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公開番号
2024180011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023099410
出願日
2023-06-16
発明の名称
運転者特定システムおよび運転者特定方法
出願人
清水建設株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B60R
25/25 20130101AFI20241219BHJP(車両一般)
要約
【課題】他人のなりすまし等による無資格運転を防止することができる運転者特定システムおよび運転者特定方法を提供する。
【解決手段】車両または作業用機械12の運転者を特定するためのシステム10であって、前記車両または作業用機械12の運転席14の周辺に設けられ、前記運転席14にいる人物の顔を撮影する撮影手段16と、前記撮影手段16により撮影された人物の顔画像に基づいて、その人物が予め登録された登録者であるか否かを判定する判定手段40と、前記判定手段による判定結果に基づいて、運転者を特定する特定手段とを備えるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両または作業用機械の運転者を特定するためのシステムであって、
前記車両または作業用機械の運転席の周辺に設けられ、前記運転席にいる人物の顔を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された人物の顔画像に基づいて、その人物が予め登録された登録者であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、運転者を特定する特定手段とを備えることを特徴とする運転者特定システム。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記撮影手段により撮影された人物が前記登録者であると判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転可能な状態に制御する一方、前記撮影手段により撮影された人物が前記登録者ではないと判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転不能な状態に制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の運転者特定システム。
【請求項3】
前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあるか否かを判定する状態判定手段と、前記運転席における人物の有無を検知する検知手段と、警報を発する警報手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあると判定され、かつ、前記運転席における人物の無しが検知された場合に、警報を発するように前記警報手段を制御することを特徴とする請求項2に記載の運転者特定システム。
【請求項4】
車両または作業用機械の運転者を特定するための方法であって、
前記車両または作業用機械の運転席の周辺から、前記運転席にいる人物の顔を撮影するステップと、
撮影された人物の顔画像に基づいて、その人物が予め登録された登録者であるか否かを判定するステップと、
この判定結果に基づいて、運転者を特定するステップとを有することを特徴とする運転者特定方法。
【請求項5】
撮影された人物が前記登録者であると判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転可能な状態に制御する一方、前記撮影手段により撮影された人物が前記登録者ではないと判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転不能な状態に制御するステップをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の運転者特定方法。
【請求項6】
前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあるか否かを判定するステップと、前記運転席における人物の有無を検知するステップと、前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあると判定され、かつ、前記運転席における人物の無しが検知された場合に、警報を発するステップとをさらに有することを特徴とする請求項5に記載の運転者特定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、フォークリフトなどの運転者を特定するのに好適な運転者特定システムおよび運転者特定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、フォークリフトなどの車両を運転する運転者の運転資格の有無を、運転者が所持するICタグ、ICカード、携帯端末などから判定し、車両の無資格運転を防止する技術が知られている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-189424号公報
特開2009-134550号公報
特開2015-124514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の従来の技術では、運転資格を有しない者が、運転資格を有する他人のICタグ、ICカード、携帯端末を使って他人になりすました場合には、無資格運転を防止することは難しい。
【0005】
また、このような者が、施工現場などでの安全ルールを十分に把握しないまま運転を行うと、事故につながるおそれがある。また、トイレ休憩等のタイミングで、運転者が車両にエンジンキーを差し込んだまま車両を離れた場合、車両本体を盗難されるおそれがある。フォークリフトのような運搬車両の場合には、車両を利用して場内の資機材を盗難されるおそれがある。また、エンジンをアイドリング運転状態にしたまま車両から降りた場合、逸走や無資格者が無断で運転してしまうおそれがある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他人のなりすまし等による無資格運転を防止することができる運転者特定システムおよび運転者特定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る運転者特定システムは、車両または作業用機械の運転者を特定するためのシステムであって、前記車両または作業用機械の運転席の周辺に設けられ、前記運転席にいる人物の顔を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された人物の顔画像に基づいて、その人物が予め登録された登録者であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に基づいて、運転者を特定する特定手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係る他の運転者特定システムは、上述した発明において、前記撮影手段により撮影された人物が前記登録者であると判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転可能な状態に制御する一方、前記撮影手段により撮影された人物が前記登録者ではないと判定された場合に、前記車両または作業用機械を運転不能な状態に制御する制御手段をさらに備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る他の運転者特定システムは、上述した発明において、前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあるか否かを判定する状態判定手段と、前記運転席における人物の有無を検知する検知手段と、警報を発する警報手段とをさらに備え、前記制御手段は、前記車両または作業用機械が運転可能な状態にあると判定され、かつ、前記運転席における人物の無しが検知された場合に、警報を発するように前記警報手段を制御することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る運転者特定方法は、車両または作業用機械の運転者を特定するための方法であって、前記車両または作業用機械の運転席の周辺から、前記運転席にいる人物の顔を撮影するステップと、撮影された人物の顔画像に基づいて、その人物が予め登録された登録者であるか否かを判定するステップと、この判定結果に基づいて、運転者を特定するステップとを有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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