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公開番号2024169610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-05
出願番号2024163296,2020121395
出願日2024-09-20,2020-07-15
発明の名称媒体排出装置、記録装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B65H 31/00 20060101AFI20241128BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ユーザビリティを向上させる為に、より視認性良好に、シートの排出に係わるステータスを示す。
【解決手段】媒体排出装置は、媒体を排出する媒体排出部と、媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、媒体受けトレイは、媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、発光部を制御する制御部は、媒体受けトレイの状態または動作に応じて発光部を制御する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、
前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、
前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、
前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイの前記第1状態からの状態切り換えに応じて前記発光部の発光状態を変化させる、
ことを特徴とする媒体排出装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の媒体排出装置において、前記媒体受けトレイは、前記制御部により制御されるモーターの動力によって前記第1状態と前記第2状態との間で状態切り換えが可能であり、
前記制御部は、前記第1状態にある前記媒体受けトレイを前記装置本体から突出させる際、前記発光部を発光させる、
ことを特徴とする媒体排出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の媒体排出装置において、前記媒体受けトレイは、前記制御部により制御されるモーターの動力によって前記第1状態と前記第2状態との間で状態切り換えが可能であり、
前記制御部は、前記モーターを所定量駆動しても前記媒体受けトレイが目標状態に切り換わらない場合、前記発光部の発光状態を変化させる、
ことを特徴とする媒体排出装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3に記載の媒体排出装置において、前記制御部は、前記発光部が発光している状態で電力消費を抑制する省電力モードへ移行する場合、前記媒体受けトレイが前記第1状態を解除して前記装置本体から突出していると、前記発光部を消灯させる、
ことを特徴とする媒体排出装置。
【請求項5】
請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の媒体排出装置において、前記制御部は、前記媒体受けトレイが前記第1状態を解除して前記装置本体から突出しているとともに前記発光部が発光している状態で電源OFF状態に移行する際、前記発光部を消灯させる、
ことを特徴とする媒体排出装置。
【請求項6】
媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部により記録が行われた媒体を排出する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の前記媒体排出装置と、
を備えた記録装置。
【請求項7】
媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部により記録の行われた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、
前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、
前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、
前記媒体受けトレイは、モーターの動力によって前記第1状態と前記第2状態との間で状態切り換えが可能であり、
前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイが前記第1状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記媒体受けトレイを前記装置本体から突出させる為の前記モーターの制御に対応して前記発光部を発光させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項8】
媒体に記録を行う記録部と、
前記記録部により記録の行われた媒体を排出する媒体排出部と、
前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、
前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、
前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、
前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイが少なくとも前記第1状態にあるかを検出可能であるとともに、前記媒体受けトレイが前記第1状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記発光部を発光させず、前記媒体受けトレイが前記第1状態以外の状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記発光部を発光させる、
ことを特徴とする記録装置。
【請求項9】
請求項8に記載の記録装置において、前記制御部は、前記第1状態にある前記媒体受けトレイが前記第1状態を解除した場合、前記発光部を発光させる、
ことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体を排出する媒体排出装置、及びこれを備えた記録装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
媒体を排出する排出機構においては、装置の筐体に、媒体を排出する排出空間を設けるとともに、排出空間内が暗くて視認性が悪いことに鑑み、特許文献1に示される様に排出空間内を照らすランプを設ける構成が知られている。
特許文献1記載の構成によれば、トレイ上に媒体の一例である用紙が排出されると排紙空間の天井に設けられたランプが点灯する。これにより、排出された用紙の確認や取り出しが容易となり、また、用紙が排出されたことに容易に気付くことができる。
また特許文献2には、排出されるシートを受ける排出トレイが、モーターの動力により展開位置と収納位置との間を移動する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平08-339107号公報
特開2018-016480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献2記載の構成では、排出トレイが収納位置にある状態で記録命令が発せられると、排出ローラーが回転し、排出ローラーの回転が排出トレイに伝達されて、排出トレイが収納位置から展開位置に移動する様に構成されている。従って排出トレイの展開動作は、ユーザーからすればシートが排出される予兆であると認識することができる。更に言えば、排出トレイの動作はシートの排出に係わるステータスを示す手段として機能すると言える。
しかしながらユーザビリティを向上させる観点では、より視認性良好に、シートの排出に係わるステータスを示すことが好ましいと言える。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための、本発明の媒体排出装置は、媒体を排出する媒体排出部と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイの状態または動作に応じて前記発光部を制御することを特徴とする。
【0006】
また本発明の記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部により記録の行われた媒体を排出する媒体排出部と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、前記媒体受けトレイは、モーターの動力によって前記第1状態と前記第2状態との間で状態切り換えが可能であり、前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイが前記第1状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記媒体受けトレイを前記装置本体から突出させる為の前記モーターの制御に対応して前記発光部を発光させることを特徴とする。
【0007】
また本発明の記録装置は、媒体に記録を行う記録部と、前記記録部により記録の行われた媒体を排出する媒体排出部と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイが少なくとも前記第1状態にあるかを検出可能であるとともに、前記媒体受けトレイが前記第1状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記発光部を発光させず、前記媒体受けトレイが前記第1状態以外の状態にあって前記発光部が消灯している際に記録開始の指示を受けると、前記発光部を発光させることを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
用紙受けトレイを第1状態としたプリンターの斜視図。
用紙受けトレイを第3状態としたプリンターの斜視図。
用紙受けトレイを第2状態としたプリンターの斜視図。
プリンターの用紙搬送経路を示す図。
プリンターの制御系統を示すブロック図。
前面カバーを取り外し、基板を露出させた状態のプリンター前面の部分拡大斜視図。
発光部による照射範囲を用紙排出方向から見た図。
発光部による照射範囲を用紙幅方向から見た図。
発光部の制御を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る媒体排出装置は、媒体を排出する媒体排出部と、前記媒体排出部により排出される媒体を受ける媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイは、前記媒体排出部を備える装置本体に収納された第1状態と、前記装置本体から最も突出する第2状態とを切り換え可能であり、前記媒体排出部より媒体排出方向下流の位置には、前記媒体受けトレイに向けて光を発する発光部が設けられ、前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイの状態または動作に応じて前記発光部を制御することを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記発光部を制御する制御部は、前記媒体受けトレイの状態または動作に応じて前記発光部を制御するので、媒体の排出に係わるステータスを視認性良好に示すことができ、ユーザビリティを向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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