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公開番号2024169945
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-06
出願番号2023086820
出願日2023-05-26
発明の名称接合部材、足場板の設置構造及びスラブの打設方法
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04G 7/20 20060101AFI20241129BHJP(建築物)
要約【課題】安全に作業を行うための足場を設置することができるとともに、部材を効率的に利用することができる接合部材、足場板の設置構造及びスラブの打設方法を提供する。
【解決手段】接合部材36は、足場板に接続される棒状部材31の一端部31dに接合される第一接合部37と、硬化前のコンクリートに挿入される棒状材50の一端部56uが接合される第二接合部47と、を備え、第一接合部37及び第二接合部47は、棒状部材31及び棒状材50が配置される同一直線上に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
足場板に接続される棒状部材の一端部に接合される第一接合部と、
硬化前のコンクリートに挿入される棒状材の一端部が接合される第二接合部と、を備え、
前記第一接合部及び前記第二接合部は、前記棒状部材及び前記棒状材が配置される同一直線上に配置される接合部材。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記第二接合部の内周面には、雌ねじが形成されている請求項1に記載の接合部材。
【請求項3】
請求項1または2に記載の接合部材と、前記第一接合部に接合される棒状部材と、前記第二接合部に接合される棒状材と、を有する支持部材と、
前記支持部材に支持された足場板と、を備える足場板の設置構造。
【請求項4】
前記棒状材の外周面には、剥離可能なテープが巻回される請求項3に記載の足場板の設置構造。
【請求項5】
請求項3に記載の足場板の設置構造を使用したスラブの打設方法であって、
前記足場板を複数の前記支持部材で支持するように足場ユニットを設置し、
前記足場板からポンプ車のホースを下方に下げて、コンクリートを打設し、
前記コンクリートが硬化する前に、前記支持部材を前記コンクリートから引き抜いて、前記足場ユニットを運搬するスラブの打設方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接合部材、足場板の設置構造及びスラブの打設方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、建物の基礎として、コンクリートで平板状に形成されたマットスラブが知られている(下記の特許文献1参照)。地盤面の上側に鉄筋が格子状等に敷き詰められていて、鉄筋を埋設するようにコンクリートを打設してマットスラブを形成する場合がある。鉄筋等の上側に足場板を設置して、作業者が足場板に立って、コンクリートの打設作業を行うことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-184328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、鉄筋等の上側に設置される足場板は平板状のものであり、足を平板状の足場板から踏み外す可能性がある。足場を組み立てて設置しても、コンクリートの打設作業が完了すると、解体して、次のコンクリートの打設作業箇所で新たに足場を組み立てる必要があり、手間と時間がかかるという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、安全に作業を行うための足場を設置することができるとともに、部材を効率的に利用することができる接合部材、足場板の設置構造及びスラブの打設方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る接合部材は、足場板に接続される棒状部材の一端部に接合される第一接合部と、硬化前のコンクリートに挿入される棒状材の一端部が接合される第二接合部と、を備え、前記第一接合部及び前記第二接合部は、前記棒状部材及び前記棒状材が配置される同一直線上に配置される。
【0007】
このように構成された接合部材では、接合部材の第一接合部に、足場板に接続される棒状部材の一端部が接合される。接合部材の第二接合部に、硬化前のコンクリートに挿入される棒状材の一端部が接合される。よって、次のコンクリート打設箇所で接合部材を含む各部材を再利用することができ、足場を構成する部材を効率的に利用することができる。
また、作業者は足場を利用して作業することができ、安全に作業することができる。
【0008】
第2の態様に係る接合部材では、前記第二接合部の内周面には、雌ねじが形成されていてもよい。
【0009】
このように構成された接合部材では、内周面に雌ねじが形成された第二接合部に、雄ねじが形成された棒状材の一端部が螺合される。よって、棒状材を第二接合部に容易に接合させることができる。
【0010】
第3の態様に係る足場板の設置構造は、上記の接合部材と、前記第一接合部に接合される棒状部材と、前記第二接合部に接合される棒状材と、を有する支持部材と、前記支持部材に支持された足場板と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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