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公開番号
2024169563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2024160998,2023189513
出願日
2024-09-18,2019-05-14
発明の名称
画像読取装置、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20241128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】高速化が可能で、かつ小型化が可能であって、読取った画像の品質も確保することが可能な原稿読取装置を提供する。
【解決手段】制御手段は、シートの画像を第1解像度で読取る第1解像度モード(S2のno)、シートの画像を第1解像度よりも高い第2解像度で読取る第2解像度モード(S2のyes)を実行可能である。第1解像度モードでは搬送速度を第1搬送速度に設定する高速モード、第2解像度モードでは搬送速度を第1搬送速度よりも低い第2搬送速度に設定する低速モードを実行可能である。低速モードを実行する際、シートが第1の厚みである場合に(S3のno)駆動手段に第1駆動速度を設定する第1の低速モード(S5)と、シートが第1の厚みよりも厚い第2の厚みである場合に駆動手段に第1駆動速度よりも速い第2駆動速度を設定する第2の低速モード(S6)とを実行可能である。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
シートが積載されるシート積載手段と、
前記シート積載手段に積載されたシートを搬送する搬送手段と、
前記搬送手段により搬送されるシートの画像を読取る画像読取手段と、
第1の厚みのシートを搬送する第1モードと、前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みのシートを搬送する第2モードと、を実行可能な制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記第1モードにおいては、第1解像度でシートの画像を読取る場合の搬送速度が、前記第1解像度よりも高い第2解像度でシートの画像を読取る場合の搬送速度よりも速くなるように、前記搬送手段によるシートの搬送速度を制御し、
前記第2モードにおいては、読取りの解像度に関わらず、前記第1モードにおいて前記第1解像度でシートの画像を読取る場合よりも遅い所定の搬送速度となるように、前記搬送手段によるシートの搬送速度を制御する、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記画像読取手段により画像を読取ったシートを積載する排出積載手段と、
前記シート積載手段から前記排出積載手段までシートを搬送する搬送路と、を備え、
前記シート積載手段と前記排出積載手段とは上下方向に重なる位置に配置され、
前記搬送路は、シートの表裏を反転させるように、シートの搬送方向に直交する方向から視て湾曲した湾曲形状を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
シートの厚みを検知する検知手段を備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第1モードと前記第2モードとを設定する設定手段を備える、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記搬送手段を駆動するモータを備え、
前記第2モードにおいて第2解像度でシートの画像を読取る場合の前記モータの回転速度は、前記第1モードにおいて第2解像度でシートの画像を読取る場合の前記モータの回転速度よりも速い、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
前記画像読取手段により読取った画像を別のシートに画像形成する画像形成部と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを搬送する画像読取装置、及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、自動原稿搬送装置(ADF)等においては、シートを搬送する機構が備えられている。シートを搬送する際には、シートの厚み(坪量)やサイズに応じて搬送抵抗(負荷トルク)が異なる。そのため、シートの情報(用紙情報)に応じて、シートを搬送するローラを駆動する駆動モータに供給する電流値を設定するものが開示されている(特許文献1参照)。この特許文献1のものは、シートの厚みやサイズに応じて駆動モータの電流値を適宜に選択することで、シートの搬送時における発熱の低減や消費電力の低減を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-182882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、生産性を向上するために、モノクロの画像読取であったり、低解像度の画像読取であったりする場合は、原稿を高速で搬送することが考えられる。しかしながら、原稿の搬送速度を高速化すると、速度に応じて搬送抵抗が増加するため、各駆動モータの性能が追い付かず、特に厚紙の原稿ではジャムが発生する虞がある。
【0005】
そこで本発明は、厚紙が搬送される場合のジャムの発生を防止することが可能な画像読取装置、及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本画像読取装置は、シートが積載されるシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートを搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されるシートの画像を読取る画像読取手段と、第1の厚みのシートを搬送する第1モードと、前記第1の厚みよりも厚い第2の厚みのシートを搬送する第2モードと、を実行可能な制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記第1モードにおいては、第1解像度でシートの画像を読取る場合の搬送速度が、前記第1解像度よりも高い第2解像度でシートの画像を読取る場合の搬送速度よりも速くなるように、前記搬送手段によるシートの搬送速度を制御し、前記第2モードにおいては、読取りの解像度に関わらず、前記第1モードにおいて前記第1解像度でシートの画像を読取る場合よりも遅い所定の搬送速度となるように、前記搬送手段によるシートの搬送速度を制御する、ことを特徴とする。
【0007】
また、本画像形成装置は、上記の画像読取装置と、前記画像読取手段により読取った画像を別のシートに画像形成する画像形成部と、を備える、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によると、厚紙が搬送される場合のジャムの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は第1の実施の形態に係るプリンタを示す全体概略図、(b)は画像形成エンジンを示す模式図。
第1の実施の形態に係る制御部とそれに接続されるセンサ類及び各種モータとを示すブロック図。
第1の実施の形態に係る駆動速度のモード設定制御を示すフローチャート。
第1の実施の形態における原稿厚み検知センサの受振素子による受振強度と閾値との関係を示すグラフ。
第2の実施の形態における原稿厚み検知センサの構造を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1の実施の形態>
[全体構成]
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態に係る画像形成装置としてのプリンタ100は、電子写真方式のレーザビームプリンタである。プリンタ100は、図1(a)に示すように、プリンタ本体70と、プリンタ本体70の上部に装着される原稿読取装置10と、を備えている。なお、以下において、シートとは、普通紙の他にも、厚紙、コート紙等の特殊紙、封筒やインデックス紙等の特殊形状からなる記録材、及びオーバーヘッドプロジェクタ用のプラスチックフィルムや布などを含むものとし、原稿もシートの一例である。
(【0011】以降は省略されています)
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