記フレーム本体部と2つの前記第1被支持部との間に位置するとともに前記タンク端部に沿って延びるフレーム端部と、を有してもよい。
【0009】
上記構成によれば、燃料タンクと第2フレームとの間のスペースを小さくできるため、燃料電池モジュールを小型化できる。
燃料電池モジュールにおいて、前記第1搭載部材は、前記燃料電池に供給する燃料ガスを貯蔵する燃料タンクであり、前記燃料タンクは、円筒状のタンク本体部と、前記タンク本体部の軸方向における前記タンク本体部と2つの前記第1支持部との間に位置するタンク端部と、前記タンク端部に位置する口金と、を有し、前記第1フレームは、前記底部と前記第1支持部との間で延びるとともに、前記底面に沿う方向であって且つ前記タンク本体部の軸線に直交する方向である直交方向において互いに離れている一対の延設部を有し、前記口金は、前記一対の延設部の間に位置してもよい。
【0010】
上記構成によれば、燃料タンクのうち、タンク本体部の軸方向における2つの第1支持部同士の間には、タンク本体部とタンク端部とが位置する一方で、口金の少なくとも一部が配置されない。タンク本体部の軸方向における2つの第1支持部同士の間に口金の全体が配置される場合と比較して、2つの第1支持部同士の間のスペースにおける、タンク本体部とタンク端部の占有率を高められる。したがって、燃料電池モジュールを小型化できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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