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公開番号
2025014995
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118026
出願日
2023-07-20
発明の名称
ガラスの補剛構造
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約
【課題】構造シールを現場で行わないシーリング工事にすることで、品質管理を容易にすることができるとともに、メンテナンス時の工事に手間がかからないガラスの補剛構造を提供する。
【解決手段】ガラスの補剛構造100は、上枠と、下枠と、上端部が上枠に納まり下端部が下枠に支持されるとともに、左右方向に隙間3Aを空けて配置された複数のガラスパネル3と、ガラスパネル3と交差する方向に板面を向けるとともに、少なくとも一部が隙間3Aに配置された補剛材4と、ガラスパネル3に係止されるとともに、補剛材4に機械的に固定された連結手段5と、補剛材4とガラスパネル3との間を封止するシール材6と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上枠と、
下枠と、
上端部が前記上枠に納まり下端部が前記下枠に支持されるとともに、左右方向に隙間を空けて配置された複数のガラスパネルと、
前記ガラスパネルと交差する方向に板面を向けるとともに、少なくとも一部が前記隙間に配置された補剛材と、
前記ガラスパネルに係止されるとともに、前記補剛材に機械的に固定された連結手段と、
前記補剛材と前記ガラスパネルとの間を封止するシール材と、を備えるガラスの補剛構造。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記補剛材は、上端部が前記上枠に納まり、下端部が前記下枠に納まる請求項1に記載のガラスの補剛構造。
【請求項3】
前記補剛材は、前記上枠及び前記下枠に固定されていない請求項1または2に記載のガラスの補剛構造。
【請求項4】
前記上枠を建物の躯体に対して相対的に鉛直方向に変位可能な変位手段を備える請求項1または2に記載のガラスの補剛構造。
【請求項5】
前記変位手段は、鉛直方向に摺動可能なベアリングを有している請求項4に記載のガラスの補剛構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガラスの補剛構造に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、建物の開口、ガラスパネルが設置されることがある(例えば、下記の特許文献1参照)。大開口の場合に、ガラスの厚みを抑えるためのガラス補剛の構法が採用されている。例えば、フェイスガラスどうしを接合する部分に、フェイスガラスと直交するリブガラスを設置して、フェイスガラスの端部とリブガラスの端部とを構造シールで接着する構法がある。また、フェイスガラスどうしを接合する部分に、フェイスガラスと直交する方立(マリオン)を設置して、方立に接合した金属製のホルダーに短冊状のガラスを挿入して、短冊状のガラスとフェイスガラスとを構造シールで接着した構法がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/098831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の構法の現場打ち(施工)の構造シールは現場環境の影響を受けるため品質管理が難しいとともに、メンテナンス時のガラスの取替に必要な現場養生など含めた工事が煩雑になるという問題点がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、構造シールを現場で行わないシーリング工事(止水シールのみ)にすることで、品質管理を容易にすることができるとともに、メンテナンス時の工事に手間がかからないガラスの補剛構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るガラスの補剛構造は、上枠と、下枠と、上端部が前記上枠に納まり下端部が前記下枠に支持されるとともに、左右方向に隙間を空けて配置された複数のガラスパネルと、前記ガラスパネルと交差する方向に板面を向けるとともに、少なくとも一部が前記隙間に配置された補剛材と、前記ガラスパネルに係止されるとともに、前記補剛材に機械的に固定された連結手段と、前記補剛材と前記ガラスパネルとの間を封止するシール材と、を備える。
【0007】
このように構成されたガラスの補剛構造では、補剛材を連結手段によってガラスパネルに連結し、補剛材とガラスパネルとの間は止水のためのシール材で封止する。よって、シール材は構造シールではないため、品質管理を容易にすることができるとともに、メンテナンス時の工事に手間がかからない。
【0008】
また、本発明に係るガラスの補剛構造では、前記補剛材は、上端部が前記上枠に納まり、下端部が前記下枠に納まっていてもよい。
【0009】
このように構成されたガラスの補剛構造では、補剛材の上端部が上枠に納まり、下端部が下枠に納まっているため、上枠及び下枠は左右方向に延びる直線状をしている。よって、天井材や床材等の周辺部材を枠形状に合わせて加工したりする必要がないため、施工性が良い。
【0010】
また、本発明に係るガラスの補剛構造では、前記補剛材は、前記上枠及び前記下枠に固定されていなくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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