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公開番号
2024172414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023090119
出願日
2023-05-31
発明の名称
購入支援装置、購入支援方法、及び購入支援プログラム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20241205BHJP(計算;計数)
要約
【課題】流体搬送システムを構成する複数のプラント部品をまとめてユーザに提供すること。
【解決手段】相互に作用する複数の流体が流入する機器を含む複数のプラント部品によって構成される流体搬送システムの購入を支援する購入支援装置1であって、ユーザが購入を希望する流体搬送システムに関する選定条件を取得する条件入力支援部31と、選定条件に基づいて機器の仕様を特定し、標準部品データベース21から機器の仕様に基づいて複数の標準部品を選定し、選定した複数の標準部品を機器の部品候補としてクライアント端末に表示させる標準機器選定部32と、選定条件に基づいて流体搬送システムを構成する複数のプラント部品に対応する標準部品を特定するとともに、特定した複数の標準部品とユーザによって選択された部品候補の標準部品とを繋ぎ合わせた標準システム構成図を生成し、クライアント端末に表示させる標準システム構成生成部33とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
相互に作用する複数の流体が流入する機器を含む複数のプラント部品によって構成される流体搬送システムの購入を支援する購入支援装置であって、
ユーザが購入を希望する前記流体搬送システムに関する要求機能及び要求仕様を選定条件として取得する条件入力支援部と、
前記選定条件に基づいて前記機器の仕様を特定し、流体搬送システムに関する複数の標準部品の情報が格納されている標準部品データベースから、前記機器の仕様に基づいて複数の前記標準部品を選定し、選定した複数の前記標準部品を前記機器の部品候補としてクライアント端末に表示させる標準機器選定部と、
前記選定条件に基づいて前記流体搬送システムを構成する複数の前記プラント部品に対応する標準部品を特定し、特定した複数の前記標準部品とユーザによって選択された前記部品候補の前記標準部品とを繋ぎ合わせた標準システム構成図を生成し、クライアント端末に表示させる標準システム構成生成部と、
を備える購入支援装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記標準機器選定部は、前記選定条件に基づいて前記機器の仕様を特定できない場合に、前記機器の仕様を特定するために必要となるパラメータ項目の条件をユーザに入力させるための条件設定支援画面を前記クライアント端末に表示させ、前記ユーザによって入力された条件を用いて前記機器の仕様を特定する請求項1に記載の購入支援装置。
【請求項3】
前記条件設定支援画面には、複数の前記パラメータ項目を軸とする直交座標系に前記機器の部品候補となる複数の前記標準部品の仕様に基づく特性が描かれたグラフが含まれている請求項2に記載の購入支援装置。
【請求項4】
前記条件設定支援画面には、複数の前記パラメータ項目を軸とする直交座標系に前記機器の部品候補となる複数の前記標準部品の仕様に基づく特性曲線が描かれたグラフが含まれ、前記特性曲線上には前記機器の標準部品の仕様又は周辺機器の標準部品の仕様に応じた運転可能範囲が示されている請求項2に記載の購入支援装置。
【請求項5】
前記標準機器選定部は、前記機器において流体の流入流出位置が異なる複数の流入流出パターンを生成し、生成した複数の流入流出パターンの中からいずれか一つの流入流出パターンをユーザに選択させるための流入流出パターン選定画面を前記クライアント端末に表示させ、ユーザによって選択された流入流出パターンの前記機器の標準部品を特定する請求項1に記載の購入支援装置。
【請求項6】
前記標準システム構成生成部は、前記標準システム構成図を構成する前記標準部品の位置及び配置順序の変更、配管の追加、継手の追加、搬送経路の変更、配管長さの変更、配管の寸法変更、並びに、要求機能の追加及び削除のうちの少なくともいずれか1つをユーザに行わせるための標準システム構成調整画面を生成し、前記クライアント端末に表示させる請求項1に記載の購入支援装置。
【請求項7】
プラント部品と流量演算式とが関連付けられた複数の計算ブロックが格納された流体計算ブロックデータベースから前記標準システム構成図を構成する各前記標準部品に対応する計算ブロックを抽出し、抽出した前記計算ブロックを前記標準システム構成図に従ってつなぎ合わせることにより計算ブロックチェーンを生成し、前記計算ブロックチェーンに対して入力条件を与えることにより、前記標準システム構成図に含まれる流量調整に用いるプラント部品である流量調整部品の流体条件を算出し、算出した流体条件に基づいて前記流量調整部品の適合性を判定する標準システム選定部を備える請求項1に記載の購入支援装置。
【請求項8】
前記標準システム選定部は、前記流量調整部品の標準部品が不適合であると判定された場合に、不適合と判定された前記流量調整部品に対応する前記標準部品を前記流体条件に適合する標準部品に変更する請求項7に記載の購入支援装置。
【請求項9】
サプライヤが販売するサプライヤ部品の情報が格納されたサプライヤ部品データベースから前記標準システム構成図を構成する前記標準部品毎にそれぞれ対応する1又は複数のサプライヤ部品を選定するサプライヤ部品選定部と、
選定された複数の前記サプライヤ部品に基づいて、前記流体搬送システムを構成するサプライヤ部品の組み合わせであるシステム構成候補を少なくとも一つ生成し、クライアント端末に送信する選定候補生成部と、
を備える請求項1に記載の購入支援装置。
【請求項10】
