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公開番号
2024171426
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-12
出願番号
2023088410
出願日
2023-05-30
発明の名称
検品装置、検品装置の制御方法並びにプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20241205BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 成果物の品質を確認せず、画像形成装置の異常有無のみで画像形成の継続/停止を決定すると、十分に成果物の品質が保たれている状態で画像形成を停止するおそれがあり、生産性の低下につながってしまう。
【解決手段】 本発明の検品装置は、記録媒体に画像を形成する印刷装置と接続する検品装置であって、印刷装置から搬送されてくる印刷物を読取手段で読みとった読取画像を取得する取得手段と、前記読取画像に基づいて前記印刷物の検品を行う検品手段と、前記読取画像に基づいて前記印刷装置の異常を診断する診断手段と、表示部に画面を表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断された印刷物があると、表示部に、前記印刷装置の画像形成の停止指示を受け付ける画面を表示することを特徴とする。
【選択図】 図7
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像を形成する印刷装置と接続する検品装置であって、
印刷装置から搬送されてくる印刷物を読取手段で読みとった読取画像を取得する取得手段と、
前記読取画像に基づいて前記印刷物の検品を行う検品手段と、
前記読取画像に基づいて前記印刷装置の異常を診断する診断手段と、
表示部に画面を表示する表示制御手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断された印刷物があると、表示部に、前記印刷装置の画像形成の停止指示を受け付ける画面を表示する
ことを特徴とする検品装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記表示部に前記停止指示を受け付ける画面を表示し、ユーザから停止指示を受け付けるまで、後続の読取画像に対する前記検品手段での検品と前記診断手段での診断を継続する
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項3】
前記表示部に前記停止指示を受け付ける画面を表示し、ユーザから停止指示を受け付けるまで、後続の読取画像に対する前記検品手段での検品と前記診断手段での診断を一時停止する
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項4】
前記印刷装置に対して指示を送信する送信手段を有し、
前記送信手段は、前記停止指示を受け付ける画面にて前記停止指示を受け付けると、印刷を停止する指示を送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項5】
前記検品手段で検品NGとなり、更に前記診断手段で異常があると診断がなされた印刷物があると、前記送信手段は、印刷を停止する指示を送信する
ことを特徴とする請求項4に記載の検品装置。
【請求項6】
前記表示部に表示した前記停止指示を受け付ける画面には、後続の読取画像にて前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断がなされた印刷物がある場合に、前記停止指示を受け付ける画面を表示しないように制御するためのオブジェクトが表示される
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項7】
前記表示制御手段は、前記オブジェクトが選択されると、読取画像にて前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断がなされた印刷物がある場合でも、前記停止指示を受け付ける画面を表示しないように制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の検品装置。
【請求項8】
前記検品手段で、前記印刷物の検品を行う検品領域を設定する設定手段を有し、
前記検品手段は、前記設定手段で設定された検品領域に対して、前記印刷物の検品を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項9】
設定された検品領域外に汚れのある印刷物の場合に、前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断がなされる
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項10】
前記検品装置は、前記検品手段で検品NGとなった場合は、前記検品NGとなった印刷物の排紙先を検品OKの印刷物と切り替えるための制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検品装置、検品装置の制御方法並びにプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置で形成される画像上の汚れなどの異常(以降、画像異常とする)を検出し、ユーザの望む品質を満たさない程度の異常(以降、品質異常とする)であるかを判定する検品システムが知られている。このような検品システムで判定される画像異常は、画像形成装置を長時間にわたり使用することによる、装置内の部品の劣化などによって発生することがある。そこで近年、これら画像異常から発生要因となる画像形成装置内の異常(以降、装置異常とする)を特定する、画像診断システムが知られている。
【0003】
特許文献1には、装置異常を検知した場合、印刷用紙の搬送と画像形成を停止し、故障診断を実行する場合には搬送路上の印刷用紙を取り除くことを促す表示を出力することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-118737号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置では、画像診断システムにて装置異常が検知された場合に、画像形成を停止していた。しかし、装置異常があるからといって、画像形成された成果物に必ずしも品質異常があるとは限らない。成果物の品質を確認せず、画像形成装置の異常有無のみで画像形成の継続/停止を決定すると、十分に成果物の品質が保たれている状態で画像形成を停止するおそれがあり、生産性の低下につながってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために本発明は、記録媒体に画像を形成する印刷装置と接続する検品装置であって、印刷装置から搬送されてくる印刷物を読取手段で読みとった読取画像を取得する取得手段と、前記読取画像に基づいて前記印刷物の検品を行う検品手段と、前記読取画像に基づいて前記印刷装置の異常を診断する診断手段と、表示部に画面を表示する表示制御手段と、を有し、前記表示制御手段は、前記検品手段で検品OKとなり、前記診断手段で異常があると診断された印刷物があると、表示部に、前記印刷装置の画像形成の停止指示を受け付ける画面を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像診断によって装置異常があると判定したとき、検品によって品質異常がないと判定していれば、画像形成の継続/停止をユーザが決定することができ、生産性低下につながる不要な画像形成停止を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施例における画像処理システムの構成を示す図の一例
本実施例における画像形成装置101、外部コントローラ102、及びPC103のシステム構成を表すブロック図の一例
本実施例における画像形成装置101のメカ断面図の一例
本実施例における検品を設定するために表示する検品設定画面の一例を示す図
本実施例における検品領域を設定するために表示する検品領域設定画面の一例を示す図
本実施例における画像診断の実行を設定するために表示する画像診断設定画面の一例を示す図
(A)本実施例における検品/画像診断結果画面の一例を示す図(B)検品/画像診断結果画面の別例(C)検品/画像診断結果画面の別例
本実施例における画像診断による解析で特定した対処を表示する対処画面の一例を示す図
本実施例における検品装置が実行する検品処理のフローチャートの一例
本実施例における検品装置が実行する画像診断処理のフローチャートの一例
本実施例における検品装置の印刷ジョブを制御する処理のフローチャートの一例
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これら複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。更に、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。尚、以下の実施形態における外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFEなどと呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
【0010】
図1は、本実施例における画像処理システムの構成を示す図である。この画像処理システムは、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102は内部LAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は外部LAN104を介してPC103と通信可能に接続されており、PC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。
(【0011】以降は省略されています)
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