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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024173658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2024035670
出願日
2024-03-08
発明の名称
シート排出装置、画像形成装置及びシート積載方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
31/02 20060101AFI20241205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】生産性の高い装置でも、良好にブロッキングの発生を抑制できるシート排出装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーが定着されたシートたる用紙が排出される排出トレイたる排紙トレイ14は、画像形成装置の本体に固定されているトレイ固定部14bと、排紙トレイ14の幅方向中央を支点として、所定角度回動可能に設けられたトレイ可動部14aとを有している。トレイ可動部14aが回動することで、載置面140が幅方向で真っ直ぐ延びる状態の初期位置と、載置面140が幅方向中央を基点として折れ曲がった状態の変形位置とを取り得るようになっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
トナーが定着されたシートが排出される排出トレイを備えたシート排出装置において、
前記排出トレイの排出された前記シートが載置される載置面の一部を移動させる移動手段を設けたことを特徴とするシート排出装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のシート排出装置において、
前記載置面に複数枚のシートが排出されたら、前記移動手段は、前記載置面の一部を移動させることを特徴とするシート排出装置。
【請求項3】
請求項1に記載のシート排出装置において、
前記移動手段は、前記載置面のシート幅方向の端部を、前記シート幅方向の中央よりも上方または下方に移動させることを特徴とするシート排出装置。
【請求項4】
請求項3に記載のシート排出装置において、
前記移動手段は、前記載置面の前記シートの前記排出トレイへの排出方向に直交する方向であるシート幅方向の一端部を、前記シート幅方向の中央よりも上方または下方に移動させることを特徴とするシート排出装置。
【請求項5】
請求項3に記載のシート排出装置において、
前記移動手段は、前記載置面の前記シート幅方向の両端部を、前記シート幅方向の中央よりも上方または下方に移動させることを特徴とするシート排出装置。
【請求項6】
シートにトナー画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成されたシートを装置本体外へ排出するシート排出装置とを備えた画像形成装置において、
前記シート排出装置として、請求項1に記載のシート排出装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
トナーが定着されたシートを積載するシート積載方法において、
前記シートが載置される載置面に複数枚のシートが積載されたら、前記載置面の一部を移動させることを特徴とするシート積載方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート排出装置、画像形成装置及びシート積載方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、トナーが定着されたシートが排出される排出トレイを備えたシート排出装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記シート排出装置を備える画像形成装置が記載されている。特許文献1の画像形成装置では、シート上にトナー像を形成し、定着装置によって、トナー像が形成されたシートを加熱及び加圧を行うことでシート上のトナー像を定着させて、シートに画像を形成している。特許文献1では、排紙トレイに排出されて積み重ねられた時に、冷え固まっていない軟化したトナーによってシート同士が貼り付く所謂ブロッキングの発生を抑制する目的で、排紙トレイに積載されたシートに送風ファンにより風をあててシートを冷却することが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ブロッキングを十分に抑制できないおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、トナーが定着されたシートが排出される排出トレイを備えたシート排出装置において、前記排出トレイの排出された前記シートが載置される載置面の一部を移動させる移動手段を設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、ブロッキングをより抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置の構成を示す模式図。
画像形成装置のハードウェアブロック構成の一例を示す図
本実施形態の排紙トレイの概略構成図。
トレイ可動部を回動させる回動機構の一例について説明する概略構成図。
用紙ずらし動作のフローチャート。
排紙トレイの載置面を折り曲げたときの排紙トレイ上の複数の用紙の状態を説明する図。
排紙トレイの幅方向両端にサイドフェンスを設けた例を示す概略平面図。
載置面の幅方向一端を、載置面の幅方向中央よりも下方に位置するようにトレイ可動部を回転させた例を示す概略構成図。
載置面の幅方向両端を、載置面の幅方向中央よりも下方に位置するようにトレイ可動部を回転させた例を示す概略構成図。
載置面の幅方向両端を、載置面の幅方向中央よりも上方に位置するようにトレイ可動部を回転させた例を示す概略構成図。
排紙トレイの変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
【0009】
図1は、本実施形態の画像形成装置1の構成を示す模式図である。
なお、以下においては、画像形成装置の前後方向ないし用紙の幅方向をX方向、画像形成装置の左右方向ないし用紙排出方向をY方向、上下方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする。
同図において、画像形成装置1は、電子写真方式を用いる複写機であり、次に挙げる装置を備えている。すなわち、画像形成装置は、画像形成部としての作像装置(感光体11、帯電装置32、現像装置12、転写装置31、クリーニング装置33等を含む)5を備えている。また、画像形成装置は、反転排出装置6、読み取り装置7、書き込み装置8、給紙装置9、定着装置10、および、移動手段たる回動機構40も備えている。
【0010】
画像形成装置1では、読み取り装置7の原稿載置台上に載置された原稿が読み取られる。読み取られた原稿画像は、画像情報に変換され、この画像情報に応じた作像装置5での画像形成処理に用いられる。作像装置5では、帯電装置32より感光体11の表面を一様帯電した後、画像情報に基づき書き込み装置8により感光体11に対して露光光Lを照射して感光体11に静電潜像を形成する。静電潜像が現像装置12により可視像処理されてトナー像を形成される。トナー像となるトナーは、転写装置31により給紙装置9から供給されるシートたる用紙に静電転写され、転写された用紙上のトナーが定着装置10により用紙に定着される。
(【0011】以降は省略されています)
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