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公開番号2025082131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195405
出願日2023-11-16
発明の名称画像形成システムおよび画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250521BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置を動作させずに定着装置の誤装着を判別すること。
【解決手段】画像形成システムGSは、第1ガイド部A11と第1本体当接部A12を有する第1本体筐体A1と、第1本体筐体A1に着脱可能な第1定着装置A2と、第2ガイド部B11と第2本体当接部B12を有する第2本体筐体B1と、第2本体筐体B1に着脱可能な第2定着装置B2を備える。各ガイド部A11,B11は、各定着装置A2,B2をガイド可能である。第1定着装置A2は、第2ガイド部B11で第1定着装置A2がガイドされる過程において第2本体当接部B12に当接して第1定着装置A2の第2本体筐体B1への装着を不能にする第1定着当接部A22を有する。第2定着装置B2は、第1ガイド部A11で第2定着装置B2がガイドされる過程において第1本体当接部A12に当接して第2定着装置B2の第1本体筐体A1への装着を不能にする第2定着当接部B22を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1本体筐体と、前記第1本体筐体に着脱可能な第1定着装置とを備える第1画像形成装置と、
第2本体筐体と、前記第2本体筐体に着脱可能な第2定着装置とを備える第2画像形成装置と、を備える画像形成システムであって、
前記第1本体筐体は、
前記第1定着装置を所定方向にガイド可能であるとともに、前記第2定着装置を所定方向にガイド可能である第1ガイド部と、
第1本体当接部と、を有し、
前記第2本体筐体は、
前記第1定着装置を所定方向にガイド可能であるとともに、前記第2定着装置を所定方向にガイド可能である第2ガイド部と、
第2本体当接部と、を有し、
前記第1定着装置は、
前記第2ガイド部で前記第1定着装置がガイドされる過程において前記第2本体当接部に当接することで前記第1定着装置の前記第2本体筐体への装着を不能にする第1定着当接部を有し、
前記第2定着装置は、
前記第1ガイド部で前記第2定着装置がガイドされる過程において前記第1本体当接部に当接することで前記第2定着装置の前記第1本体筐体への装着を不能にする第2定着当接部を有することを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第1定着当接部および前記第2定着当接部は、それぞれ前記所定方向と交差する方向に突出する凸部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記第1定着当接部は、前記第1定着装置の装着方向において、前記第1定着装置の下流側の端よりも上流側に位置し、
前記第2定着当接部は、前記第2定着装置の装着方向において、前記第2定着装置の下流側の端よりも上流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記第1定着装置が前記第1本体筐体に装着された場合、前記第1定着当接部は、前記第1定着装置の長手方向において、前記第1本体当接部とは異なる位置に位置し、
前記第2定着装置が前記第2本体筐体に装着された場合、前記第2定着当接部は、前記第2定着装置の長手方向において、前記第2本体当接部とは異なる位置に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記第1定着装置は、シートを加熱する第1加熱部を備え、
前記第2定着装置は、シートを加熱する第2加熱部を備え、
前記第1定着当接部は、シートの幅方向において、前記第1加熱部の範囲内に位置し、
前記第2定着当接部は、シートの幅方向において、前記第2加熱部の範囲内に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記第1定着装置は、当該第1定着装置の外面を構成する樹脂製の第1外装カバーを備え、
前記第2定着装置は、当該第2定着装置の外面を構成する樹脂製の第2外装カバーを備え、
前記第1定着当接部は、前記第1外装カバーに一体に形成され、
前記第2定着当接部は、前記第2外装カバーに一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記第1本体当接部は、前記第1定着装置の長手方向に長い第1部材に複数設けられ、
前記第2本体当接部は、前記第2定着装置の長手方向に長い第2部材に複数設けられ、
前記第1定着装置は、複数の前記第2本体当接部のそれぞれに対応した位置に、前記第1定着当接部を有し、
前記第2定着装置は、複数の前記第1本体当接部のそれぞれに対応した位置に、前記第2定着当接部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項8】
複数の前記第1定着当接部は、前記第1定着装置の前記長手方向の中央に対して一方と他方のそれぞれに少なくとも1つ配置され、
複数の前記第2定着当接部は、前記第2定着装置の前記長手方向の中央に対して一方と他方のそれぞれに少なくとも1つ配置されることを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記第1部材および前記第2部材は、それぞれシートをガイドする搬送リブを有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記第1本体筐体は、第1本体コネクタを有し、
