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公開番号
2025037769
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023161758
出願日
2023-09-06
発明の名称
浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
出願人
個人
代理人
主分類
F03B
17/04 20060101AFI20250311BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約
【課題】本体水槽を連続して回転させ、浮きの浮力を繰り返し動力として利用出来る様に考案した、浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置を提供する。
【解決手段】液体2(水等)を充填し密閉した本体水槽1 の左右中央部に本体水槽主軸A10、本体水槽主軸B11 を設けて支えた上下均等な本体水槽内へ、上下に均等な重さの重りC5、D6を設け、均等な浮力の浮きC3、D4を上下に設けた主軸回転歯車回し板7 を有し、総体が浮力と重力のバランスが取れる水槽内移動枠組8 を入れた、本体水槽内で水槽内移動枠組8 を移動させ、垂直状態から傾斜した本体水槽内壁に、重りの荷重を直接かけ、本体水槽の上下のバランスを変動させて、本体水槽1 を半回転させ 本体水槽1 内の浮きの浮力を主軸9 に伝え、繰り返して動力として利用する為、各重りの重力、各浮きの浮力、主軸回転歯車回し板7、各部材、水槽内移動枠組8、本体水槽1の大きさ、長さ、重さ、浮力、形状等を調整して設けた事を特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
液体(水等)2 を充填し密閉した縦長の本体水槽1 の左側をA、右側をB、上側をC、下側をDとするとA側中央部に本体水槽主軸A10 と右側中央部に本体水槽主軸B11 を設け本体水槽1 を挟んで左右A側B側に本か体水槽主軸受け台57 を設けて上部に本体水槽主軸受け42 を設け、本体水槽主軸A10 と本体水槽主軸B11 を乗せて上下均衡の取れた本体水槽1 を設置し、本体水槽主軸Aと本体水槽主軸Bの中心を通して主軸9 を設け 主軸9 の本体水槽内中央部に主軸回転歯車12 を設け本体水槽主軸A、Bと本体水槽主軸受けの間にベアリングを設け、本体水槽1 内に縦長の水槽内移動枠組8 を設けて、水槽内移動枠組8 と本体水槽内壁との間に水槽内移動枠組誘導車17 を設け、 水槽内移動枠組8 の上部と下部の端部に均等な重さの重りC5、重りD6を設けて、水槽内移動枠組8の 本体水槽A、B側の各重りの上下部に解放用車受け台14 を設け 本体水槽A、B側各重りの上下部に、重り解放用移動車13 を設けて解放用車受け台14 に乗せて設置し 各解放用車受け台14 の水槽内移動枠組8 の真ん中、中央側に位置する側に浮き止め93 を設け、本体水槽1 内の各重りの回転方向両側に、重り解放用軸15 を設け、水槽内移動枠組8 の枠組み立て部に対称に浮体(浮き)83 を取り付けて設置し、主軸回転歯車12 を挟んで両側に主軸回転歯車回し板7 を設け、両側端部を接続して両端側に移動車13 を設け、各浮きの中央部側向きの片側に主軸回転歯車回し板移動レール58 を設けて、主軸回転歯車回し板7 の両端に設けた移動車13 を乗せ均等な浮力の浮きC3と浮きD4を主軸回転歯車回し板7 の両端に接続して設け、主軸回転歯車回し板7 の両外側 主軸回転歯車12 と接触しない部分に対称に浮体(浮き)83 を取り付け、水槽内移動枠組8 の中で浮上する前の、各浮きが浮き止め迄浮上するスペースを持たせ、水槽内移動枠組8 内で各浮きが浮上出来るスペース内を浮上した、水槽内移動枠組8 の総体が液体を充填し垂直状態の本体水槽1 内で、浮力と重力の釣り合いが取れた平衡状態にして設置し、本体水槽A側に設けた本体水槽主軸受け台57 に隣接して歯車受け台87 を設け上部に固定軸固定台91 を設けて本体水槽主軸A10 と主軸9 の間に誘導盤固定軸A89 を設けてA側の端部を固定軸固定台91 に固定し、反対片端を本体水槽1 内のA側に設け 本体水槽B側に設けた本体水槽主軸受け台57 の上部に固定軸固定台91 を設け 本体水槽主軸B11 と主軸9 の間に誘導盤固定軸B90 を設けB側端を固定軸固定台91 に固定して設けて 反対側の片端を本体水槽1 内のB側に設け、主軸9 と誘導盤固定軸A89 、主軸9 と誘導盤固定軸B90 の間と誘導盤固定軸Aと本体水槽主軸A、誘導盤固定軸Bと本体水槽主軸Bの間に防水ベアリング88 を設け本体水槽1内壁C側、D側にクッション85 を設けて本体水槽内A側に設けた誘導盤固定軸Aに内壁側から 浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 と移動台車誘導棒誘導盤A22 を取り付けて設け、本体水槽内B側に設けた誘導盤固定軸Bに内壁側から浮きストッパー誘導棒誘導盤B23 と移動台車誘導棒誘導盤B23 を取り付けて設け、A側本体水槽主軸A10 と誘導盤固定軸A89 主軸9 と誘導盤固定軸A89 の間、B側本体水槽主軸B11 と誘導盤固定軸B90 の間に漏水防止装置41 を設け、移動台車誘導棒誘導盤A22、B23の外周の一部に歯車部33 を設けて盤中に円周状に溝を設け溝の左右に対称に凹凸部を設けて設置し、本体水槽1 A側内壁、移動台車誘導棒誘導盤A22 の外周上側にロープ巻き取り巻き戻し装置A29 を設け 本体水槽1B側内壁、移動台車誘導棒誘導盤B23 の外周下側にロープ巻き取り巻き戻し装置B30 を設置し、ロープ巻き取り巻き戻し装置A29、B30 は先端部にロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 を備えた 軸37 を本体水槽1 内壁に設置して軸37 に片側を固定したゼンマイばね36 を内蔵したゼンマイばね格納容器38 と外周部にロープ巻き取り収納容器35 を設けた構成から成り 各ロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 