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公開番号2024167647
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023083866
出願日2023-05-22
発明の名称異常原因推定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G06T 7/00 20170101AFI20241127BHJP(計算;計数)
要約【課題】作業者を撮影した映像から作業の異常原因を精度よく推定できる異常原因推定装置を提供する。
【解決手段】作業者を撮影した映像から前記作業者の骨格座標及び視線座標を抽出する抽出部と、前記骨格座標の時間変化と前記視線座標の時間変化とに基づいて、前記作業者が行った作業が異常か否かを判定する判定部と、前記作業が異常と判定された場合に、前記作業の異常原因を推定する推定部と、を備え、前記推定部は、前記骨格座標及び視線座標を入力とし前記異常原因を出力する教師あり学習による機械学習済みの推定モデルを用い、前記異常原因を推定する、異常原因推定装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
作業者を撮影した映像から前記作業者の骨格座標及び視線座標を抽出する抽出部と、
前記骨格座標の時間変化と前記視線座標の時間変化とに基づいて、前記作業者が行った作業が異常か否かを判定する判定部と、
前記作業が異常と判定された場合に、前記作業の異常原因を推定する推定部と、を備え、
前記推定部は、前記骨格座標及び視線座標を入力とし前記異常原因を出力する教師あり学習による機械学習済みの推定モデルを用い、前記異常原因を推定する、異常原因推定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、異常原因推定装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
作業者を撮影した映像からその作業者の骨格情報を抽出して作業の分析用の動画を生成する技術がある（例えば特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－１６３２９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
例えば作業に異常が発生した場合には、例えば監督者が上記のような分析用の動画の解析することにより異常原因を特定し得るが、直ちにその異常原因を精度よく特定することは困難である。
【０００５】
そこで本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、作業者を撮影した映像から作業の異常原因を精度よく推定できる異常原因推定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記目的は、作業者を撮影した映像から前記作業者の骨格座標及び視線座標を抽出する抽出部と、前記骨格座標の時間変化と前記視線座標の時間変化とに基づいて、前記作業者が行った作業が異常か否かを判定する判定部と、前記作業が異常と判定された場合に、前記作業の異常原因を推定する推定部と、を備え、前記推定部は、前記骨格座標及び視線座標を入力とし前記異常原因を出力する教師あり学習による機械学習済みの推定モデルを用い、前記異常原因を推定する、異常原因推定装置によって達成できる。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、作業者を撮影した映像から作業の異常原因を精度よく推定できる異常原因推定装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
異常原因推定システムの一例を示す構成図である。
異常原因推定サーバが実行する異常原因推定制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
（異常原因推定システムの概略構成例）
図１は、異常原因推定システム９の概略構成図である。異常原因推定システム９は、一例として自動車などの組立工場に設置される。異常原因推定システム９は、ＬＡＮ（Local Area Network）９０を介して互いに通信可能な異常原因推定サーバ１、カメラ装置２、及び端末４を含む。異常原因推定サーバ１は異常原因推定装置の一例である。異常原因推定サーバ１は、作業者の作業に異常が発生した場合に、その原因を推定する。カメラ装置２は、作業中の作業者を撮影する。端末４は、作業を行う作業者により携帯される。
【００１０】
異常原因推定サーバ１は、コンピュータの一例であり、ＣＰＵ（Central Processing Unit）１０、ＲＯＭ（Read Only Memory）１１、ＲＡＭ（Random Access Memory）１２、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）１３、及び通信ポート１４を有する。ＣＰＵ１０は、互いに信号の入出力ができるように、ＲＯＭ１１、ＲＡＭ１２、ＨＤＤ１３、及び通信ポート１４と、バス１９を介して電気的に接続されている。ＲＯＭ１１は、ＣＰＵ１０を駆動するプログラムが格納されている。ＲＡＭ１２は、ＣＰＵ１０のワーキングメモリとして機能する。通信ポート１４は、例えば無線ＬＡＮ（Local Area Network）カードであり、ＬＡＮ９０を介したＣＰＵ１０の通信を処理する。
（【００１１】以降は省略されています）

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