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公開番号
2024175329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-18
出願番号
2023093028
出願日
2023-06-06
発明の名称
棚付き台車
出願人
清水建設株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
1/06 20060101AFI20241211BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】容易に移動や設置をすることが可能な棚付き台車を提供する。
【解決手段】走行部2と、走行部上に配された土台部3と、土台部上に配された棚部4と、を備え、棚部の少なくとも一部が土台部に対して移動可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
走行部と、
前記走行部上に配された土台部と、
前記土台部上に配された棚部と、を備え、
前記棚部の少なくとも一部が前記土台部に対して移動可能である棚付き台車。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記棚部は、前記土台部上に配置され、平面視で前記土台部に対して側方に進退自在に取り付けられた移動棚部と、前記土台部上に固定設置された固定棚部と、を備えている請求項1に記載の棚付き台車。
【請求項3】
前記移動棚部は、前記土台部上に対向して一対設けられており、互いに近接離反する方向に移動可能に設けられている請求項2に記載の棚付き台車。
【請求項4】
一対の移動棚部は、互いに対向する面が開口しており、物品を陳列可能に構成されている請求項3に記載の棚付き台車。
【請求項5】
一対の移動棚部が前記土台部上に収納された状態では、前記一対の移動棚部が接触して固定されている請求項3に記載の棚付き台車。
【請求項6】
前記移動棚部が前記土台部上に収納された状態で、前記移動棚部の背面は平面視で前記土台部の側面と略面一に構成されている請求項2に記載の棚付き台車。
【請求項7】
前記棚部には、レジ機能が設けられている請求項1に記載の棚付き台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、棚付き台車に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、建設現場等において仮設で売店を設置することがある。仮設の売店としては、例えば、特許文献1のようなものがある。仮設の売店は、建設現場の進捗に合わせて場所を移動しながら使用することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-007259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような仮設構造物は、移動や設置盛替えに手間が掛かり、また、大型であるため建設現場内に複数設置することが困難であった。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、容易に移動や設置をすることが可能な棚付き台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明に係る棚付き台車は、走行部と、前記走行部上に配された土台部と、前記土台部上に配された棚部と、を備え、前記棚部の少なくとも一部が前記土台部に対して移動可能である。
【0007】
商品などを陳列可能な棚部を、走行部を備えた台車に設けることにより、容易に移動や設置をすることが可能である。また、少なくとも一部の棚部は土台部に対して移動可能であるため、所定の位置に設置した際に、棚部を移動させることで、設置領域を移動走行時よりも大きくすることができる。
【0008】
また、本発明の棚付き台車は、前記棚部は、前記土台部上に配置され、平面視で前記土台部に対して側方に進退自在に取り付けられた移動棚部と、前記土台部上に固定設置された固定棚部と、を備えていてもよい。
このように構成することで、土台部に棚部を効率的に収納することができるとともに、移動の際は棚付き台車自体の大きさを極力小さくすることができる。また、所定の位置で棚付き台車を使用したい場合は、移動棚部を引き出すことで、移動棚部および固定棚部を有効利用することができる。
【0009】
また、本発明の棚付き台車は、前記移動棚部は、前記土台部上に対向して一対設けられており、互いに近接離反する方向に移動可能に設けられている請求項2に記載の棚付き台車。
このように構成することで、移動棚部を効率よく設置することができ、例えば、多くの種類の物品を陳列することができる。
【0010】
また、本発明の棚付き台車は、一対の移動棚部は、互いに対向する面が開口しており、物品を陳列可能に構成されていてもよい。
このように構成することで、棚付き台車を移動させる際に、万一振動などで物品が落下
しても土台部上に落下するため、移動中に物品を棚付き台車の外側に落下させることがなく、スムーズに移動させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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