TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024129755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023039163
出願日2023-03-13
発明の名称消防用ホース
出願人株式会社初田製作所
代理人個人,個人
主分類A62C 33/00 20060101AFI20240919BHJP(人命救助;消防)
要約
【課題】 退避口にどの程度近づいているか或いは火元にどの程度近づいているかを把握可能な消防用ホースを提供する。
【解決手段】 消防用ホース1Aは、ホース本体2と、ホース本体2の一端に取り付けられた雄継手3と、ホース本体2の他端に取り付けられた雌継手と、を備え、ホース本体2は、ホース本体2の長さ方向に沿って長さが次第に短くなるように分けられ、互いに識別可能な複数の識別表示領域5a~5hを含む。複数の識別表示領域5a~5hは、雄継手3側から雌継手4側に向かって、色相環の時計回りに暖色から寒色に次第に移り変わるように互いに異なる配色が施される。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
ホース本体と、
前記ホース本体の一端に取り付けられた雄継手と、
前記ホース本体の他端に取り付けられた雌継手と、を備え、
前記ホース本体は、前記ホース本体の長さ方向に沿って長さが次第に短くなるように分けられ、互いに識別可能な複数の識別表示領域を含む、
消防用ホース。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記複数の識別表示領域は、前記雄継手側から前記雌継手側に向かって、色相環の時計回りに暖色から寒色に次第に移り変わるように互いに異なる配色が施されている、請求項1に記載の消防用ホース。
【請求項3】
ホース本体と、
前記ホース本体の一端に取り付けられた雄継手と、
前記ホース本体の他端に取り付けられた雌継手と、を備え、
前記ホース本体は、前記ホース本体の長さ方向に沿って間隔が次第に短くなるように配列された複数の識別表示部を備える、
消防用ホース。
【請求項4】
前記複数の識別表示部は、前記雄継手側から前記雌継手側に向かって、色相環の時計回りに暖色から寒色に次第に移り変わるように互いに異なる配色が施されている、請求項3に記載の消防用ホース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、消防用ホースに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、消防隊員に対する誘導機能を付加するために、ホース本体の外周面に複数の方向表示をホース長手方向に沿って間隔をおいて配置され、前記方向表示の各々は、ホース長手方向に隣り合う第一表示部及び第二表示部から構成され、前記第一表示部は第一色を有し、前記第二表示部は第二の色を有する消防用ホースが知られている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-203019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火災発生時、昔の住宅は屋根や壁が抜け落ち屋外からの放水で対処できたが、高気密高断熱住宅が普及してきた昨今、屋内へ進入し消火活動を余儀なくされる現場が増えている。命綱として消防用ホースと検索ロープ等を使用しても、濃煙(暗闇)の中でそれらを容易に視認することは困難である。更には、消防活動で両手が塞がれている状態や面体(空気呼吸器)による視野の制限等もあり、進入・退避時、屋内に限らず夜間の屋外においても消防隊員は常に、障害物に消防用ホースや検索ロープが絡まる事による展張・撤収作業の労力増大、搬送障害(消防用ホースの踏み付け、つまづき)等のリスクを負う事になる。
【0005】
消防隊員は、屋内において消火活動を行っている際、例えば、屋内に要救助者が居る場合に救援を呼ぶ際に要救助者の居場所を知らせるために外部と通信するが、夜間に電源が消失した屋内に煙が立ち込めていてライトを照らしても近距離しか見えないような場合、屋内のどのあたりの位置かが分からないと、迅速な救助活動が行えない。
【0006】
また、消防隊員は、屋内での消火活動時に、空気呼吸器の酸素ボンベを背負って屋内に進入して消火活動にあたるが、酸素ボンベに時間制限があるため、凡その進入距離を、移動した距離で推測しながら進入することで自らの行動範囲を推測するが、その推測を誤ると事故につながるおそれがある。
【0007】
屋内火災現場内に救助に向かう消防隊員は、火災が発生している建屋内へ進入して進んでいく際に火元にどの程度近づいているのか、また屋内から退出する際に、退避口にどの程度近づいているかが判れば、救助する隊員の安全を確保した救助活動を行い易いが、上記従来の誘導機能付き消防用ホースは、退避方向は識別可能であるが、退避口(水源側)に近いのか遠いのかが分からない。
【0008】
本発明は、退避方向への誘導機能に加えて、退避口にどの程度近づいているか或いは火元にどの程度近づいているかを把握可能な消防用ホースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明の一実施態様に係る消防用ホースは、ホース本体と、前記ホース本体の一端に取り付けられた雄継手と、前記ホース本体の他端に取り付けられた雌継手と、を備え、前記ホース本体は、前記ホース本体の長さ方向に沿って長さが次第に短くなるように分けられ、互いに識別可能な複数の識別表示領域を含む。
【0010】
前記複数の識別表示領域は、前記雄継手側から前記雌継手側に向かって、色相環の時計回りに暖色から寒色に次第に移り変わるように互いに異なる配色が施され得る。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
保持金具
11か月前
個人
発火物保管構造
10日前
個人
脱出シュート
3か月前
個人
可搬式防災ターミナル
2か月前
能美防災株式会社
放水設備
28日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
8か月前
新三平建設株式会社
消火装置
3か月前
帝国繊維株式会社
防災用車両
11か月前
個人
エネルギー吸収ランヤード
10か月前
株式会社ジェネス
新規な懸吊台
6か月前
個人
森林火災の延焼拡大防止システム
1か月前
能美防災株式会社
消火供用器具
6か月前
ホーチキ株式会社
消火システム
11か月前
ホーチキ株式会社
帯電散布ヘッド
8か月前
ホーチキ株式会社
消火器収納装置
6か月前
幸南工業株式会社
コンセント装置
2か月前
ホーチキ株式会社
消火器収納装置
8か月前
サンコー株式会社
係止状態検出装置
1か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
3か月前
プログレス株式会社
抗がん剤分解液
2か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
5か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
5か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
1か月前
能美防災株式会社
カバー
2か月前
サンコー株式会社
係止状態検出装置
6か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
3か月前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
24日前
ホーチキ株式会社
消火栓装置
今日
ホーチキ株式会社
消火栓装置
3か月前
豊田合成株式会社
着用エアバッグ装置
8か月前
ニッタン株式会社
消火システム
8か月前
日本ドライケミカル株式会社
消火薬剤
6か月前
千住金属工業株式会社
泡消火剤
18日前
ニッタン株式会社
消火システム
9か月前
中国電力株式会社
器具姿勢保持ツール
1か月前
株式会社アガタ
閉空間観測装置
6か月前
続きを見る