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公開番号2024166802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023083150
出願日2023-05-19
発明の名称塵芥収集車及び塵芥収集装置
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人
主分類B65F 3/00 20060101AFI20241122BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】塵芥投入口の近傍と車両の後方を監視することが可能であり、且つ故障が少ない塵芥収集車を提供することを課題とする。
【解決手段】車体と、車体に搭載された塵芥収集装置11によって構成される塵芥収集車であって、塵芥収集装置11は、塵芥を収納する塵芥収容箱12と、積込装置18と、塵芥投入口17を有し、積込装置18は、塵芥投入口17から投入された物を前記塵芥収容箱12に送り込む積み込み動作を実施する。第一撮影手段40と、第二撮影手段42と、撮影手段を支持する支持部材43とを有し、支持部材43は、塵芥収集装置11から突出し、第一撮影手段40は塵芥投入口17の近傍を撮影エリアとするものであり、第二撮影手段42は、車体の後方を撮影エリアとする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、車体に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収容箱と、積込装置と、塵芥投入口を有し、前記積込装置は、前記塵芥投入口から投入された物を前記塵芥収容箱に送り込む積み込み動作を実施するものであり、
第一撮影手段と、第二撮影手段と、前記撮影手段を支持する支持部材とを有し、前記支持部材は、前記塵芥収集装置から突出し、
前記第一撮影手段は前記塵芥投入口の近傍を撮影エリアとするものであり、前記第二撮影手段は、車体の後方を撮影エリアとするものであることを特徴とする塵芥収集車。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記塵芥収集装置は、天面壁と側面壁と後面壁を有し、前記支持部材は前記後面壁に設けられていて当該後面壁から斜め上方に突出するものであって、前記支持部材の後端側に略水平姿勢となる水平部があり、前記水平部に前記第一撮影手段が設けられており、前記支持部材の後端に第二撮影手段が設けられており、
前記第一撮影手段は光軸を略下方向に向けた姿勢で取り付けられており、前記第二撮影手段は、光軸を略水平方向に向けた姿勢で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項3】
前記第一撮影手段で撮影された第一画像及び/又は前記第二撮影手段で撮影された第二画像を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項4】
前記第一撮影手段で撮影された第一画像及び前記第二撮影手段で撮影された第二画像を表示する表示手段を有し、状況に応じて当該表示手段の表示が前記第一画像と前記第二画像のいずれかに切り替わることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項5】
少なくとも前記積込装置が動作中には前記表示手段に前記第一画像が表示されることを特徴とする請求項4に記載の塵芥収集車。
【請求項6】
第一撮影手段のレンズ焦点距離と、第二撮影手段のレンズ焦点距離が異なることを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
【請求項7】
車体に搭載される塵芥収集装置であって、塵芥を収納する塵芥収容箱と、積込装置と、塵芥投入口を有し、前記積込装置は、前記塵芥投入口から投入された物を前記塵芥収容箱に送り込む積み込み動作を実施するものであり、
第一撮影手段と、第二撮影手段と、前記撮影手段を支持する支持部材とを有し、前記支持部材は、前記塵芥収集装置から突出し、
前記第一撮影手段は前記塵芥投入口の近傍を撮影エリアとするものであり、前記第二撮影手段は、車体の後方を撮影エリアとするものであることを特徴とする塵芥収集装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥等を収集して運搬する塵芥収集車に関するものである。また本発明は、塵芥収集車の主要構成たる塵芥収集装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
家庭から排出される一般ごみや、飲食店等から排出される生ゴミ等を収集する装置として、塵芥収集車が知られている。
塵芥収集車は車体に塵芥収集装置が搭載されたものである。塵芥収集装置は、塵芥等を収容する塵芥収容箱と塵芥等を塵芥収容箱に押し入れる積込装置を有している。
塵芥収集装置の後端には塵芥投入口があり、作業者によって塵芥投入口から塵芥等が投入される。そして積込装置によって塵芥等が塵芥収容箱に押し入れられる。
【0003】
積込装置は、塵芥等を掻き入れるものであるため、作業者が巻き込まれる懸念がある。特許文献1に開示された塵芥収集車では、作業者が積込装置に巻き込まれることを防止するための監視カメラが搭載されている。
即ち監視カメラで塵芥投入口の近傍を監視し、作業者が過度に塵芥投入口に近づくと、積込装置が停止する。
【0004】
特許文献1に開示された塵芥収集車は、後方を確認するためのバックカメラを利用して塵芥投入口の近傍を監視する構成が開示されている。
即ち特許文献1に開示された塵芥収集車では、塵芥投入口の扉とカメラの間がワイヤ等で繋がれており、塵芥投入口の扉の開閉に伴ってカメラの向きが変わる。
具体的には、塵芥投入口の扉を開くとカメラが下向き姿勢となり、主として塵芥投入口の近傍を監視する。塵芥投入口の扉を閉じるとカメラが水平姿勢となり主として車体の後方を監視する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-193230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に開示された塵芥収集車は、カメラの姿勢を変更して塵芥投入口の近傍と車体の後方の双方を監視する。
しかしながら特許文献1に開示された塵芥収集車は、カメラ自体が動くので、カメラが姿勢変更する途中で何らかの物に引っ掛かりを起こす懸念がある。
塵芥収集車は例えば木の枝等の長い物や、段ボール箱の様なかさばる物を押し入れる場合がある。そのため木の枝等や段ボールがカメラの移動軌跡に挟まってしまう懸念がある。また塵芥投入口の周囲に塵芥が浮遊していることもある。そのため浮遊する塵芥がカメラの移動軌跡に挟まってしまうこともある。
このような理由から、特許文献1に開示された塵芥収集車は、故障しやすいという問題がある。
【0007】
本発明は、従来技術の上記した問題を解決するものであり、塵芥投入口の近傍と車体の後方を監視することが可能であり、且つ故障が少ない塵芥収集車及び塵芥収集装置を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記した課題を解決するための態様は、車体と、車体に搭載された塵芥収集装置によって構成される塵芥収集車であって、前記塵芥収集装置は、塵芥を収納する塵芥収容箱と、積込装置と、塵芥投入口を有し、前記積込装置は、前記塵芥投入口から投入された物を前記塵芥収容箱に送り込む積み込み動作を実施するものであり、第一撮影手段と、第二撮影手段と、前記撮影手段を支持する支持部材とを有し、前記支持部材は、前記塵芥収集装置から突出し、前記第一撮影手段は前記塵芥投入口の近傍を撮影エリアとするものであり、前記第二撮影手段は、車体の後方を撮影エリアとするものであることを特徴とする塵芥収集車である。
【0009】
本態様の塵芥収集車は、塵芥投入口の近傍を監視する撮影手段と、車体の後方を監視する撮影手段を個別に有している。本態様の塵芥収集車では、撮影手段を動かす必要が無いので、故障が少ない。
【0010】
上記した態様において、前記塵芥収集装置は、天面壁と側面壁と後面壁を有し、前記支持部材は前記後面壁に設けられていて当該後面壁から斜め上方に突出するものであって、前記支持部材の後端側に略水平姿勢となる水平部があり、前記水平部に前記第一撮影手段が設けられており、前記支持部材の後端に第二撮影手段が設けられており、前記第一撮影手段は光軸を略下方向に向けた姿勢で取り付けられており、前記第二撮影手段は、光軸を略水平方向に向けた姿勢で取り付けられていることが望ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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