を移動台車誘導棒誘導盤A22、B23の外周に設けた歯車部に接して設け、本体水槽1 内中央部、回転方向両側にかけて、台車車用レール28 を上下両側に設けた移動台車固定台16 を設置し、両側前後上下に台車車27 を備えた移動台車24 を台車車用レール28 に乗せて設置して移動台車24 の前後両側に主軸回転歯車回し板押さえ棒25 を設け、主軸9 に取り付けた主軸回転歯車12 をまたいで両側に設けた主軸回転歯車回し板7 の主軸回転歯車12 と接触しない裏側面を押さえ、接触する部分が容易に滑り回転できる等施した主軸回転歯車回し板押さえ棒25 を移動台車24 の両端に設け、移動台車24 の片側、本体水槽1 が回転する方向の片側に移動台車誘導棒軸受21 を設け移動台車24 の反対片側に弾性体A26 を設けて片側を本体水槽内壁に固定して設け、主軸回転歯車12 と主軸回転歯車回し板7 の接触面の間隔を持たせて設置して移動台車24 が移動する時に、片側が接触する時片側が離れ、反対側の片側が接触する時反対側の片方が離れ、両側も離れている間隔を持たせて設置し、移動台車誘導棒軸受21 に移動台車誘導棒20 を通し、片側を移動台車誘導棒誘導盤A22 の移動台車誘導棒誘導溝32 に挿入し、反対側の片端を移動台車誘導棒誘導盤B23 の移動台車誘導棒誘導溝32 に挿入し、溝と当たる移動台車誘導棒20 の先端部は滑りやすく回転させる等して設ける、本体水槽1A側とC側の内壁にロープ案内車40 を設け ロープ案内車40 に添ってロープ39 を設けロープの片端をロープ巻き取り巻き戻し装置A29 のロープ巻き取り収納容器35 に固定し、片方の端を水槽内移動枠組8 のC側端に結んで設置し、本体水槽1 のB側とD側の内壁にロープ案内車40 を設け、ロープ案内車40 に添ってロープ39 を設けてロープの片端をロープ巻き取り巻き戻し装置B30 のロープ巻き取り収納容器35 に固定し、もう片方の片端を水槽内移動枠組8 のD側端に結んで設置する、ロープはスチールロープ、ナイロン、ビニール、でも可、本体水槽1 と共に回転する水槽内移動枠組8 の回転する方向の両側の上部から下部に掛けて浮き誘導棒31 を設け、浮きC3と浮きD4の両側に浮き誘導突起96 を設けて浮き誘導棒31 に添わせて浮きを設け、水槽内移動枠組8 内に設置した浮きC3とD4の本体水槽1A側とB側に浮き止め突起82 を設け、本体水槽内を移動した各浮きの浮き止め突起82 が停止する位置の本体水槽内壁のA側に浮きストッパーA74 浮きストッパーC76 浮きストッパーE78 浮きストッパーG80を設置し、本体水槽内壁B側に浮きストッパーB75 浮きストッパーD77 浮きストッパーF79 浮きストッパーH81 を設け、各浮きストッパーは片端を本体水槽1 内壁に浮きストッパー固定軸94 を設けて固定し反対側の先端部は各浮きに取り付けた、浮き止め突起82に乗りやすく、外れやすく回転させる等施して設け、各浮きストッパーの棒部分と本体水槽内壁の間に弾性体B95 を設けて設置し、浮きストッパーA74 浮きストッパーC76 浮きストッパーB75 浮きストッパーD77 は各先端部を本体水槽1の D側向きにして、浮きストッパーE78 浮きストッパーG80 浮きストッパーF79 浮きストッパーH81 は先端部を本体水槽1 のC側に向けて設置し、浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 と浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 の外周に突起部を設けて設置し、本体水槽1 A側内壁内の誘導盤固定軸A89 に固定して設置した浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 を挟んで本体水槽1 内壁の上下に対称に誘導棒固定軸84 を設けて浮きストッパー誘導棒A61、浮きストッパー誘導棒C63 を取り付け、それぞれ片端を浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 の外周部に接して設け、本体水槽1 B側内壁内の誘導盤固定軸B90 に固定して設置した浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 を挟んで本体水槽1 内壁の上下に誘導棒固定軸84 を対称に設けて浮きストッパー誘導棒B62、浮きストッパー誘導棒D64 を取り付け、それぞれ片端を浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 の 外周部に接して設け、本体水槽1A側内壁に作動棒固定軸71 を設けて浮きストッパー作動棒A67 と浮きストッパー作動棒C69 を作動棒固定軸71 に通して設置し 本体水槽1 B側内壁に作動棒固定軸71 を設けて浮きストッパー作動棒B68 と浮きストッパー作動棒D70を通して設置し、浮きストッパー作動棒A67 浮きストッパー作動棒C69 の両端、浮きストッパーA74 浮きストッパーC76 と浮きストッパーE78 浮きストッパーG80 の位置する箇所に作動棒動作取っ手73 を設け本体水槽1 内壁に引張りバネ固定軸92 を設けて作動棒動作取っ手73 の先端部 を弾性体72 で結び弾性体72 の片側を引張りバネ固定軸92 と結んで設置し、浮きストッパー作動棒B68 浮きストッパー作動棒D70 の両端浮きストッパーB75 浮きストッパーD77 浮きストッパーF79 浮きストッパーH81 の位置する箇所に作動棒動作取っ手73 を設け、本体水槽1 内壁に引張りバネ固定軸92 を設けて作動棒動作取っ手73 の先端部を弾性体72 で結び弾性体72 の片側を引張りバネ固定軸92 と結んで設置し、各浮きストッパーの先端部にワイヤー66 を結び、本体水槽1内壁にワイヤー案内車65 を設けてワイヤー66 を誘導し、片端を各作動棒動作取っ手73 に結んで設置し、設置した各浮きストッパー誘導棒の片側に、片端を本体水槽1内壁に固定した弾性体72 を結び、各浮きストッパー誘導棒の反対側片端が常に浮きストッパー誘導棒誘導盤A、Bの外周部に接する状態にして設置し、浮きストッパー誘導棒A61 の位置する浮きストッパー作動棒A67 の中間部、浮きストッパー誘導棒C63 の位置する浮きストッパー作動棒C69 の中間部、浮きストッパー誘導棒B62 