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公開番号2025011698
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023113958
出願日2023-07-11
発明の名称ルーバー材
出願人清水建設株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E04F 10/08 20060101AFI20250117BHJP(建築物)
要約【課題】ルーバー材の設置角度を調整することができるルーバー材を提供する。
【解決手段】ルーバー材1は、建物の外側に設置された支持部材8に支持されるルーバー材であって、設置された状態で板面を鉛直方向に向けて平板状に形成されたルーバー本体10と、ルーバー本体10の長手方向の端部に、平面視で外側に膨らむように円弧状に形成された湾曲部11と、湾曲部11に沿う所定の位置に形成され、支持部材8に連結される連結部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
建物の外側に設置された支持部材に支持されるルーバー材であって、
設置された状態で板面を鉛直方向に向けて平板状に形成されたルーバー本体と、
前記ルーバー本体の長手方向の端部に、平面視で外側に膨らむように円弧状に形成された湾曲部と、
前記湾曲部に沿う所定の位置に形成され、前記支持部材に連結される連結部と、を備えるルーバー材。
続きを表示（約 68 文字）【請求項２】
前記連結部は、前記ルーバー本体の短手方向の略全長の所定の位置に形成可能である請求項１に記載のルーバー材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ルーバー材に関するものである。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、建物の外側に、板状のルーバー材が複数設置されたルーバーが知られている。建物の外側に設置された支持部材に、ルーバー材がボルトによって固定された構成が開示されている（下記の特許文献１参照）。ルーバーを設置することによって、日射制御による室内温熱環境の調整が可能になったり、屋外からの視線を制御したり、外装としての美観を向上させたりすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－９４３４４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、建物にルーバーを設置した後に、周囲の植栽や建物等の環境の変化に応じて、ルーバー材の設置角度を調整したくても、容易に調整することできないという問題点がある。
【０００５】
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ルーバー材の設置角度を調整することができるルーバー材を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係るルーバー材は、建物の外側に設置された支持部材に支持されるルーバー材であって、設置された状態で板面を鉛直方向に向けて平板状に形成されたルーバー本体と、前記ルーバー本体の長手方向の端部に、平面視で外側に膨らむように円弧状に形成された湾曲部と、前記湾曲部に沿う所定の位置に形成され、前記支持部材に連結される連結部と、を備える。
【０００７】
このように構成されたルーバー材では、ルーバー本体の長手方向の端部の湾曲部の所定の位置に形成された連結部を支持部材に連結する。よって、連結部の位置に応じて、ルーバー材の水平方向に対する角度を調整することができる。
【０００８】
また、本発明に係るルーバー材では、前記連結部は、前記ルーバー本体の短手方向の略全長の所定の位置に形成可能であってもよい。
【０００９】
このように構成されたルーバー材では、連結部の位置をルーバー本体の短手方向の略全長から選択できるため、ルーバー材の水平方向に対する傾斜角度の変更幅を大きくすることができる。
【発明の効果】
【００１０】
本発明に係るルーバー材によれば、ルーバー材の設置角度を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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