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公開番号
2024166845
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-29
出願番号
2023083227
出願日
2023-05-19
発明の名称
画像形成システム、制御装置、制御方法、及び、制御プログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241122BHJP(計算;計数)
要約
【課題】不要な画像データの生成及び転送を省略して画像形成システムのパフォーマンスを従来よりも更に向上させる。
【解決手段】画像形成システム1は、制御装置3と画像形成装置4とを備え、制御装置3から画像形成装置4に画像データを転送する経路として第1転送経路5と第2転送経路6と有する。制御装置3は、ジョブ設定に基づいて画像データを生成する画像データ生成部23と、ジョブ設定に基づいて画像形成装置4において画像データを生成可能であるか否かを判断する判断部22と、判断部22によって画像形成装置4において画像データを生成可能であると判断された場合、画像データ生成部23によって生成される画像データを第1転送経路5及び第2転送経路6のうちの1つを利用して画像形成装置4へ転送する画像転送部24と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
制御装置と画像形成装置とを備え、前記制御装置から前記画像形成装置に画像データを転送する経路として第1転送経路と第2転送経路と有する画像形成システムであって、
前記制御装置は、
ジョブ設定に基づいて画像データを生成する画像データ生成部と、
前記ジョブ設定に基づいて前記画像形成装置において画像データを生成可能であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部によって前記画像形成装置において画像データを生成可能であると判断された場合、前記画像データ生成部によって生成される画像データを前記第1転送経路及び前記第2転送経路のうちの1つを利用して転送する画像転送部と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記画像形成装置は、複数色から成る画像を形成することが可能であり、
前記判断部は、前記複数色のうちの1色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であるか否かを判断し、
前記画像データ生成部は、前記1色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であると判断された場合、前記1色以外の色の画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記画像転送部は、前記1色以外の色の画像データを前記第1転送経路で前記画像形成装置に転送することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記画像形成装置は、特色を含む複数色から成る画像を形成することが可能であり、
前記判断部は、前記特色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であるか否かを判断し、
前記画像データ生成部は、前記特色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であると判断された場合、前記特色以外の色の画像データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記画像転送部は、前記特色以外の色の画像データを前記第1転送経路で前記画像形成装置に転送することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記画像データ生成部は、前記特色の画像データが前記画像形成装置において生成可能でないと判断された場合、前記特色を含む前記複数色の画像データを生成し、
前記画像転送部は、前記特色以外の色の画像データを前記第1転送経路で転送し、前記特色の画像データを前記第2転送経路で転送することを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記判断部は、前記ジョブ設定において、前記特色の画像が下地ベタ画像であることが指定されている場合、前記下地ベタ画像を前記画像形成装置において生成可能であると判断することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記判断部は、前記下地ベタ画像を前記画像形成装置において生成可能であると判断した場合、前記画像形成装置に前記下地ベタ画像を生成させるコマンドを送信し、
前記画像形成装置は、前記コマンドに基づき、前記下地ベタ画像に対応する画像データを生成することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記画像転送部は、前記コマンドを前記第2転送経路で送信することを特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記判断部は、前記ジョブ設定において、前記特色以外の色の画像の中に、前記特色の画像と同一の画像を含むことが指定されている場合、前記特色の画像を前記画像形成装置において生成可能であると判断することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム、制御装置、制御方法、及び、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の通常色に特色(例えば白色など)を加えた5色以上のトナーを用いてカラー画像を形成する画像形成システムが知られている(例えば、特許文献1)。この従来の画像形成システムは、制御装置から画像形成装置へ転送する画像データの転送量を減らすことでパフォーマンスの向上を図っている。すなわち、この従来の画像形成システムは、制御装置に通常色と特色の画像をRIP(Raster Image Processing)処理する第1RIP処理部を搭載し、画像形成装置に特色の画像のRIP処理を行う第2RIP処理部を搭載している。そして第2RIP処理部で生成した特色の画像データを使用できる場合、画像形成システムは、制御装置から画像形成装置への特色の画像データの転送を省略することで画像データの転送量を削減している。
【0003】
上記従来技術の画像形成システムは、第2RIP処理部で生成した特色の画像データを使用できるか否かを判定するため、第1RIP処理部で生成した特色の画像データからハッシュ値を算出し、第2RIP処理部で生成した特色の画像データからもハッシュ値を算出する。画像形成システムは、それら2つのハッシュ値を比較することにより、第2RIP処理部で生成した特色の画像データを使用できるか否かを判定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-204870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、画像形成システムのパフォーマンス向上は常に求められている状況である。例えば、上記従来技術は、制御装置から画像形成装置へ特色の画像データを転送しない場合であっても、制御装置に搭載されている第1RIP処理部が特色の画像データを生成する必要があり、更なる改善の余地がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するため、不要な画像データの生成及び転送を省略することでパフォーマンスを従来よりも更に向上させるようにした画像形成システム、制御装置、制御方法、及び、制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、制御装置と画像形成装置とを備え、前記制御装置から前記画像形成装置に画像データを転送する経路として第1転送経路と第2転送経路と有する画像形成システムであって、前記制御装置は、ジョブ設定に基づいて画像データを生成する画像データ生成部と、前記ジョブ設定に基づいて前記画像形成装置において画像データを生成可能であるか否かを判断する判断部と、前記判断部によって前記画像形成装置において画像データを生成可能であると判断された場合、前記画像データ生成部によって生成される画像データを前記第1転送経路及び前記第2転送経路のうちの1つを利用して転送する画像転送部と、を備えることを特徴とする構成である。
【0008】
請求項2に係る発明は、請求項1の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、複数色から成る画像を形成することが可能であり、前記判断部は、前記複数色のうちの1色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であるか否かを判断し、前記画像データ生成部は、前記1色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であると判断された場合、前記1色以外の色の画像データを生成することを特徴とする構成である。
【0009】
請求項3に係る発明は、請求項2の画像形成システムにおいて、前記画像転送部は、前記1色以外の色の画像データを前記第1転送経路で前記画像形成装置に転送することを特徴とする構成である。
【0010】
請求項4に係る発明は、請求項1の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、特色を含む複数色から成る画像を形成することが可能であり、前記判断部は、前記特色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であるか否かを判断し、前記画像データ生成部は、前記特色の画像データが前記画像形成装置において生成可能であると判断された場合、前記特色以外の色の画像データを生成することを特徴とする構成である。
(【0011】以降は省略されています)
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