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公開番号2024172945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023091025
出願日2023-06-01
発明の名称円描画器具
出願人丸井産業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類B43L 9/00 20060101AFI20241205BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】描く円の半径の選択の自由度を高める。
【解決手段】円描画器具は、少なくとも2つの筆記具挿入孔111・112が所定の中心間距離で設けられた帯状の本体部110と、描画対象部材に位置決め可能に設けられた中心軸部材120と、を備え、本体部110は、中心軸部材120を中心として筆記具挿入孔111・112が円を描くように回動可能にされるとともに、中心軸部材120を複数の段階的な位置にスライドさせ得るように構成され、複数の段階的な位置は、何れかの筆記具挿入孔111・112からの距離が所定の距離になるように設定されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも2つの筆記具挿入孔が所定の中心間距離で設けられた帯状の本体部と、
描画対象部材に位置決め可能に設けられた中心軸部材と、
を備え、
上記本体部は、上記中心軸部材を中心として上記筆記具挿入孔が円を描くように回動可能にされるとともに、上記中心軸部材を複数の段階的な位置にスライドさせ得るように構成され、
上記複数の段階的な位置は、何れかの上記筆記具挿入孔からの距離が所定の距離になるように設定されていることを特徴とする円描画器具。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
請求項1の円描画器具であって、
上記少なくとも2つの筆記具挿入孔は、互いに直径が異なることを特徴とする円描画器具。
【請求項3】
請求項2の円描画器具であって、
上記本体部における上記筆記具挿入孔の周囲は、円描画器具を描画対象部材に当接させる際に描画対象部材との間に隙間が空くように段差が設けられていることを特徴とする円描画器具。
【請求項4】
請求項2の円描画器具であって、
上記中心軸部材は、描画対象部材に位置決めする際に上記描画対象部材に当接する摩擦部材、描画対象部材に差し込まれる針部材、および描画対象部材に打ち込む釘を挿通させる釘孔の少なくとも1つを有することを特徴とする円描画器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、円を描くために用いられる円描画器具に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
円を描くことが可能な定規として、定規の端部付近に軸体が設けられ、上記軸体から所定の距離の位置に設けられた複数の貫通孔のうちの何れかにペンを差し込み、上記軸体を中心として定規とともにペンを回転させることにより円を描く円描画器具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-130857号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように複数の貫通孔から選択した貫通孔にペンを差し込むことによって、半径が種々の段階の円を描くことができる。
【0005】
しかしながら、上記のように複数の貫通孔からペンを差し込む貫通孔を選択できるようにする場合、選択できる半径の段階の細かさは貫通孔の大きさ、すなわち用いられるペンのペン先の太さに制約される。具体的には、例えばペン先の直径よりも細かい段階の半径を選択することはできない。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、描く円の半径の選択の自由度を高めることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、
本発明は、
円描画器具であって、
少なくとも2つの筆記具挿入孔が所定の中心間距離で設けられた帯状の本体部と、
描画対象部材に位置決め可能に設けられた中心軸部材と、
を備え、
上記本体部は、上記中心軸部材を中心として上記筆記具挿入孔が円を描くように回動可能にされるとともに、上記中心軸部材を複数の段階的な位置にスライドさせ得るように構成され、
上記複数の段階的な位置は、何れかの上記筆記具挿入孔からの距離が所定の距離になるように設定されていることを特徴とする。
【0008】
これにより、複数の段階的な位置を、何れかの筆記具挿入孔からの距離が所定の距離になるように設定することによって、描く円の半径が近い場合でも中心軸部材の位置をずらすように設定することができるので、描く円の半径の選択の自由度を高めることが容易にできる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、描く円の半径の選択の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
円描画器具の構成を示す平面図である。
図1のII-II線断面図である。
図1のIII-III線断面図である。
変形例の図3に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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