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公開番号2025011774
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023114090
出願日2023-07-11
発明の名称外装材及び建物
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04F 13/10 20060101AFI20250117BHJP(建築物)
要約【課題】外装材の美観を維持することができる外装材及び建物を提供する。
【解決手段】建物100は、躯体と1、躯体1に連結された木質の外装材3と、躯体1に固定された支持部材2と、を備え、外装材3における躯体1と反対側を向く外面3a側は、除去可能であり、外装材3は、支持部材2に係止され、支持部材2は、左右方向に突出する係止片を有し、外装材3の板厚方向の中間には、左右方向に凹む係止溝が形成され、係止溝は、係止片に係止されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
躯体に連結される木質の外装材であって、
外装材における前記躯体と反対側を向く外面側は、除去可能である外装材。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
躯体と、
前記躯体に連結された請求項１に記載の外装材と、
前記躯体に固定された支持部材と、を備え、
前記外装材は、前記支持部材に係止されている建物。
【請求項３】
前記支持部材は、左右方向に突出する係止片を有し、
前記外装材の板厚方向の中間には、左右方向に凹む係止溝が形成され、
前記係止溝は、前記係止片に係止されている請求項２に記載の建物。
【請求項４】
前記外装材における前記躯体側を向く面と前記躯体との間には、空間が形成されている請求項２に記載の建物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、外装材及び建物に関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、ＣＯ
２
固定を目的に比較的大型の建築物に木質材料の適用が増えており、木質材料を長く使えば使うほどＣＯ
２
の効果は高まることになる。下記の特許文献１では、再生材を用いた校木が開示されている。また、本来可燃物である木材に燃えにくくする工夫をして、構造躯体や内装材として利用する動きがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０００－３４５６１０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
建物の外装材としての要望もあるが、屋外環境の影響を受ける部位においては比較的短い期間で外観が変化してしまうことが問題となっている。木質材料を外装材に用いた建物は、好ましい印象を持たれることが多く、ニーズが高いため様々な劣化防止策が開発、市販されている。ただし、それらを用いても工業材料による外装材料に比べると寿命が短いのが現状で、外観を維持するためには３～５年のサイクルでメンテナンスが求められる。
【０００５】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、外装材の美観を維持することができる外装材及び建物を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る外装材は、躯体に連結される木質の外装材であって、外装材における前記躯体と反対側を向く外面側は、除去可能である。
【０００７】
このように構成された外装材では、外装材における躯体と反対側を向く外面側は、除去可能である。外装材が経年劣化すると、外面側の部分を除去して、外装材の内部を新たな外面として露出させる。よって、外装材の美観を維持することができる。
【０００８】
また、本発明に係る建物は、躯体と、前記躯体に連結された上記に記載の外装材と、前記躯体に固定された支持部材と、を備え、前記外装材は、前記支持部材に係止されているもよい。
【０００９】
このように構成された建物では、外装材は、躯体に固定された支持部材に係止されている。よって、外装材を支持部材に容易に取り付けることができるとともに、取り外すことができる。
【００１０】
また、本発明に係る建物では、前記支持部材は、左右方向に突出する係止片を有し、前記外装材の板厚方向の中間には、左右方向に凹む係止溝が形成され、前記係止溝は、前記係止片に係止されていてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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