前記第2本体筐体は、第2本体コネクタを有し、
前記第1定着装置は、前記第1本体コネクタに接続可能な第1定着コネクタを有し、
前記第2定着装置は、前記第2本体コネクタに接続可能な第2定着コネクタを有し、
前記第1本体コネクタは、第1本体干渉部を有し、
前記第2本体コネクタは、第2本体干渉部を有し、
前記第1定着コネクタは、
前記第2ガイド部で前記第1定着装置がガイドされる過程において前記第2本体干渉部に当接することで前記第1定着コネクタの前記第2本体コネクタへの接続を不能にする第1定着干渉部を有し、
前記第2定着コネクタは、
前記第1ガイド部で前記第2定着装置がガイドされる過程において前記第1本体干渉部に当接することで前記第2定着コネクタの前記第1本体コネクタへの接続を不能にする第2定着干渉部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成システムおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、本体筐体に着脱可能な定着装置を備えた画像形成装置において、仕様の異なる定着装置の誤装着を抑制するための制御装置を備えたものが知られている(特許文献1参照)。この技術では、第1仕様の定着装置が第1仕様の本体筐体に装着された場合、制御装置の入力ポートが、定着装置に設けられたジャンパーハーネスを介して接地されてLowレベルになることで、制御装置は、仕様の合致した定着装置が装着されたと判定する。また、第2仕様の定着装置が第1仕様の本体筐体に装着された場合、制御装置の入力ポートが、定着装置に設けられたジャンパーハーネスを介して接地されずにHighレベルになることで、制御装置は、仕様の合致した定着装置が装着されていないと判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-345147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、入力ポートの通電状態によって誤装着を判定するので、画像形成装置(制御装置)を動作させないと誤装着を判別できないといった問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、画像形成装置を動作させることなく定着装置の誤装着を判別することができる画像形成システムおよび画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本開示の画像形成システムは、第1画像形成装置と、第2画像形成装置と、を備える。
第1画像形成装置は、第1本体筐体と、第1本体筐体に着脱可能な第1定着装置とを備える。
第2画像形成装置は、第2本体筐体と、第2本体筐体に着脱可能な第2定着装置とを備える。
第1本体筐体は、第1ガイド部と、第1本体当接部と、を有する。
第1ガイド部は、第1定着装置を所定方向にガイド可能であるとともに、第2定着装置を所定方向にガイド可能である。
第2本体筐体は、第2ガイド部と、第2本体当接部と、を有する。
第2ガイド部は、第1定着装置を所定方向にガイド可能であるとともに、第2定着装置を所定方向にガイド可能である。
第1定着装置は、第1定着当接部を有する。
第1定着当接部は、第2ガイド部で第1定着装置がガイドされる過程において第2本体当接部に当接することで第1定着装置の第2本体筐体への装着を不能にする。
第2定着装置は、第2定着当接部を有する。
第2定着当接部は、第1ガイド部で第2定着装置がガイドされる過程において第1本体当接部に当接することで第2定着装置の第1本体筐体への装着を不能にする。
【0007】
第1本体筐体が、第2定着装置の第2定着当接部に当接する第1本体当接部を有する構成とすることで、第2定着装置を第1本体筐体に誤って組み付けようとしても第2定着装置が第1ガイド部でガイドされている途中で第2定着当接部が第1本体当接部に当接することで第2定着装置の移動が止められるので、第1画像形成装置を動作させることなく定着装置の誤装着を判別することができる。また、第2定着装置が第1ガイド部でガイドされている過程において第2定着当接部と第1本体当接部が当接する構成とすることで、第2定着装置と第1本体筐体の予め決められた箇所同士が当接することになるので、例えば第2定着装置の剛性の低い箇所が第1本体筐体に当接して破損することを抑制できる。
また、同様に、第2ガイド部で第1定着装置がガイドされる過程において第1定着当接部に当接する第2本体当接部を第2本体筐体が有する構成とすることで、第1定着装置の第2本体筐体への誤装着を第2画像形成装置を動作させることなく判別できるとともに、第1定着装置等の破損を抑制できる。
【0008】
また、第1定着当接部および第2定着当接部は、それぞれ所定方向と交差する方向に突出する凸部であってもよい。
【0009】
また、第1定着当接部は、第1定着装置の装着方向において、第1定着装置の下流側の端よりも上流側に位置していてもよい。第2定着当接部は、第2定着装置の装着方向において、第2定着装置の下流側の端よりも上流側に位置していてもよい。
【0010】
第1定着当接部が第1定着装置の装着方向下流側の端よりも上流側に位置する構成とすることで、第1定着当接部が第2本体当接部に当接した際に、ユーザが第1定着装置の第2本体筐体との当接箇所である第1定着当接部を確認しやすいので、誤装着であることを迅速にユーザが知ることができる。また、同様に、第2定着当接部が第2定着装置の装着方向下流側の端よりも上流側に位置する構成とすることで、第2定着装置の第1本体筐体への誤装着を迅速にユーザが知ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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