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公開番号2024172329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089977
出願日2023-05-31
発明の名称鶏のせせり肉切剥機構
出願人マトヤ技研工業株式会社
代理人弁護士法人 衞藤法律特許事務所
主分類A22C 21/00 20060101AFI20241205BHJP(屠殺;肉処理;家禽または魚の処理)
要約【課題】鶏のせせり肉の切剥作業における肩甲骨骨片の混入を防止し、その除去作業に係る労力を軽減することができる鶏のせせり肉切剥機構を提供する。
【解決手段】左右一対のブレード4aに各々設けられた一対の切欠き凹所4bと、これら切欠き凹所4bに出没可能に噛合する押込体13と、この押込体13を上下動するアーム12を設ける。押込体13はアーム12の先端に取付けられたアングル13bに左右一対の押込板13aを備えており、都合4枚の略矩形の押込板13aが上記したブレード4aの切欠き凹所4bに挿入して出没可能に雌雄嵌合する
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
円盤状のターンテーブルの中心方向に鶏の首部が載置可能な溝条を備えた台盤を有するケーシングを複数個配列し、前記ターンテーブルを水平方向に間欠的に一定速度で割り出し回転させ、回転が停止した状態で、前記台盤に鶏の首部を載置する第1ステージと、台盤に載置された鶏の首を両側から一対のブレードを備えたクランプにより挟み付ける共に、押圧板により上方から押圧して真っ直ぐ矯正する第2ステージと、前記ブレードの挟み付けによりさらに上方に盛り上がったせせり肉部を、切剥部により切剥する第3ステージとからなる鶏せせり肉の切剥機構において、鶏の首部に付随した肩甲骨を押し下げる肩甲骨押込部を設けたことを特徴とする鶏せせり肉の切剥機構。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
肩甲骨押込部が、一対のブレードに各々設けられた一対の切欠き凹所と、これら切欠き凹所に出没可能に雌雄嵌合する押込体と、この押込体を上下動するアームとからなることを特徴とする請求項1記載の鶏せせり肉の切剥機構。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、食用鶏の頸部にあるせせり肉(小肉ともいう)は、鶏の頸椎の周りを覆っている一羽の鶏からほんの僅かしか取れない希少な可食部位で、鶏の中でも柔らかく低脂肪で、噛み応えがあり、焼き鳥などで食される貴重な部位である。本発明はこのせせり肉を鶏の首部(頸椎)から切剥する機構に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
食肉から除骨する装置として、例えば、食肉をミンチに加工するチョッパーにおいて、食肉内に混在する軟骨や筋などの骨片類を除去する骨片類除去装置を付設したもの(特許文献1参照。)や所定の骨片等の異物の通過を防ぐ複数のスリットが形成され、このスリットを通過したミンチ状の食肉をスクーレパーで掻き取ることによって除骨する装置(特許文献2参照。)が提案されている。また、投入ステーションより下流に向け、投入ステーションと所定間隔を持つ肩甲骨脱骨ステーションと、同一所定間隔を持つ上腕骨脱骨ステーションの順に等間隔直線状に配設し、上腕骨脱骨ステーションの下流に上腕骨を排出する骨部排出ステーションを設け、固定、可動搬送路を介してワークを懸架状態でタクト搬送させ、その搬送過程で脱骨処理して最終ステーション(排出ステーション)より脱骨した上腕骨を排出する構成の食肉脱骨装置(特許文献3参照。)。他にも、懸架吊部により骨付き肉の露出した首部を把持し、懸架した状態で、骨の長手方向に沿って筋入れ加工を行った後、骨の周囲の肉を引き剥がすことで脱骨する骨付き肉の自動脱骨装置(特許文献4参照。)等が提案されている。
【0003】
そこで、本発明者は、せせり肉の切剥作業の機械化を図り、円盤状のターンテーブルの中心方向に鶏の首部が載置可能な溝条を備えた台盤を有するケーシングを複数個配列し、前記ターンテーブルを水平方向に間欠的に一定速度で割り出し回転させ、回転が停止した状態で、前記台盤に鶏の首部を載置する第1ステージと、台盤に載置された鶏の首部を押圧板により上方から押圧して真っ直ぐ矯正すると共に、両側から一対のブレードを備えたクランプにより挟み付ける第2ステージと、前記ブレードの挟み付けによりさらに上方に盛り上がったせせり肉を、切剥部により切剥する第3ステージとからなることを基本構成とするせせり肉の切剥機構を種々提案している(特許文献5、特許文献6及び特許文献7参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-44024号公報
特許第3191024号公報
特許第4327099号公報
特許第4908148号公報
特許第7138277号公報
特許第7138278号公報
特許第7149471号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、せせり肉の切剥作業時に、肩甲骨の一部が付着したまま切断され食肉中に混入し、その骨片の除去作業の発生及び検品に時間を要するという問題が儘ならずあった。
【0006】
そこで本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、鶏のせせり肉の切剥作業における肩甲骨の骨片の食肉中への混入を防止し、その除去作業に係る労力を軽減することができる鶏のせせり肉切剥機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このため本発明の鶏のせせり肉切剥機構は、円盤状のターンテーブルの中心方向に鶏の首部が載置可能な溝条を備えた台盤を有するケーシングを複数個配列し、前記ターンテーブルを水平方向に間欠的に一定速度で割り出し回転させ、回転が停止した状態で、前記台盤に鶏の首部を載置する第1ステージと、台盤に載置された鶏の首を両側から一対のブレードを備えたクランプにより挟み付ける共に、押圧板により上方から押圧して真っ直ぐ矯正する第2ステージと、前記ブレードの挟み付けによりさらに上方に盛り上がったせせり肉部を、切剥部により切剥する第3ステージとからなる鶏せせり肉の切剥機構において、鶏の首部に付随した肩甲骨を押し下げる肩甲骨押込部を設けたことを第1の特徴とし、肩甲骨押込部が、一対のブレードに各々設けられた一対の切欠き凹所と、これら切欠き凹所に出没可能に雌雄嵌合する押込体と、この押込体を上下動するアームとからなることを第2の特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明機構によれば、肩甲骨骨片の食肉中への混入を防止し、その除去作業に係る労力を軽減することができるばかりでなく、食肉の安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明に係る鶏せせり肉切剥機構の基本的な全体構成を示す斜視図である。
台盤に鶏ガラをセットした状態を示す正面図である。
台盤にセットした鶏ガラ首部の沈下状態を示す正面図である。
台盤に鶏ガラを載置した状態を示す平面図である。
ブレートの作動状態を示す平面図であり、(a)開状態、(b)は閉状態を示す。
本実施例に係る肩甲骨押込部を示す斜視図である。
肩甲骨押込動作の初期状態を示す斜視図である。
肩甲骨押込部の押圧状態を示す斜視図であり、(a)押圧状態、(b)は押込み状態を示す。
肩甲骨押込部が鶏ガラから離反した肩甲骨押込動作の終了状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面にしたがって本発明の一実施例を説明するが、便宜上、同様の構成要件には同一の参照符号を付して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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