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公開番号
2024176866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095709
出願日
2023-06-09
発明の名称
吹出ユニット
出願人
清水建設株式会社
,
学校法人 工学院大学
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F24F
13/06 20060101AFI20241212BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】静粛性を確保しつつ、貫通孔の開口面積が小さい場合であっても気流の到達距離を長くすることができる吹出ユニットを提供する。
【解決手段】吹出ユニット1は、軸流ファン2と、軸流ファン2の回転軸RAxに沿ってそれぞれ延在する複数の貫通孔41を有し、複数の貫通孔41を介して軸流ファン2から吐出された空気を吹き出す吹出パネル4と、吹出パネル4と軸流ファン2との間に設けられ、回転軸RAxに沿って延在して軸流ファン2から吐出された空気を流通させるチャンバー3とを備える。チャンバー3は、回転軸RAxを中心とする環形状を有し、軸流ファン2から吐出された空気を回転軸RAxに沿う方向に流通させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転軸を中心とする回転羽の回転によって空気を吸入及び吐出する軸流ファンと、
前記回転軸に沿ってそれぞれ延在する複数の貫通孔を有し、前記複数の貫通孔を介して前記軸流ファンから吐出された空気を吹き出す吹出パネルと、
前記吹出パネルと前記軸流ファンとの間に設けられ、前記回転軸に沿って延在して前記軸流ファンから吐出された空気を流通させるチャンバーとを備え、
前記チャンバーは、
前記回転軸を中心とする環形状を有し、前記軸流ファンから吐出された空気を前記回転軸に沿う方向に流通させる
ことを特徴とする吹出ユニット。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記軸流ファンから吐出された空気の気流速度は、
前記回転軸に沿う方向から見て、前記回転軸に近接する側よりも前記回転羽の外縁側の方が大きく、
前記貫通孔の密度は、
前記回転軸に沿う方向から見て、前記回転軸に近接する側よりも前記回転羽の外縁側の方が大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の吹出ユニット。
【請求項3】
前記貫通孔は、
空気の流入端に向かうにしたがって拡径するベルマウス形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の吹出ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、室内や車内の空調を行う吹出ユニットに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、室内や車内の空調を行う吹出ユニットとして、熱交換機とファンが一体となった構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の吹出ユニット(室内ユニット)では、ファンとして、遠心ファンが採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6978664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、室内や車内の空調を行うにあたって、吹出ユニットにおける空気を吹き出す吹出パネルに形成された複数の貫通孔の形状や配列パターンは、空間の気流分布の形成に寄与するものであり、温熱快適性の観点で重要となる。また、吹出ユニットでは、風量や機器構成及び対象空間に応じた静粛性・安全性・目的に沿った気流分布が確保される必要がある。
【0005】
ここで、吹出パネルとファンとを一体化して吹出ユニットとした場合には、ダクト等の流路がなくなるため、流路抵抗によるエネルギーロスの低減や、施工性の向上を期待することができる。しかしながら、ファンが人の滞在場所に近くなることで生じるファンの振動や音の課題を解決する必要がある。
【0006】
また、例えば、床面に吹出ユニットを設置する場合には、ピンヒール等の床との接触面が小さい靴を考慮し、吹出パネルにおける貫通孔の開口面積を小さくする必要がある。そして、このように貫通孔の開口面積を小さくした場合には、気流の到達距離を長くすることが難しい。
【0007】
特許文献1に記載の吹出ユニットでは、遠心ファンを採用しているため、電力消費量が多く、室内近傍に設置する場合には騒音が生じ易く不特定多数の人が滞在する空間には採用し難い、という問題がある。
【0008】
そこで、静粛性を確保しつつ、貫通孔の開口面積が小さい場合であっても気流の到達距離を長くすることができる技術が要望されている。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、静粛性を確保しつつ、貫通孔の開口面積が小さい場合であっても気流の到達距離を長くすることができる吹出ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る吹出ユニットは、回転軸を中心とする回転羽の回転によって空気を吸入及び吐出する軸流ファンと、前記回転軸に沿ってそれぞれ延在する複数の貫通孔を有し、前記複数の貫通孔を介して前記軸流ファンから吐出された空気を吹き出す吹出パネルと、前記吹出パネルと前記軸流ファンとの間に設けられ、前記回転軸に沿って延在して前記軸流ファンから吐出された空気を流通させるチャンバーとを備え、前記チャンバーは、前記回転軸を中心とする環形状を有し、前記軸流ファンから吐出された空気を前記回転軸に沿う方向に流通させることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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