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公開番号2024170920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087688
出願日2023-05-29
発明の名称ホース
出願人櫻護謨株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類A62C 13/76 20060101AFI20241204BHJP(人命救助;消防)
要約【課題】 収納に伴う作業を効率的に行うことができるホースを提供する。
【解決手段】 ホースは、筒状のジャケットを有するホース本体を備える。前記ジャケットは、平織りで形成された第1平織部と、前記第1平織部と間隔を置いて設けられ、平織りで形成された第2平織部と、前記第1平織部と前記第2平織部とをつなぐ、綾織りで形成された第1綾織部と、を有している。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
筒状のジャケットを有するホース本体を備え、
前記ジャケットは、
平織りで形成された第1平織部と、
前記第1平織部と間隔を置いて設けられ、平織りで形成された第2平織部と、
前記第1平織部と前記第2平織部とをつなぐ、綾織りで形成された第1綾織部と、を有している、
ホース。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記ジャケットは、
前記第2平織部につながる、綾織りで形成された第2綾織部をさらに有している、
請求項1に記載のホース。
【請求項3】
前記第1平織部および前記第2平織部の長さは、前記第1綾織部の長さよりも大きい、
請求項1に記載のホース。
【請求項4】
前記ホース本体は、第1端部と、前記第1端部の反対側に設けられた第2端部と、をさらに有し、
前記第1端部および前記第2端部に位置する前記ジャケットは、平織りでそれぞれ形成されている、
請求項1に記載のホース。
【請求項5】
前記ホース本体は、扁平に潰された状態において、屈曲する一対の耳部と、前記一対の耳部の間の腹部と、前記一対の耳部と前記腹部との境界に沿って設けられた境界線と、を有し、
前記境界線は、前記第1平織部に位置する第1部分と、前記第1綾織部に位置し、前記ジャケットの外面に露出する部分の長さが前記第1部分よりも大きい第2部分と、を有している、
請求項1に記載のホース。
【請求項6】
前記ジャケットは、前記ホース本体の周方向に設けられ、前記第1平織部、前記第2平織部および前記第1綾織部を形成する複数のたて糸を有している、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のホース。
【請求項7】
筒状のジャケットを有するホース本体を備え、
前記ジャケットは、
平織りで形成された複数の平織部と、
前記ホース本体の長手方向において、前記複数の平織部と交互に並ぶ、綾織りで形成された複数の綾織部と、を有している、
ホース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホースに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ホースの一例である消防用ホースには、様々な提案がなされている。例えば、特許文献1には、筒状織物からなる内筒ジャケットの内側にゴム又は樹脂のシール層が内貼りされ、該内筒ジャケットの外側に別の筒状織物からなる外筒ジャケットが被覆されたダブルジャケット構造の消防用ホースが開示されている。
【0003】
当該消防用ホースは、前記外筒ジャケットの筒状織物が織り構造1/1の平織であり、前記内筒ジャケットの筒状織物が織り構造1/2の綾織であり、該消防用ホースの両端部に連結金具を装着し、且つそれぞれワイヤを巻き付けることで固定して、新品時における前記内筒ジャケット及び前記外筒ジャケットを同じ長さに設定すると共に、ホース単位長さ当たりの前記外筒ジャケットの経糸の織り込み長さを前記内筒ジャケットの経糸の織り込み長さよりも長くしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4948931号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された消防用ホースを踏まえても、ホースには、種々の問題がある。ホースは、例えば収納箱に収納する際に、折って収納する場合がある。このとき、収納箱の大きさなどに応じて、ホースを適切な長さで折り曲げる必要がある。しかし、ホースを適切な長さで折り曲げることは困難であり、収納に伴う作業を容易にすることが要望されている。
【0006】
そこで、本発明は、収納に伴う作業を効率的に行うことができるホースを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施の形態に係るホースは、筒状のジャケットを有するホース本体を備える。前記ジャケットは、平織りで形成された第1平織部と、前記第1平織部と間隔を置いて設けられ、平織りで形成された第2平織部と、前記第1平織部と前記第2平織部とをつなぐ、綾織りで形成された第1綾織部と、を有している。
【0008】
前記ジャケットは、前記第2平織部につながる、綾織りで形成された第2綾織部をさらに有してもよい。前記第1平織部および前記第2平織部の長さは、前記第1綾織部の長さよりも大きくてもよい。
【0009】
前記ホース本体は、第1端部と、前記第1端部の反対側に設けられた第2端部と、をさらに有し、前記第1端部および前記第2端部に位置する前記ジャケットは、平織りでそれぞれ形成されてもよい。
【0010】
前記ホース本体は、扁平に潰された状態において、屈曲する一対の耳部と、前記一対の耳部の間の腹部と、前記一対の耳部と前記腹部との境界に沿って設けられた境界線と、を有し、前記境界線は、前記第1平織部に位置する第1部分と、前記第1綾織部に位置し、前記ジャケットの外面に露出する部分の長さが前記第1部分よりも大きい第2部分と、を有してもよい。前記ジャケットは、前記ホース本体の周方向に設けられ、前記第1平織部、前記第2平織部および前記第1綾織部を形成する複数のたて糸を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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