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公開番号2025066811
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2025011340,2023020856
出願日2025-01-27,2014-07-31
発明の名称スピーカ装置
出願人東北パイオニア株式会社,パイオニア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H04R 9/04 20060101AFI20250416BHJP(電気通信技術)
要約【課題】薄型のスピーカ装置を提供する。
【解決手段】スピーカ装置において、フレーム2の連結部22a、22bと、ヨーク33のフランジ部33ca、33cbとは、それぞれ接して連結している。ボイスコイル4の引出線4aは、連結部22bの端部Tb11の近傍から引き出され、2つの連結部の間及び2つのフランジ部の間に位置する空間を横切り、端子部26aに接続され、フランジ部33caの端子部26a側の端部Ta22が、連結部22aの端子部26a側の端部Ta12よりも連結部22b側に位置している。また、ボイスコイル4の引出線4bは、連結部22aの端部Ta11の近傍から引き出され、2つの連結部の間及び2つのフランジ部の間にある空間を横切り、端子部26bに接続され、フランジ部33cbの端子部26b側の端部Tb22が、連結部22bの端子部26b側の端部Tb12よりも連結部22a側に位置している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ボイスコイルと、
フレームと、
前記フレームに連結される2つの被連結部を有するヨークと、を有し、
前記ボイスコイルから引き出された引出線は、前記2つの被連結部の端部の間に位置する空間を横切ることを特徴とするスピーカ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スピーカ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般的なスピーカ装置では、ボイスコイルが、磁気回路の磁気ギャップ内に振動自在に配置されている。ボイスコイルから引き出された引出線は、スピーカフレームに設けられた端子部に導通された状態で固定されている(特許文献1~4)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-96670号公報
特許第4886853号公報
特許第4233745号公報
特許第3875150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したスピーカ装置は、薄型化をすすめると、ボイスコイルから引き出された引出線がスピーカフレームや磁気回路を構成するヨークと接触して異音を発生する恐れがある、という問題が一例として挙げられる。
【0005】
本発明は、このような問題点に対処することを課題の一例とするものである。即ち、本発明は、例えば、薄型のスピーカ装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のスピーカ装置は、ボイスコイルと、フレームと、前記フレームに連結される2つの被連結部を有するヨークと、を有し、前記ボイスコイルから引き出された引出線は、前記2つの被連結部の端部の間に位置する空間を横切ることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のスピーカ装置の一実施形態を示す斜視図である。
図1に示すスピーカ装置から振動板及びエッジを取り外した状態を示す斜視図である。
図2に示すスピーカ装置から磁石、プレート、ボイスコイル及びコイルボビンを取り外した状態を示す正面図である。
図1のI-I線概略半断面図である。
(A)は図2に示すヨークの側面図であり、(B)は(A)のII-II線断面図であり、(C)は(A)のIII-III線断面図である。
図1に示すスピーカ装置をバッフル板に取り付けた状態を示す背面側斜視図である。
図1に示すスピーカ装置をバッフル板に取り付けた状態を示す正面側斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施形態にかかるスピーカ装置を説明する。本発明の一実施形態にかかるスピーカ装置は、フレームと、フレーム内で連結されるヨークと、ヨーク内に位置す
るボイスコイルと、を備え、フレームが、2つの連結部を有し、ヨークが、2つの連結部にそれぞれ接する2つの被連結部を有し、ボイスコイルの引出線は、2つの連結部のうち、一方の連結部の端部の近傍から引き出され、2つの連結部の間及び2つの被連結部の間に位置する空間を横切り、他方の連結部の端部の近傍にある端子部に接続され、他方の連結部に接する被連結部の端子部側の端部が、他方の連結部の端子部側の端部よりも前記一方の連結部側に位置している。
【0009】
ボイスコイルの引出線が、2つの連結部のうち、一方の連結部の一端の近傍から引き出され、2つの連結部の間及び2つの被連結部の間に位置する空間を横切り、他方の連結部の端部の近傍にある端子部に接続されているので、小型化を図っても、引出線がヨーク、フレームに接触して異音が生じることを抑制できる。しかも、フレームの2つの連結部と、ヨークの2つの被連結部と、が接しているため、2点で連結されフレームにヨークをしっかり固定できる。さらに、他方の連結部に接する被連結部の端子部側の端部が、他方の連結部の端子部側の端部よりも一方の連結部側に位置しているので、引出線とヨークとが接触することなく、磁気ギャップ内の磁束密度の低下を抑制することができる。
【0010】
また、一方の連結部に接する被連結部の引出線の引出部側の端部が、一方の連結部の引出線の引出部側の端部よりも他方の連結部側に位置していてもよい。これにより、より一層、磁気ギャップ内の磁束密度の低下を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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