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公開番号2024180102
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2023099555
出願日2023-06-16
発明の名称現場管理システム、現場管理方法、およびプログラム
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241219BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業現場にて作業者が着用する電動ファン付きウェアが作業現場を管理するシステムにおいて有効に利用されるようにする。
【解決手段】作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサと、前記センサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得部と、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理部とを備えて現場管理システムを構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサと、
前記センサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得部と、
前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理部と
を備える現場管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記センサは、周囲の温度を検出し、
前記センサ情報処理部は、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報が示す温度に基づいて、前記作業現場における温度を推定し、通信可能に接続された外部装置にて推定した温度が提示されるようにする
請求項1に記載の現場管理システム。
【請求項3】
前記センサは、周囲の温度を検出し、
前記センサ情報処理部は、前記電動ファン付きウェアに設けられる通信部との通信を介して、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報が示す温度に基づいて設定した回転速度により前記電動ファン付きウェアに設けられる電動ファンが回転するように制御する
請求項1に記載の現場管理システム。
【請求項4】
前記センサは、粉塵の量を検出し、
前記センサ情報処理部は、前記電動ファン付きウェアに設けられる通信部との通信を介して、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報が示す粉塵の量に基づいて設定した回転方向により前記電動ファン付きウェアに設けられる電動ファンが回転するように制御する
請求項1または2に記載の現場管理システム。
【請求項5】
前記センサ情報処理部は、前記電動ファン付きウェアに設けられる通信部との通信を介して、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報についてデータ解析した結果に基づく報知を前記電動ファン付きウェアに備えられる報知部にて行わせる
請求項1から3のいずれか一項に記載の現場管理システム。
【請求項6】
前記センサは、周囲の温度を検出し、
前記センサ情報処理部は、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報により示される温度に応じて、熱中症予防に関する報知を前記報知部にて行わせる
請求項5に記載の現場管理システム。
【請求項7】
前記センサは、自己の位置を検出し、
前記センサ情報処理部は、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報により示される位置が対応の作業者の作業場所に該当しない場合に警告報知を前記報知部にて行わせる
請求項5に記載の現場管理システム。
【請求項8】
現場管理システムにおける現場管理方法であって、
センサ情報取得部が、作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得ステップと、
センサ情報処理部が、前記センサ情報取得ステップが取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理ステップと
を備える現場管理方法。
【請求項9】
現場管理システムにおけるコンピュータを、
作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得部、
前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理部
として機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現場管理システム、現場管理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
作業者の上着などのウェアにおいて、ウェア本体に電動ファンが取り付けられ、ウェア本体内を換気するようにされた電動ファン付きウェアが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4329118号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業者が作業を行う作業現場に関して、例えば作業者の安全や作業状況の把握等が適切に行われるように管理されることが好ましい。このように作業現場を管理するシステムを構築するにあたり、作業者が作業現場にて着用する電動ファン付きウェアを用いることができれば、作業者や作業現場の状況把握が効率的に実施できて好ましい。
【0005】
そこで本発明は上記した点を鑑みて、作業現場にて作業者が着用する電動ファン付きウェアが、作業現場を管理するシステムにおいて有効に利用されるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決する本発明の一態様は、作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサと、前記センサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得部と、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理部とを備える現場管理システムである。
【0007】
本発明の一態様は、現場管理システムにおける現場管理方法であって、センサ情報取得部が、作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得ステップと、センサ情報処理部が、前記センサ情報取得ステップが取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理ステップとを備える現場管理システムである。
【0008】
本発明の一態様は、現場管理システムにおけるコンピュータを、作業現場において使用される電動ファン付きウェアに備えられて所定の事象を検出するセンサが出力するセンサ情報を通信経由で取得するセンサ情報取得部、前記センサ情報取得部が取得したセンサ情報に基づいて所定の事項に関するデータ解析を行った結果に基づいて、前記データ解析の結果の提示、所定の事項に関する報知、および所定の制御対象に対する制御の少なくともいずれか1つを実行するセンサ情報処理部として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、作業現場にて作業者が着用する電動ファン付きウェアが作業現場を管理するシステムにおいて有効に利用されるとの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態における現場管理システムの全体的な構成例を示す図である。
本実施形態における電動ファン付きウェアの一例を示す図である。
本実施形態における電動ファン付きウェアに備えられる電気的構成の一例を示す図である。
本実施形態におけるセンサ情報処理サーバの機能構成例を示す図である。
本実施形態における現場内気温画面の一態様例を示す図である。
本実施形態において、2つの作業現場の現場内気温画面をモニタリング端末にて表示させる場合の現場管理システムの全体的な構成例を示す図である。
図6の構成に対応する現場内気温画面の一態様例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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