の位置する浮きストッパー作動棒B68 の中間部、浮きストッパー誘導棒D64 の位置する浮きストッパー作動棒D70 の中間部各位置に作動棒動作取っ手73 を設け、本体水槽1内壁にワイヤー案内車65 を設けて各作動棒動作取っ手73 の先端部と各浮きストッパー誘導棒の浮きストッパー誘導棒誘導盤の外周部と接していない反対側先端部をワイヤー66 で結んで設け、本体水槽主軸A10 に大歯車A44 を取り付けて設け、間欠歯車46 と大歯車B45 を結合して設け間欠歯車46 と大歯車A44 を噛み合わせて設置し、設置した歯車受け台87 に案内歯車47 遊び歯車A52 遊び歯車B53 をそれぞれ噛み合わせて設け案内歯車47 と大歯車B45 を噛み合わせて設けて、歯車受け台87 に隣接して はずみ車受け台43 を設け、上部にはずみ車主軸受け86 を設けて、はずみ車主軸56 にベルト車B50 動力取出し口55 はずみ車48 を設けてはずみ車主軸受け86 に乗せて設置し、はずみ車主軸56 の端にはずみ車主軸回転歯車54 を設けて遊び車B53 を噛み合わせて設置し、主軸9 と主軸回転歯車12 、はずみ車主軸56 とベルト車B50は、主軸回転歯車12 とベルト車B50 が回転する時、主軸9とはずみ車主軸56 は回転し、主軸回転歯車12 とベルト車B50 が停止した時、主軸9、とはずみ車主軸56 は回転を続行出来る様にフリーギアに設定して設ける。
本発明は、以上の構成よりなる、浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置で有る。
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【請求項2】
縦長で液体を充填し上下均等な中央部に主軸9 を有した本体水槽1 内に縦長で上部、と下部に均等な重りC5、D6を有し、主軸9 を跨いで主軸回転歯車回し板7 の両端に均等な浮力を持った浮きC3 と浮きD4 を接続し、浮きが浮上するスペースを有する水槽内移動枠組8 を設け、垂直状態の本体水槽1 内で、浮上出来るスペース内を、浮きが浮上する浮力を主軸9 に伝達し、浮きが浮上した水槽内移動枠組8 の総体が、浮力と重力の釣り合いが取れた状態に設定した水槽内移動枠組8 を本体水槽1 の下部に移動させ、本体水槽1 が回転して傾斜する時水槽内移動枠組8 内の重りを移動させ、重りの荷重が移動した本体水槽内内壁に直接掛かることで重心が移動して本体水槽1 が半回転できる値に設定した本体水槽1 を半回転させて、繰り返して浮きの浮力を動力として利用する為に設けた請求項1の浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
【請求項3】
本体水槽1を複数(十字等)に組んで設置した請求項1の浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
【請求項4】
本体水槽1 の回転、水槽内移動枠組8 の移動、移動台車24 の移動、本体水槽内での動作に要する動力を、外部からの電源を用いて利用した請求項1の浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、液体を充填し、軸を中心に上下均衡のとれた本体水槽内に、浮力と重力の釣り合いが取れた浮きと重りを設けて重力と浮力の釣り合いが取れた状態の水槽内移動枠組を設け、水槽内移動枠組内の浮きを浮上させて浮きの浮力を動力として利用し、本体水槽の軸を中心に回転を続行させ垂直状態になった本体水槽内の水槽内移動枠組を移動させて、水槽内移動枠組内に有る浮きと重りを移動させ、重りを一時解放して重りの荷重を本体水槽内壁に直接かけ、本体水槽の上下の均衡を崩して本体水槽を半回転させ、再度浮きが浮上出来る状態にして、連続して浮きの浮力をエネルギー源として利用する、浮力と重力のバランスを利用した動力発生装置に関するものである。
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【背景技術】
【0002】
従来、自然エネルギー、再生可能エネルギー源として、主に太陽光発電(特許文献1参照)と風力発電(特許文献2参照)波力発電(特許文献3参照)等が利用されてきた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開 2014-177645 号公報
特開 2014-163265 号公報
特開 2014-506659 号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これらには、つぎのような欠点があった。
自然エネルギー源の太陽光発電は、気象条件下での可動率低下と、夜間における可動停止、効率良く太陽光にあてる為の広い敷地を必要とする等の立地条件に制限され、風力発電は、風の吹かない無風時での可動停止と、常に風当たりが良く人的環境被害の無い設置場所の確保等の立地条件と気象条件に制限され、波力発電は、低気圧、台風等通過時の可動低下と稼働に適切な波を得る場所等、設置場所を選ぶ立地条件の制限等、これらは環境問題と自然環境に大きく左右されてきた。
本発明は、以上のような欠点を補うためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
液体(水等)2 を充填し密閉した本体水槽1 の左A側中央部に、本体水槽主軸A10 と右側中央部に本体水槽主軸B11 を設ける。
本体水槽1 を挟んで、左右A側B側に、本体水槽主軸受け台57 を設置する。
本体水槽主軸受け台57 の上部に、本体水槽主軸受け42 を設け本体水槽主軸A10 と本体水槽主軸B11 を乗せて上下の均衡を保った本体水槽1 を設置する。本体水槽主軸A、Bと本体水槽主軸受けの各間にベアリング88 を設ける。
本体水槽1 内に水槽内移動枠組8 を設ける。 水槽内移動枠組8 と本体水槽内壁との間に、水槽内移動枠組誘導車17 を設ける。
水槽内移動枠組8 の上部と下部に浮き止め93 と重り解放用車受け台14 を設け、均等な重さの重りC5 と重りD6 に重り解放用移動車13 と重り解放用軸15 を設けて設置する。水槽内移動枠組8 と主軸回転歯車回し板7 に浮体(浮き)83 を設ける。
