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公開番号
2024168066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023084460
出願日
2023-05-23
発明の名称
組付け用支持装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62D
65/06 20060101AFI20241128BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】組付け工程に使用するワークの支持装置の汎用化を図り、これにより支持装置の数を減らす。
【解決手段】この組付け用支持装置10は、ワーク1A,1Bを組付け時の姿勢で支持可能とするもので、ワーク1A,1Bを所定方向の一方側と他方側とでそれぞれ支持可能な第一支持部11及び第二支持部12と、各支持部11,12を所定方向に沿ってスライド可能とするスライド機構13と、各支持部11,12を所定方向に沿った軸線X1まわりに回転可能とする軸回転機構14とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ワークを組付け時の姿勢で支持可能な組付け用支持装置であって、
前記ワークを所定方向の一方側と他方側とでそれぞれ支持可能な第一支持部及び第二支持部と、
前記各支持部を前記所定方向に沿ってスライド可能とするスライド機構と、
前記各支持部を前記所定方向に沿った軸線まわりに回転可能とする軸回転機構とを備えた、ワーク組付け用支持装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記ワークの前記所定方向両側に、先端が球形をなすピボット軸が設けられ、
前記各支持部は、前記ピボット軸をその軸方向に挿入して嵌合可能な筒状嵌合部と、前記筒状嵌合部の一端開口部から基端側に向けてスリット状に延び前記ピボット軸の首部と嵌合可能なスリット状嵌合部と、前記ワークの前記ピボット軸と異なる部位を受けるワーク受け部とを一体に有する、請求項1に記載の組付け用支持装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組付け工程に使用されるワークの支持装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば自動車用ボデーに対するバックドアの組付け工程では、重量物であるバックドアを所定の姿勢で支持して組付け作業を効率よく行うために、車種や仕様に応じて専用の台車を用いている。例えば特許文献1に記載のように、バックドアを幅方向両側で支持する構造の台車(バックドア搭載機)だと、バックドアの幅方向寸法やバックドアの組付け時姿勢(組付け角度)に応じて支持位置を変更する必要があるため、車種ごとに専用の台車を用いてバックドアを組付け工程に導入している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-98453号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した方法では、製造する車種の数だけ専用の台車が必要になるため、保全工数の増加や、設備スペースのひっ迫を招く懸念があった。
【0005】
上述した問題は何もバックドアの組付け工程に限ったことではなく、相応の大きさないし重量を有するワークの組付け工程全般に起こり得る。
【0006】
以上の事情に鑑み、本明細書では、組付け工程に使用するワークの支持装置の汎用化を図り、これにより支持装置の数を減らすことを、解決すべき技術課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題の解決は、本発明に係る組付け用支持装置によって達成される。すなわち、この支持装置は、ワークを組付け時の姿勢で支持可能な組付け用支持装置であって、ワークを所定方向の一方側と他方側とでそれぞれ支持可能な第一支持部及び第二支持部と、各支持部を所定方向に沿ってスライド可能とするスライド機構と、各支持部を所定方向に沿った軸線まわりに回転可能とする軸回転機構とを備えた点をもって特徴付けられる。
【0008】
このように、本発明に係る組付け用支持装置では、ワークを所定方向の一方側と他方側とでそれぞれ支持可能な第一支持部及び第二支持部を設けると共に、これら双方の支持部を所定方向に沿ってスライド可能とするスライド機構を設けたので、例えば所定方向の寸法が異なるワークが混流する場合であっても、ワークの所定方向両側を支持する第一及び第二支持部の所定方向位置をワークの所定方向寸法に合わせてスライド調整することによって、一台の支持装置で複数種類のワークを支持することができる。また、本発明に係る組付け用支持装置では、第一及び第二支持部を所定方向(スライド方向)に沿った軸線まわりに回転可能とする軸回転機構を設けたので、第一及び第二支持部で支持した状態のワークを軸回転させることができる。よって、例えば組付け時の姿勢が異なるワークがラインに混流する場合であっても、軸回転機構によりワークの種類に合わせて軸回転量を調整することで、各ワークを組付け時の姿勢にすることができる。よって、一台の支持装置で複数種類のワークを組付け可能な状態に支持することが可能となる。また、支持装置の汎用化により、従来よりも支持装置の数を減らすことができるので、支持装置の保管スペースを縮小した分だけ設備スペースや作業スペースの拡大を図るなど限られたスペースの有効活用を図ることが可能となる。もちろん、支持装置の数を減らした分だけコストダウンを図ることも可能となる。
【0009】
また、本発明に係る組付け用支持装置において、ワークの所定方向両側に、先端が球形をなすピボット軸が設けられている場合、各支持部は、ピボット軸をその軸方向に挿入して嵌合可能な筒状嵌合部と、筒状嵌合部の一端開口部から基端側に向けてスリット状に延びピボット軸の首部と嵌合可能なスリット状嵌合部と、ワークのピボット軸と異なる部位を受けるワーク受け部とを一体に有してもよい。
【0010】
上述したように、自動車用バックドアの組付け工程では、自動車用ボデーに対して跳ね上げた状態のバックドアをショックアブソーバなどの緩衝装置で支持するためのピボット軸がバックドアの幅方向両側に設けられることがある。この場合、ピボット軸の向きには二通りあり、一つは車体前後方向、もう一つは車体前後方向に直交する幅方向をそれぞれ指向した状態でバックドアに取付けられる。本構成は、このピボット軸を利用してバックドアを支持する場合に、ピボット軸の向きに関わらず共通の支持装置で支持可能とした。すなわち、本構成に係る組付け用支持装置では、第一及び第二支持部に、ワークの所定方向両側に設けられたピボット軸をその軸方向に挿入して嵌合可能な筒状嵌合部と、筒状嵌合部の一端開口部から基端側に向けてスリット状に延びピボット軸の首部と嵌合可能なスリット状嵌合部とを設けるようにした。このように各支持部を構成することで、所定方向に沿った向きを指向するピボット軸については筒状嵌合部で嵌合支持し、所定方向と直交する向きを指向するピボット軸についてはスリット状嵌合部で嵌合支持することができる。よって、一つの支持部でピボット軸の向きが異なる二種類のワークを支持することが可能となる。また、本構成では、ワークのうちピボット軸と異なる部位を受けるワーク受け部を筒状嵌合部と一体に設けたので、筒状嵌合部にピボット軸がその軸方向に挿入して嵌合支持されるワークの場合であっても、軸回転機構により筒状嵌合部がワーク受け部と一体に軸回転することで、ワークを受けながら軸回転させて組付け時の姿勢にすることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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