前記標準システム構成生成部によって特定された複数の前記標準部品の仕様に基づいて注文仕様書を作成する注文仕様書作成部を備える請求項1に記載の購入支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、購入支援装置、購入支援方法、及び購入支援プログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、購入希望者(以下、「ユーザ」という場合もある。)がプラント部品を購入する場合、一般的に、サプライヤとの間で以下のような工程を経る必要がある。ここで、購入希望者の一例として、プラントメーカやプラントを運用している工場等が挙げられる。
まず、購入希望者が、部品の注文仕様書を作成し、作成した注文仕様書を提示してサプライヤに対して見積依頼を行う。サプライヤでは、注文仕様書に基づいて見積書を作成し、購入希望者へ提示する。購入希望者は、仕様の調整を行い、見積依頼を行ったサプライヤに対して発注を行う。
【0003】
このように、従来、発注までに多くの工程を必要とすることから、部品の発注に時間と労力を要していた。また、見積りは、購入希望者が自ら問い合わせを行ったサプライヤからしか得ることができない。このため、例えば、更にいい条件(例えば、価格が安い、納期が短い、サービスがよい等)で同様の部品を提供しているサプライヤがあったとしても、そのサプライヤにたどり着くことができないといった不都合があった。更に、サプライヤ側としても、小口の案件で、単価が安い部品の場合、見積りを作成する手間に対して売上や利益が少なく、割に合わないことがある。このため、他の案件に対して対応が後回しになる、提供価格が比較的高く見積もられる等の購入希望者の不利益につながるおそれがあった。
【0004】
従来、部品の調達の工程や手間を低減するシステムとして、例えば、特許文献1に開示される製造委託支援装置がある。この製造委託支援装置は、製造業者から部品の図面データを受信すると、受信した図面データの分析を行って部品の加工可能性を判定し、部品の加工が可能な複数の加工業者に対して見積もり依頼を行い、その見積価格を製造業者に回答するというものである。このように、特許文献1に開示される製造委託支援装置は、製造業者と加工業者とのやり取りを仲介するため、部品調達に関する両者の負担を軽減することが可能となる。
また、特許文献2には、機械装置を構成する複数の部品一式の価格又は納期を自動的に見積り、ユーザに提供することのできる装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6462945号公報
特許第6415492号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1、2に開示される装置は、加工品に特化したシステムであり、プラント部品の手配にただちに適用することはできない。すなわち、プラント部品は、設計圧力、運転圧力、設計温度、運転温度などの制約条件に加えて、流量や圧力損失などの流体搬送システム特有のパラメータを考慮した上で、購入部品を決定する必要がある。このため、特許文献1、2に開示される装置では、複数のプラント部品からなる流体搬送システム全体の見積りにおいて、制約条件などを全て満足する部品を選定することは不可能であった。
【0007】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、流体搬送システムを構成する複数のプラント部品をまとめてユーザに提供することのできる購入支援装置、購入支援方法、及び購入支援プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様に係る購入支援装置は、相互に作用する複数の流体が流入する機器を含む複数のプラント部品によって構成される流体搬送システムの購入を支援する購入支援装置であって、ユーザが購入を希望する前記流体搬送システムに関する要求機能及び要求仕様を選定条件として取得する条件入力支援部と、前記選定条件に基づいて前記機器の仕様を特定し、流体搬送システムに関する複数の標準部品の情報が格納されている標準部品データベースから、前記機器の仕様に基づいて複数の前記標準部品を選定し、選定した複数の前記標準部品を前記機器の部品候補としてクライアント端末に表示させる標準機器選定部と、前記選定条件に基づいて前記流体搬送システムを構成する複数の前記プラント部品に対応する標準部品を特定するとともに、特定した複数の前記標準部品とユーザによって選択された前記部品候補の前記標準部品とを繋ぎ合わせた標準システム構成図を生成し、クライアント端末に表示させる標準システム構成生成部と、を備える購入支援装置である。
【0009】
本開示の一態様に係る購入支援方法は、相互に作用する複数の流体が流入する機器を含む複数のプラント部品によって構成される流体搬送システムの購入を支援する購入支援方法であって、ユーザが購入を希望する前記流体搬送システムに関する要求機能及び要求仕様を選定条件として取得する条件入力支援工程と、前記選定条件に基づいて前記機器の仕様を特定し、流体搬送システムに関する複数の標準部品の情報が格納されている標準部品データベースから、前記機器の仕様に基づいて複数の前記標準部品を選定し、選定した複数の前記標準部品を前記機器の部品候補としてクライアント端末に表示させる標準機器選定工程と、前記選定条件に基づいて前記流体搬送システムを構成する複数の前記プラント部品に対応する標準部品を特定するとともに、特定した複数の前記標準部品とユーザによって選択された前記部品候補の前記標準部品とを繋ぎ合わせた標準システム構成図を生成し、クライアント端末に表示させる標準システム構成生成工程と、をコンピュータが実行する購入支援方法である。
【0010】
本開示の一態様に係る購入支援プログラムは、コンピュータを上記購入支援装置として機能させるための購入支援プログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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