均等な浮力を持った浮きC3 と浮きD4 に主軸回転歯車回し板移動レール58 を設け、主軸回転歯車回し板7 の両端に移動車19 を設けて主軸回転歯車回し板と各浮きを接続して水槽内移動枠組内に設け、水槽内移動枠組8 と主軸回転歯車回し板7 に浮体(浮き)83 を取り付けて設置する。水槽内移動枠組8 内で各浮きが浮上出来るスペースを持たせて設置する。
浮きと重りを設け、浮体を取り付けた水槽内移動枠組8の総体が液体を充填した本体水槽1 内で、浮力と重力の釣り合いが取れた平衡状態にして設置する。
本体水槽主軸A10 に大歯車A44 を取り付けて設置する。
間欠歯車46 大歯車B45 を結合して設け、間欠歯車46 と大歯車A44 を噛み合わせて設置する。
本体水槽主軸受け台57 に隣接して歯車受け台87 を設置する。
歯車受け台87 に案内歯車47 遊び歯車A52 遊び歯車B53 をそれぞれ噛み合わせて設置し、同軸で接続した片側の案内歯車47 と大歯車B45 を噛み合わせて設置する。
歯車受け台87 に隣接して、 はずみ車受け台43を設置する。上部にはずみ車主軸受け86 を設け はずみ車主軸56 を乗せて、はずみ車48 を設置する。
はずみ車主軸56 にベルト車B50 はずみ車48 動力取出し口55 を設置する。はずみ車主軸56 の端にはずみ車主軸回転歯車54 を取り付け、 遊び車B53 を噛み合わせて設置する。
本体水槽主軸A 10 と本体水槽主軸B 11 の中心を通して、主軸9 を設置する。
本体水槽主軸A10 側の主軸9 にベルト車A49 を設け、ベルト車B50 とベルト51 で接続して設置する。
本体水槽主軸A10 と主軸9 の間に、誘導盤固定軸A89 を設け、片端をA側、歯車受け台87 に固定して設置する。
B側、本体水槽主軸受け台57 に、固定軸固定台91 を設ける。本体水槽主軸B11 と主軸9 の間に、誘導盤固定軸B90 を設け、固定軸固定台91 に固定して設置する。主軸9 と誘導盤固定軸A89 本体水槽主軸A10 の間と主軸9 と誘導盤固定軸B 90 本体水槽主軸B11 の各間に、ベアリング88 を設け、漏水防止装置41 を設けて設置する、ベアリングは漏水防止用とする。本体水槽1内壁C側、D側にクッション85 を設ける。
本体水槽1 内中央部の主軸9 に主軸回転歯車12 を取り付けて設置する。
本体水槽1内A側に設置した誘導盤固定軸A89に、移動台車誘導棒誘導盤A22 と、浮きストッパー誘導棒誘導盤A59を固定して設置する。
本体水槽1内B側に設置した誘導盤固定軸B90に、移動台車誘導棒誘導盤B2 と、浮きストッパー誘導棒誘導盤B60を固定して設置する。
移動台車誘導棒誘導盤A22の外周部の一部に歯車部33を設け、盤中に移動台車誘導棒誘導溝32を設ける。溝の一部に凹凸部を設ける。
移動台車誘導棒誘導盤B23 の外周部の一部に歯車部33 を設け、盤中に移動台車誘導棒誘導溝 32を設ける。溝の一部に凹凸部を設ける。
本体水槽1 A側内壁に、ロープ巻き取り巻き戻し装置A29 と、本体水槽1 B側内壁に、ロープ巻き取り巻き戻し装置B30 を設置する。
ロープ巻き取り巻き戻し装置A29 とロープ巻き取り巻き戻し装置B30 は、先端部にロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 を設けた軸37 を、本体水槽1 内壁に設置して、軸37 にゼンマイばね36 を内蔵したゼンマイばね格納容器38 と外周部にロープ巻き取り収納器35 を設けた構成から成る。
各ロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 を、移動台車誘導棒誘導盤A22 と、移動台車誘導棒誘導盤B23 の歯車部33 に接して設置する。
本体水槽1 内中央部に台車車用レール28 を設けた移動台車固定台16 を設置し、移動台車固定台16 に移動台車24 を乗せて設ける。
移動台車24 の両側に、台車車27 を設け、台車車用レール28 に乗せて設置する。
移動台車24 の両端に、主軸回転歯車回し板7 に接して主軸回転歯車回し板押さえ棒25 を設ける。
移動台車24 の片側に、移動台車誘導棒軸受21 を設置する。 反対片側に弾性体26 を設けて本体水槽1 内壁側に固定する。
移動台車誘導棒軸受21 に移動台車誘導棒20 を通し、片端を移動台車誘導棒誘導盤A22 の移動台車誘導棒誘導溝32 に挿入し、反対側の片端を移動台車誘導棒誘導盤B23 の移動台車誘導棒誘導溝32 に挿入して設置する。
本体水槽1 A側とC側の内壁に、ロープ案内車40 を設置する。
ロープ案内車40 に添ってロープ39 を設ける。 ロープ の片端をロープ巻き取り巻き戻し装置A29 のロープ巻き取り収納器35 に固定し、もう一方の片端を水槽内移動枠組8 のC側端に結んで設置する。(ロープはビニール、ナイロン、スチールロープ等でも可)
本体水槽1 のB側とD側の内壁に、ロープ案内車40 を設置する。 ロープ案内車40 に添ってロープ39 を設けロープ の片端をロープ巻取り巻き戻し装置B30 のロープ巻き取り収納器35 に固定し、もう一方の片端を水槽内移動枠組8 のD側端に結んで設置する。
回転する本体水槽1内で水槽内移動枠組8 が回転する方向 の両側に、浮き誘導棒31 を設置し、浮きC3 と浮きD4 の両側に浮き誘導突起96 を設けて浮き誘導棒31 に添わせて浮きを設置する。
水槽内移動枠組8 内に設置した浮きC3、浮きD4の本体水槽1 A側、B側に浮き止め突起82 を設ける。
移動した各浮きの浮き止め突起82 が停止する位置の本体水槽1内壁のA側に浮きストッパーA74 浮きストッパーC76 浮きストッパーE78 浮きストッパーG80を設置、本体水槽1内壁B側に浮きストッパーB75 浮きストッパーD77 浮きストッパーF79 浮きストッパーH81 を設置する。
各浮きストッパーは、片端を本体水槽1 内壁に浮きストッパー固定軸94 を設けて固定し、反対側の先端部は浮き止め突起82 に、回転させる等施して乗りやすく、外れやすくして設置する。
浮きストッパーの棒先端部と本体水槽1内壁の間に弾性体95 を設けて設置する。
浮きストッパーA74 浮きストッパーC76 浮きストッパーB75 浮きストッパーD 77 は先端部を本体水槽1 のD側向きに、浮きストッパーE78 浮きストッパーG80 浮きストッパーF 79 浮きストッパーH81 は先端部を本体水槽1 のC側に向けて設置する。
