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公開番号
2024172493
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090250
出願日
2023-05-31
発明の名称
配管構造および配管構造の気密試験方法
出願人
ダイハツディーゼル株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F17D
5/02 20060101AFI20241205BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】容易に気密試験を行うことができる配管構造を提供する。
【解決手段】配管構造は、内管と、前記内管の外側に配置され、前記内管との間に流路を画定する外管と、前記流路を第1流路と第2流路とに仕切る仕切部材と、前記外管に取り外し可能に取り付けられた脱着部材とを備える。前記脱着部材は、前記第1流路と前記第2流路とを連通する連通路を有する
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内管と、
前記内管の外側に配置され、前記内管との間に流路を画定する外管と、
前記流路を第1流路と第2流路とに仕切る仕切部材と、
前記外管に取り外し可能に取り付けられた脱着部材と
を備え、
前記脱着部材は、前記第1流路と前記第2流路とを連通する連通路を有する配管構造。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記外管は、前記第1流路側の前記外管に形成され、前記第1流路と連通する第1開口部を有し、
前記連通路の一端が前記第1開口部に接続された、請求項1に記載の配管構造。
【請求項3】
前記第1開口部は、前記第1流路側の前記外管から立ち上がる第1取り付け部を貫通する孔である、請求項2に記載の配管構造。
【請求項4】
前記外管は、前記第2流路側の前記外管に形成され、前記第2流路と連通する第2開口部を有し、
前記連通路の他端が前記第2開口部に接続された、請求項2または3に記載の配管構造。
【請求項5】
前記第2開口部は、前記第2流路側の前記外管から立ち上がる第2取り付け部を貫通する孔である、請求項4に記載の配管構造。
【請求項6】
前記連通路は、
一端部に形成され、前記第1開口部に接続された前記第1流路側の貫通孔と、
他端部に形成され、前記第2開口部に接続された前記第2流路側の貫通孔と、
を有する、請求項4に記載の配管構造。
【請求項7】
前記外管は、
前記第1流路側の前記外管に形成され、前記第1流路と連通する第1開口部と、
前記第2流路側の前記外管に形成され、前記第2流路と連通する第2開口部と
を有し、
前記連通路の一端が前記第1開口部に接続され、前記連通路の他端が前記第2開口部に接続されており、
前記第1開口部は、前記第1流路側の前記外管から立ち上がる第1取り付け部を貫通する孔であり、
前記第2開口部は、前記第2流路側の前記外管から立ち上がる第2取り付け部を貫通する孔であり、
前記脱着部材は、前記第1取り付け部と前記第2取り付け部を介して前記外管に取り外し可能に取り付けられた、請求項1に記載の配管構造。
【請求項8】
前記外管から前記脱着部材が取り外された状態で、前記第1開口部に外部装置が接続される、請求項2に記載の配管構造。
【請求項9】
前記外管から前記脱着部材が取り外された状態で、前記第1開口部に、前記第1流路の気密試験を行う装置が接続される、請求項2に記載の配管構造。
【請求項10】
内管と、前記内管の外側に配置され、前記内管との間に流路を画定する外管と、前記流路を第1流路と第2流路とに仕切る仕切部材と、前記外管に取り外し可能に取り付けられた脱着部材とを備え、前記脱着部材は、前記第1流路と前記第2流路とを連通する連通路を有する、配管構造の気密試験方法であって、
前記脱着部材を前記外管から取り外した後、
前記第1流路と前記連通路との接続箇所を介して前記第1流路に気体を供給して、前記第1流路に所定の圧力を付与し、
前記第1流路の圧力の変化を計測する
ことを含む、気密試験方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管構造および配管構造の気密試験方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ガス燃料タンクからエンジンにガス燃料を導入する配管構成が開示されている。この配管構成の一例としてのガスマニホールドは、二重配管として構成されており、一端において他の配管と接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-188688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の配管構成では、ガスマニホールドの気密試験を行う場合、ガスマニホールドの一端から他の配管を取り外して、ガスマニホールドの一端に気密試験のための装置を接続する必要がある。
【0005】
本発明は、容易に気密試験を行うことができる配管構造および配管構造の気密試験方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、
内管と、
前記内管の外側に配置され、前記内管との間に流路を画定する外管と、
前記流路を第1流路と第2流路とに仕切る仕切部材と、
前記外管に取り外し可能に取り付けられた脱着部材と
を備え、
前記脱着部材は、前記第1流路と前記第2流路とを連通する連通路を有する、配管構造を提供する。
【0007】
この構成によれば、脱着部材を外管に取り付けた状態では、連通路によって第1流路と第2流路とを接続できる。他方、脱着部材を外管から取り外した状態では、第1流路を例えば気密試験で使う装置に接続できる。したがって、脱着部材を外管から取り外すことで、配管構造から他の配管を取り外す必要がなく、第1流路を気密試験で使う装置に接続することができる。これにより、容易に気密試験を行うことができる。言い換えれば、外管に対して脱着部材を脱着することで、第1流路の接続先を変更できる。
【0008】
一実施形態では、前記外管は、前記第1流路側の前記外管に形成され、前記第1流路と連通する第1開口部を有し、前記連通路の一端が前記第1開口部に接続されている。
【0009】
この構成によれば、第1流路と連通路の一端とが第1開口部を介して接続される。これにより、仕切部材に遮断された第1流路内の流体を連通路に案内することができる。他方で、仕切部材に遮断された第2流路から連通路に導かれた流体を第1流路に案内することができる。
【0010】
一実施形態では、前記第1開口部は、前記第1流路側の前記外管から立ち上がる第1取り付け部を貫通する孔である。
(【0011】以降は省略されています)
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