TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024174132
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-13
出願番号
2024172128,2021018355
出願日
2024-10-01,2021-02-08
発明の名称
冷却ユニット及び空調機
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
主分類
F24F
1/0007 20190101AFI20241206BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】気化フィルタを効率的に交換することができる冷却ユニット及び空調機を提供する。
【解決手段】冷却ユニットは、被空調空間を冷却する空調機に用いられる冷却ユニットであって、着脱自在に装着され、通過する空気を水の潜熱によって冷却する気化フィルタを備え、前記気化フィルタは、矩形状を成し、上方から水が浸透するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントの側面に設けられた矩形状の板部材とを含み、前記フィルタエレメントの下端部は、前記板部材における前記フィルタエレメントに対向する面の下縁よりも下方に突出している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被空調空間を冷却する空調機に用いられる冷却ユニットであって、
着脱自在に装着され、通過する空気を水の潜熱によって冷却する気化フィルタを備え、 前記気化フィルタは、
矩形状を成し、上方から水が浸透するフィルタエレメントと、
前記フィルタエレメントの側面に設けられた矩形状の板部材とを含み、
前記フィルタエレメントの下端部は、前記板部材における前記フィルタエレメントに対向する面の下縁よりも下方に突出している
ことを特徴とする冷却ユニット。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記気化フィルタは、
前記フィルタエレメントに貫通する複数の芯部材を備え、
前記芯部材の端部は、前記板部材に接合されている
ことを特徴とする請求項1に記載の冷却ユニット。
【請求項3】
前記フィルタエレメントには、前記板部材が設けられている側の角部を切り欠いた切欠き部が設けられており、
前記板部材が設けられている側面の長手方向の長さは、前記板部材が設けられていない側面の長手方向の長さよりも、小さい
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項4】
前記板部材には、前記板部材を着脱する際に把持される把持部が設けられている
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷却ユニット。
【請求項5】
前記気化フィルタが装着される装着部を含み、
前記装着部には、前記気化フィルタが挿入される矩形状の挿入孔が形成されており、
前記フィルタエレメントにおける前記板部材が設けられていない側面の長手方向の長さは、前記挿入孔の長手方向の長さよりも、大きい
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の冷却ユニット。
【請求項6】
前記板部材には、前記板部材の外縁から突出されるフランジ部が設けられており、
前記フランジ部により、前記挿入孔は閉塞される
ことを特徴とする請求項5に記載の冷却ユニット。
【請求項7】
前記フランジ部における前記挿入孔の側の面には、枠状を成すシール部材が設けられている
ことを特徴とする請求項6に記載の冷却ユニット。
【請求項8】
前記装着部は、前記気化フィルタの底部を保持する保持部を含み、
前記保持部には、前記フィルタエレメントに付着した塵埃を捕集する板状の塵埃フィルタが設けられており、
前記塵埃フィルタと、前記フィルタエレメントの底面との間には、空隙が形成されている
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の冷却ユニット。
【請求項9】
前記装着部は、前記気化フィルタの底部を保持する保持部を含み、
前記保持部には、前記フィルタエレメントに付着した塵埃を捕集する板状の塵埃フィルタが設けられており、
前記塵埃フィルタと、前記フィルタエレメントの底面とは、当接している
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の冷却ユニット。
【請求項10】
前記装着部は、前記気化フィルタの底部を保持する保持部を含み、
前記保持部には、前記フィルタエレメントに付着した塵埃を捕集する板状の塵埃フィルタが設けられており、
前記塵埃フィルタと前記フィルタエレメントの底面とが弾接することにより、前記フィルタエレメントの底部は撓んでいる
ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の冷却ユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却ユニット及び空調機に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
室内の空気を吸い込み、水の気化熱を利用し雰囲気温度を低下させて冷却した空気を室内に吹き出す気化冷却式の空調機が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1の空調機(冷風扇)は、ケーシング内に配置された送風手段と、吸込口と第1吹出口とを連通し、送風手段によって発生した空気流を第1吹出口に導く第1流路と、吸込口と第2吹出口とを連通し、送風手段によって発生した空気流を第2吹出口に導く第2流路と、第2流路に配置され、水の気化熱により第2流路を流れる空気を冷却する気化手段とを備え、第2流路の気化手段によって冷却された空気流と第1流路を流れる空気流との間で熱交換を行う熱交換器が設けられている。気化手段が備えられている第2流路において、気化手段の下流側には、気化手段によって散布された霧状の水(未蒸発の散布水)及び、気化した水(蒸発した散布水)により絶対湿度が増加した空気が流れる。この湿度が増加した空気は、第2流路の出口となる第2吹出口から排気として吹き出される。熱交換器を介して冷却された第1流路を流れる空気流は、第1吹出口から給気として被空調空間に吹き出される。