本体水槽1 A側内壁内の誘導盤固定軸A89に、外周部の一部に突起部を設けた浮きストッパー誘導棒誘導盤A59を固定して設置する。浮きストッパー誘導棒誘導盤Aを挟んで本体水槽1内壁に誘導棒固定軸84 を対象に設けて、浮きストッパー誘導棒A61、浮きストッパー誘導棒C 63 を取り付け、それぞれ片端を浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 の外周部に接して設置する。
本体水槽1 B側内壁内の誘導盤固定軸B90 に、外周部の一部に突起部を設けた浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 を固定して設置する。浮きストッパー誘導棒誘導盤Bを挟んで本体水槽1内壁に誘導棒固定軸84 を対象に設けて浮きストッパー誘導棒B62 、浮きストッパー誘導棒D64 を取り付け、それぞれ片端を浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 の外周部に接して設置する。
本体水槽1 A側内壁に作動棒固定軸71 を設けて浮きストッパー作動棒A67 と浮きストッパー作動棒C69 を通して設置する。
本体水槽1 B側内壁に作動棒固定軸71 を設けて浮きストッパー作動棒B68 と浮きストッパー作動棒D70 を通して設置する。
浮きストッパー作動棒A、浮きストッパー作動棒Cの両端、浮きストッパーA74、浮きストッパーC76、浮きストッパーE78、浮きストッパーG80の位置する箇所に作動棒動作取っ手73 を設け、本体水槽1内壁に引張りバネ固定軸92 を設けて、作動棒動作取っ手73 の先端部と引張りバネ固定軸92 を弾性体72 で結び設置する。
浮きストッパー作動棒B、浮きストッパー作動棒Dの両端、浮きストッパーB75、浮きストッパーD77、浮きストッパーF79、浮きストッパーH81 の位置する箇所に作動棒動作取っ手73 を設け、本体水槽1内壁に引張りバネ固定軸92 を設けて、作動棒動作取っ手73 の先端部と引張りバネ固定軸92 を弾性体72 で結び設置する。(弾性体はバネ等)
各浮きストッパーの先端部にワイヤー66 を結び、本体水槽1内壁にワイヤー案内車65を設けてワイヤー66の片端を各作動棒動作取っ手73 に結束して設置する。 設置した各浮きストッパー誘導棒の片側に、片端を本体水槽1内壁に固定した弾性体72 を結び、反対側の片端が常に浮きストッパー誘導棒誘導盤の外周部に接している状態で設置する。
浮きストッパー誘導棒A61 の位置する浮きストッパー作動棒A、浮きストッパー誘導棒C63 の位置する浮きストッパー作動棒C69、浮きストッパー誘導棒B62 の位置する浮きストッパー作動棒B68、浮きストッパー誘導棒D64 の位置する浮きストッパー作動棒D70の各位置に、作動棒動作取っ手73を設けワイヤー案内車65 を設けて各作動棒動作取っ手と各浮きストッパー誘導棒の先端部をワイヤー66で結んで設置する。
ロープ巻き取り巻き戻し装置のロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 は移動台車誘棒誘導盤A、移動台車誘導棒誘導盤Bの外周、歯車部に接して設ける。
ロープ巻き取り巻き戻し装置は本体水槽1内壁に軸37 を設け、軸の先端にロープ巻き取り巻き戻し装置歯車34 を設けて、軸にゼンマイばね36 を内蔵したゼンマイばね格納容器38 と外周部にロープ巻き取り収納器35を備えた構成で成る。
浮きストッパー作動棒A、浮きストッパー作動棒B、浮きストッパー作動棒C、浮きストッパー作動棒Dの各中間部、各浮きストッパー誘導棒の近くに作動棒動作取っ手73 を設け、各浮きストッパー誘導棒と各作動棒動作取っ手73をワイヤー案内車65を設けて、ワイヤー66で結ぶ。各動作取っ手73 は引張りバネ固定軸92に結んだ弾性体72 で結び設置する。
【発明の効果】
【0006】
この発明は、一度稼働を開始すると、燃料を使用することなく連続して動力を得る事が出来、大気汚染も無く環境破壊も最小限に抑え、しかも経済的である。
太陽光の無い夜間、曇天の日も稼働して動力を得る事が出来る。
無風時にも稼働して動力を得る事が出来る。
自然条件にほとんど左右される事なく連続して稼働することが出来る。
立地条件にほとんど制限されず平地、山間部を問わず設置することが出来、自然環境を破壊することなく、自然の摂理に従い連日連続して稼働し、安定した動力を得る事が出来る。
現在稼働中の、太陽光発電、風力発電、等の補てんを行い、クリーンな環境を取り戻す一助になり、人類の発展に貢献することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の全体図と断面図である。
本発明の本体水槽内における水槽内移動枠組の詳細断面図である。
本発明の本体水槽中央中心部の断面図である。
本発明の本体水槽のA側の内壁に設置した浮きストッパーと浮きストッパー作動棒の配置を水槽内部から見た図である。
本発明の本体水槽のB側の内壁に設置した浮きストッパーと浮きストッパー作動棒の配置を水槽内部から見た図である。
本発明の本体水槽A側内壁に設置した浮きストッパー誘導棒誘導盤Aと関連する部品の配置詳細図である。
本発明の本体水槽B側内壁に設置した浮きストッパー誘導棒誘導盤Bと関連する部品の配置詳細図である。
本発明の浮きと、浮きストッパーの配置詳細図である。
本発明の浮きストッパー作動棒と作動棒動作取っ手部の詳細図である。
本発明の移動台車誘導棒誘導盤A部とロープ巻き取り巻き戻し装置Aを本体水槽内部から見た断面図である。
本発明の移動台車誘導棒誘導盤B部とロープ巻き取り巻き戻し装置Bを本体水槽内部から見た断面図で有る。
本発明のロープ巻き取り巻き戻し装置の断面図である。
本発明のロープ巻き取り巻き戻し装置の正面図である。
本発明の本体水槽内において、水槽内移動枠組を移動させる為設置したロープ、ロープ案内車の配置図である。
本発明の本体水槽内における水槽内移動枠組内の浮きが浮上する前の位置と配置を示した図である。
本発明の本体水槽内における水槽内移動枠組内の浮きが浮上した後の位置と配置を示した図である。
本発明の本体水槽内において浮きが浮上した水槽内移動枠組を本体水槽の下部、D側に引き下げ移動した時点の位置と配置図である。
本発明の水槽内移動枠組が本体水槽の下部D側に移動した本体水槽をそのまま半回転させた時点の、各部品の位置と配置を示した図である。
各浮きストッパーの位置、向きを示した図である。
【発明を実施する為の形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
堅牢で水圧に十分耐えられ軽量化した縦長の本体水槽1に、液体(水等)2 を充填し密閉する。 本体水槽の上下均等な中央部A側(本体水槽1の左右、左をA側、右をB側、半回転する前の状態上下、上をC側、下をD側と呼ぶ)とB側に、それぞれ本体水槽主軸A10 と本体水槽主軸B11 を設ける。
本体水槽1 を挟んでA側、B側に堅牢な本体水槽主軸受け台57 を設置し、上部に本体水槽主軸受42 を設けて本体水槽主軸A10 、本体水槽主軸B11 を乗せ本体水槽1 を支えて設置する。各本体水槽主軸受け台と本体水槽主軸の間に回転を滑らかにするためのベアリング88 を設け、上下の均衡がとれた本体水槽1が滑らかに回転できる状態に上下の均衡を保たせて設置する。 (図1)
液体を充填した縦長の本体水槽1 内に、縦長の水槽内移動枠組8 を設ける。各浮きを浮上させ、本体水槽内において重りの位置を移動させるため設ける。水槽内移動枠組8を本体水槽内で移動させる時、容易にスムースに移動出来る様に水槽内移動枠組8 と本体水槽内壁との間に水槽内移動枠組誘導車17 を設ける。 各浮きをぶれないで浮上させる為、本体水槽1 のA側から水槽内移動枠組8 を見て右側、左側(回転する向き両側)に浮き誘導棒31 を設ける。 (図2)
垂直状態の水槽内移動枠組8 の上部と下部両側に均等な重りを設ける。同じく水槽内移動枠組8 の上部と下部両側に設けた各重りの上下に 重り解放用車受け台14 を設ける。本体水槽1 が回転する方向に、重りC5、重りD6 が移動、動きやすくする為 各重りの本体水槽1のA側、B側の上下に重り解放用移動車13 を取り付け解放用車受け台14 に乗せて設置する。 本体水槽1のA側から見た重りC、重りDの左右両側本体水槽が回転する方向の重りの中間点に重り解放用軸15 を設ける。本体水槽が回転して傾斜する時、各重りが傾斜する本体水槽1 の傾斜する方向へ重力により動き移動する時、重り解放用軸15 が本体水槽1 内壁に接触し、各重りの荷重が傾斜する本体水槽の内壁に直接かかる状態にして設置する。 上下両側 本体水槽中央側の解放用車受け台14 側に浮きの浮上を停止させる為、浮き止め93 を設ける。 (図2)
本体水槽主軸A10 と本体水槽主軸B 11の中を通して主軸9 を設ける。
主軸9 の回転力を動力として利用する。
水槽内移動枠組8 の中に主軸9 を挟んで、浮きC3 と浮きD4 を設ける。浮きC3と浮きD4 は主軸回転歯車回し板7 で接続して設ける。各浮き の本体水槽の中央側に位置する側に主軸回転歯車回し板移動レール58 を設ける。主軸回転歯車回し板7 の上下両端に移動車19 を設け、各浮き に設けた主軸回転歯車回し板移動レール58 に乗せて浮きC3と浮きD4を接続し、主軸回転歯車回し板7 が左右に動き、移動出来る状態にして設ける。
本体水槽主軸Aと本体水槽主軸Bの中に、主軸9 を通して設けた 本体水槽内中央部に位置する主軸9 に浮きの浮力を伝える為、主軸回転歯車12 を設ける。主軸9 に取り付けた主軸回転歯車12 を挟んで両側に主軸回転歯車回し板7 を設け、両側の内面が主軸回転歯車12 と接触する場所が 浮上する主軸回転歯車回し板7 としっかりと接触して主軸回転歯車12 に十分に回転力を伝達出来る状態に、接触部をギザギザ様に加工する等して設置する。主軸回転歯車12 を挟んで両側 (片側をイとし、反対側の片側をロとする)に設けた主軸回転歯車回し板7 は上側、下側をそれぞれ連結して設け、移動台車24 の移動時、イ側が主軸回転歯車12 と接触する時、反対側のロ側は主軸回転歯車12 と離れ、逆にロ側が接触する時イ側が離れ、イ側、ロ側が同時に離れる状態になる様に主軸回転歯車12 と主軸回転歯車回し板7 との間隔を持たせて設置する。 (図2)
浮きC3 と浮きD4 の浮力を最大限確保する為に、浮きを接続しない主軸回転歯車回し板7 と重りと浮き を設けていない状態の水槽内移動枠組8 が本体水槽1内で、各々が浮力と重力の釣り合いが取れた状態にして設置する。主軸回転歯車回し板7 の主軸回転歯車12と接触しない両側の裏側の面に対称に浮体(浮き)83 を取り付ける。
水槽内移動枠組8の支柱部等に上下左右対称に浮体(浮き)83 を取り付け、各々が浮力と重力の釣り合いが取れた状態にして設置する。 (図2)
各浮きの本体水槽の回転する方向両側、A側から見て各浮きの右左に、浮き誘導突起96 を設け水槽内移動枠組8 に設けた浮き誘導棒31 に添わせて設ける。水槽内移動枠組8内を 浮きが浮上する時ぶれないでスムースに浮上出来る状態にして設置する。
各浮きストッパーと各浮きの、接触切り離しを行い、各浮きの停止 浮上をさせる為、各浮きストッパーを本体水槽1 A側、B側内壁に設け、各浮き の本体水槽1のA側、B側方向の、両側に浮き止め突起82 を設けて設置する。
浮きストッパーは本体水槽A側、B側の内壁に下向きと、上向きに設け、垂直状態の本体水槽1 の上側に位置する水槽内移動枠組8 内の浮上前の浮き に設けた浮き止め突起82 と、垂直状態の本体水槽内壁の下向きに設置して接触している浮きストッパーの接触が切り離されて、浮きが水槽内移動枠組8 内で浮上する時、浮上する浮きは垂直状態の水槽内移動枠組の上部に設けた浮き止め迄浮上して停止する。
浮きが浮上して、上部に設けた浮き止めで停止して、浮きの浮力と重りの重力が釣り合った状態の水槽内移動枠組が、垂直状態の本体水槽の下部に移動する時、水槽内移動枠組8 は本体水槽1 の下部に設けたクッションまで移動して停止する。停止した水槽内移動枠組8 内で浮上した浮きが停止する位置に、上向きの浮きストッパーを設け、浮きに設けた浮き止め突起82 と接触して浮きが停止する状態にして設置する。
水槽内移動枠組8 が垂直状態の本体水槽1の上側に位置する時、下向きに設けた浮きストッパーと浮き が関連を持ち、水槽内移動枠組8 が移動して本体水槽の下部に位置する時、上向きに設けた浮きストッパーと浮き が関連を持つ状態になる様に、上向きと下向きの浮きストッパーを設ける。 (図8)(図19)