【0003】
特許文献1の空調機において、送風手段によって送風される第2流路を流れる空気は、顕熱交換器が有する複数のチューブ内を通過し、送風手段によって送風される第1流路を流れる空気は、当該複数のチューブの周りを通過することにより、第2流路を流れる空気と、第1流路を流れる空気とが熱交換される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-092338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の空調機においては、気化手段に含まれる気化フィルタを効率的に交換する点に関する考慮がされていない。
【0006】
発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、気化フィルタを効率的に交換することができる冷却ユニット及び空調機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る冷却ユニットは、被空調空間を冷却する空調機に用いられる冷却ユニットであって、着脱自在に装着され、通過する空気を水の潜熱によって冷却する気化フィルタを備え、前記気化フィルタは、矩形状を成し、上方から水が浸透するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントの側面に設けられた矩形状の板部材とを含み、前記フィルタエレメントの下端部は、前記板部材における前記フィルタエレメントに対向する面の下縁よりも下方に突出している。
【0008】
本態様にあたっては、通過する空気を水の潜熱によって冷却する気化フィルタは、上方から水が浸透するフィルタエレメントと、フィルタエレメントの側面に設けられた矩形状の板部材とを備える。当該板部材をフィルタエレメントの側面に設けることにより、硬質な板部材によって、当該板部材よりも軟質なフィルタエレメントの形状を維持し、又は形状が変形することを抑制して、冷却ユニット(ユニット本体)に対する気化フィルタの着脱を容易に行うことができる。フィルタエレメントの下端部は、当該フィルタエレメント側面に設けられた板部材の下端部、より具体的には当該板部材におけるフィルタエレメントに対向する面の下縁よりも下方に突出している。板部材におけるフィルタエレメントに対向する面とは、当該フィルタエレメントの側面に密着している面(密着面)に相当する。水の浸透方向となる高さ方向において、フィルタエレメントは、板部材の密着面(フィルタエレメントに対向する面)の長さよりも長い。このような構成とすることにより、フィルタエレメントを大きくし、当該フィルタエレメントに浸透する水の量を増加させ、気化効率を向上させることができる。更に、板部材よりも下方に突出するフィルタエレメントの下端部は、気化フィルタにて気化せず滴下した水を受けるドレンパンを覆うため、ドレンパン内の水が飛散することを抑制することができる。
【0009】
本開示の一態様に係る冷却ユニットにおいては、前記気化フィルタは、前記フィルタエレメントに貫通する複数の芯部材を備え、前記芯部材の端部は、前記板部材に接合されている。
【0010】
本態様にあたっては、フィルタエレメントに貫通する複数の芯部材は、板部材におけるフィルタエレメントの側面に密着している面(密着面)に接合されている。当該芯部材により、比較的に軟質なフィルタエレメントの形状を維持し、又は形状が変形することを抑制し、ユニット本体に対する気化フィルタの着脱を容易に行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
保温器
1か月前
株式会社コロナ
加湿器
1日前
株式会社コロナ
暖房装置
1日前
株式会社コロナ
空調装置
29日前
株式会社コロナ
加湿装置
1日前
株式会社コロナ
暖房装置
15日前
株式会社コロナ
空気調和機
8日前
株式会社パロマ
給湯器
23日前
株式会社パロマ
給湯器
1か月前
株式会社コロナ
温水暖房システム
22日前
三菱電機株式会社
温水熱源機
1か月前
株式会社パロマ
給湯器
22日前
三菱電機株式会社
空気清浄機
1か月前
三菱電機株式会社
空気清浄機
1か月前
三菱電機株式会社
空気清浄機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
製造装置
22日前
三菱電機株式会社
自動制御装置
10日前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
1か月前
株式会社ノーリツ
風呂給湯装置
29日前
アマノ株式会社
集塵装置
1か月前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
29日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
23日前
株式会社 BUC
屋外用火床装置
16日前
シャープ株式会社
空気調和機
29日前
シャープ株式会社
空気調和機
29日前
株式会社パロマ
給湯システム
3日前
ブラザー工業株式会社
空調機
8日前
ブラザー工業株式会社
空調機
8日前
ブラザー工業株式会社
空調機
8日前
株式会社パロマ
給湯システム
15日前
株式会社コロナ
加湿装置
9日前
株式会社コロナ
加湿装置
9日前
株式会社コロナ
加湿装置
9日前
三菱電機株式会社
換気扇及び取付部材
28日前
株式会社コロナ
加湿装置
9日前
リンナイ株式会社
液体加熱装置
1日前
続きを見る
他の特許を見る