浮きC3と浮きD4は高さ形状を等しく均等にし、重りC5と重りD6は高さ、重さ形状を等しく均等にして、浮きの浮力と重りの重力が釣り合いの取れた状態にして設ける。
主軸回転歯車回し板7 で接続された浮きC3と浮きD4は、垂直状態の水槽内移動枠組8 内で、浮きが浮上するスペースを持たせて設置する。浮きが浮上した後、水槽内移動枠組内で、再度浮きを浮上させる為には浮きが浮上した水槽内移動枠組を本体水槽と共に半回転させる必要が生じる。半回転させる為の条件は、本体水槽、重り、浮き、水槽内移動枠組、主軸回転歯車回し板の形状、大きさ、長さ、重さ、浮きが浮上するスペースの長さ等の設定値で変化する。
垂直状態の本体水槽1が回転できる値を目安として示すと、各浮きの縦、横を1m、 長さ(高さ)を2mとして、各重りの縦、横を1m、長さ(高さ)を2m、それぞれ片方の浮きの浮力を2t、片方の重りの重力を2t、各浮きが浮上する長さを2m とし、浮きと浮きを接続する主軸回転歯車回し板の長さを11.5m、水槽内移動枠組の縦1.1、横1.1、長さを21.5m、本体水槽の縦1.2m、横1.2m、長さ30m、移動台車固定台の高さ1m、 の割合にすると本体水槽が半回転できる値の一つの目安となる。 (本体水槽内壁に接触する重り解放用軸15 の取り付け位置は、各重りの均等中間点とする) 上下に各重りを有し各浮きが浮上して、浮力と重力の釣り合いが取れた状態の水槽内移動枠組8 を垂直状態の本体水槽の下部に移動させて本体水槽を傾斜させ、本体水槽1 が半回転できる各値の一例で有る。
水槽内移動枠組に使用する構成材料の厚さ、各浮き、各重りの位置、垂直状態の本体水槽に対する高さ(長さ)の位置により半回転できる値は変動する。例えば重さは同じでも重りの質量を変えて高さを短くするだけで変動するから半回転出来る各値を確定して設置する。 (上記の20分の一の値で試作して検証した結果、垂直状態の本体水槽内で、浮き が浮上して浮力と重力の釣り合いが取れた状態の水槽内移動枠組が、本体水槽の上部に有るとき本体水槽の半回転は不可。 水槽内移動枠組を垂直状態の本体水槽下部に移動させて、小さい力で少し傾斜させると本体水槽は容易に半回転が可能。)
本体水槽内壁に重りの荷重が直接掛かる位置を変える事によりに、傾斜する本体水槽の上下の値が変動する事は自然の条理で、与える数値の条件により本体水槽の半回転に要する条件を導き出すことが出来、浮きの浮力を繰り返して利用できる。
垂直状態の本体水槽内で水槽内移動枠組8 内の浮き を浮上させ、浮上出来るスペース内を浮上する浮き の浮力を主軸に伝達して動力として利用し、浮きが浮上して浮力と重力の釣り合いが取れた水槽内移動枠組8 を本体水槽の下部に引き下げて、本体水槽を傾斜させ各重りの荷重を傾斜する本体水槽内壁に直接掛け、本体水槽の上下の重心の位置を移動させて、本体水槽が半回転出来る状態にして本体水槽1 を半回転させ、共に半回転した水槽内移動枠組8 内で再度浮上するスペースを持った浮き を再度浮上させ、繰り返して浮き の浮力を動力として利用する。(図15)(図16)(図17)(図18)
浮体(浮き)83 を取り付けて浮力と重力の釣り合いが取れた水槽内移動枠組8 に、同じく浮体(浮き)83 を取り付けて浮力と重力の釣り合いが取れた主軸回転歯車回し板7 の両端に浮きC3と浮きD4を取り付けて枠内に設け、垂直状態の本体水槽内の水槽内移動枠組8 の上下両側に重りC5、重りD6、を設けた水槽内移動枠組8 の総体が、液体を充填して垂直状態の本体水槽1内で、浮力と重力の釣り合いが取れた平衡状態にして設置する。
浮きが浮上して、垂直状態の本体水槽の下部に移動した水槽内移動枠組内の構成は、下から上に順番に記すと下部に重り解放用車受け台、重りD、重り解放用車受け台、浮き止め、浮きが浮上した距離の空きスペース、浮きD、主軸回転歯車回し板、浮きC、浮き止め、重り解放用車受け台、重りC、重り解放用車受け台、の構成順番となる。
浮きが浮上した後の本体水槽内壁に対する水槽内移動枠組内の浮きの位置は、水槽内移動枠組の下部に有る浮き止めから浮きが浮上した距離の場所に浮きD4 が有り、浮きC3 は本体水槽の中央部に設置した移動台車固定台16の本体水槽内上部から浮きが浮上した距離の場所に位置する。 (図1)
浮上する浮き の浮力から1回動力を得るのは容易であるが、繰り返し動力を得るためには 浮上した浮きを有する水槽内移動枠組と本体水槽を半回転させる必要が生じる。
浮きの浮力で得た動力の一部を利用して、本体水槽1 の回転を続行させる為に本体水槽主軸A10 に大歯車A44 を取り付けて設置する。間欠歯車46 と大歯車B45 を結合して設け、間欠歯車46 と大歯車A44 を噛み合わせて設置する。本体水槽1が回転して垂直状態になった時、大歯車Aの歯車部が間欠歯車46 の歯車の欠落した部分と接触して回転が一時途切れ本体水槽の回転を一時停止させる。本体水槽の回転が停止している間に、水槽内移動枠組8 を本体水槽の下部に移動させる。
本体水槽主軸A10 と主軸9 の間に誘導盤固定軸A89 を設ける。
本体水槽主軸B11 と主軸9 の間に誘導盤固定軸B90 を設ける。
各軸間には、スムースな回転状態にする為軸受とベアリングを設ける。
本体水槽A側に設けた本体水槽主軸受け台57 に隣接して歯車受け台87 を設置する。歯車受け台の上部に固定軸固定台91 を設け誘導盤固定軸A89 の片側を固定して設置する。
本体水槽B側に設けた本体水槽主軸受け台57 の上に固定軸固定台91 を設け誘導盤固定軸B90 の片側を固定して設置する。 (図3)
歯車受け台87 に案内歯車47 遊び歯車A52 遊び歯車B53 をそれぞれ噛み合わせて設置し、大歯車B側の案内歯車47 と大歯車B45 を噛み合わせて設置する。
これ等は、本体水槽1の回転方向、回転速度の調整のため設ける。現状A側から見て本体水槽1が時計回り右回転に設定。 (図1)
歯車受け台87 に隣接して、はずみ車受け台43 を設置する。 上部にはずみ車主軸受け86 を設け はずみ車主軸56を乗せ はずみ車主軸受けとはずみ車主軸の間にベアリング88を設けて設置する。 はずみ車主軸56に回転力を保持、持続させる為に はずみ車48 を設ける。はずみ車主軸56 に主軸9 からの回転力を伝える為ベルト車B50を設け、はずみ車主軸56 のA側端に動力取出し口55 を設け、はずみ車48 に蓄えた動力を受け取る。 (図1)
はずみ車主軸56 の片方歯車受け台側の端にはずみ車主軸回転歯車54 を取り付け遊び歯車B53 に噛み合わせて設置して、本体水槽1の回転を続行させる為に設ける。 はずみ車主軸56 とベルト車B50 の取り付け部は、ベルト車Bが回転する時 はずみ車主軸56 も回転して ベルト車Bが停止しても、はずみ車主軸は回転を続行出来る状態に 自転車の後部ギヤーと同等に、フリーギアーに設定して設置する。
本体水槽主軸A10 と本体水槽主軸B11 の中心を通して、本体水槽主軸A10 側から外に出して設けた主軸9 の回転から動力を確保する。
主軸9 にベルト車A49 を設け、ベルト車B50 とベルト51 で接続して設置し、主軸9 の回転力をベルト車B50 に伝達させて、ベルト車B50 を取り付けたはずみ車主軸56 を回転させる。
本体水槽主軸A10 と主軸9 の間に設けた、誘導盤固定軸A89 はA側の片端を歯車受け台87 の上に設けた固定軸固定台91 に固定して設置する。固定する接合部はゴム、接着剤、防水セメント、ボルト、ナット等用いて漏水防止処置を行い設置する。反対本体水槽側の片端は本体水槽内に迄入れて設置し、本体水槽A側、内壁側に浮きストッパー誘導棒誘導盤A59、と移動台車誘導棒誘導盤A22 を固定して設置する。
B側、本体水槽主軸受け台57 に固定軸固定台91 を設置する。
本体水槽主軸B11 と主軸9 の間に設けた誘導盤固定軸B90 はB側の片端を固定軸固定台91 に固定して設置する。固定する接合部はゴム、接着剤、防水セメント、ボルト、ナット等用いて漏水防止処置をおこない設置する。反対側の本体水槽側の片端は本体水槽B側内迄入れて本体水槽B側内壁側に浮きストッパー誘導棒誘導盤B60、と移動台車誘導棒誘導盤B23 を固定して設置する。
主軸9と誘導盤固定軸A89 と誘導盤固定軸Aと本体水槽主軸A10 の間、主軸9 と誘導盤固定軸B90 誘導盤固定軸Bと本体水槽主軸B11 の間に防水ベアリング88 を設ける。歯車受け台の上、固定軸固定台に固定した誘導盤固定軸Aと主軸9の間に防水ベアリング88 を設ける。軸の回転を容易にする為設ける。
本体水槽主軸A10 のA側 と誘導盤固定軸A89 の間に漏水防止装置41 を設ける。 漏水防止装置はシールリングを軸に設け、軸に設けたシールリングとシールリングの 間に油を入れて軸封装置シャフトシールを施して、本体水槽主軸A10 と誘導盤固定軸A間の漏水を防止する。(軸封装置シャフトシール名は他社)
本体水槽主軸B11 のB側 と誘導盤固定軸B90 の間に漏水防止装置41 を設ける。漏水防止装置はシールリングを軸に設け、軸に設けたシールリングとシールリングの間に油を入れて軸封装置シャフトシールを施して、本体水槽主軸B11 と誘導盤固定軸B90 間の漏水を防止する。
本体水槽1内壁C側、D側に水槽内移動枠組8 の移動時のショックを和らげる為クッション85 を設ける。
本体水槽1 内中央部の主軸9 に主軸回転歯車12 を取り付ける。主軸9 と主軸回転歯車12 の接合部は主軸回転歯車12 が回転する時、主軸9 が回転して、主軸転歯車12 が停止する時、主軸9 は回転を続行する状態にフリーギアーに設定して設置する。
回転接合部には、全てベアリング88 等を用いて回転を滑らかにする処置をして設置する。
本体水槽1内 A側に設置した、誘導盤固定軸A89 に本体水槽内壁側から、浮きストッパー誘導棒誘導盤A59 と移動台車誘導棒誘導盤A22 を固定して設置する。
本体水槽1内B側 に設置した、誘導盤固定軸B90 に本体水槽内壁側から、浮きストッパー誘導棒誘導盤B60 と移動台車誘導棒誘導盤B23 を固定して設置する。
浮きストッパー誘導棒誘導盤A、Bと移動台車誘導棒誘導盤A、Bを誘導盤固定軸A,Bに固定することで、本体水槽1が回転しても、浮きストッパー誘導棒誘導盤A、Bと移動台車誘導棒誘導盤A、Bは同じ位置で固定され、本体水槽1 だけが周りを回転している状態が確保される。
【符号の説明】
【0009】
1 本体水槽 35 ロープ巻き取り収納器
2 液体(水等) 36 ゼンマイばね
3 浮きC 37 収納器軸
4 浮きD 38 ゼンマイばね格納容器
5 重りC 39 ロープ
6 重りD 40 ロープ案内車
7 主軸回転歯車回し板 41 漏水防止装置
8 水槽内移動枠組 42 本体水槽主軸受
9 主軸 43 はずみ車受け台
10 本体水槽主軸A 44 大歯車A
11 本体水槽主軸B 45 大歯車B
12 主軸回転歯車 46 間欠歯車
13 重り解放用移動車 47 案内歯車
14 重り解放用車受け台 48 はずみ車
15 重り解放用軸 49 ベルト車A
16 移動台車固定台 50 ベルト車B
17 水槽内移動枠組誘導車 51 ベルト
19 移動車 52 遊び歯車A
20 移動台車誘導棒 53 遊び歯車B
21 移動台車誘導棒軸受 54 はずみ車主軸回転歯車
22 移動台車誘導棒誘導盤A 55 動力取出し口
23 移動台車誘導棒誘導盤B 56 はずみ車主軸
24 移動台車 57 本体水槽主軸受け台
25 主軸回転歯車回し板押さえ棒 58 主軸回転歯車回し板移動レール
26 弾性体A 59 浮きストッパー誘導棒誘導盤A
27 台車車 60 浮きストッパー誘導棒誘導盤B
28 台車車用レール
29 ロープ巻き取り巻き戻し装置A
30 ロープ巻き取り巻き戻し装置B
31 浮き誘導棒
32 移動台車誘導棒誘導溝
33 歯車部
34 ロープ巻き取り巻き戻し装置歯車
61 浮きストッパー誘導棒A 96 浮き誘導突起
62 浮きストッパー誘導棒B 97 固定軸
63 浮きストッパー誘導棒C
64 浮きストッパー誘導棒D
65 ワイヤー案内車
66 ワイヤー
67 浮きストッパー作動棒A
68 浮きストッパー作動棒B
69 浮きストッパー作動棒C
70 浮きストッパー作動棒D
71 作動棒固定軸
72 弾性体
73 作動棒動作取っ手
74 浮きストッパーA
75 浮きストッパーB
76 浮きストッパーC
77 浮きストッパーD
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