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公開番号2024166543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-29
出願番号2023082706
出願日2023-05-19
発明の名称現像剤収容装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20241122BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】シール部材が捲れる不具合を生じにくくする。
【解決手段】現像装置5(現像剤収容装置)には、流入口64に連通可能な連通口80aが形成されて、流入口64を開閉するシャッタ部材80が設けられている。また、流入口64に連通可能な穴部81aが形成されるとともに、シャッタ部材80に対して摺動可能に形成されて、シャッタ部材80と流入口64の周囲との隙間を封止するシール部材81が設けられている。さらに、シャッタ部材80が開放位置から閉鎖位置に移動するときに、シール部材81における穴部81aの縁部がシャッタ部材80における連通口80aの縁部に接触しないように保護する可撓性シート部材82が設けられている。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
現像剤が流入又は流出される補給口が形成された現像剤収容装置であって、
前記補給口に連通可能な連通口が形成されて、前記補給口を開閉するシャッタ部材と、
前記補給口に連通可能な穴部が形成されるとともに、前記シャッタ部材に対して摺動可能に形成されて、前記シャッタ部材と前記補給口の周囲との隙間を封止するシール部材と、
前記シャッタ部材が開放位置から閉鎖位置に移動するときに、前記シール部材における前記穴部の縁部が前記シャッタ部材における前記連通口の縁部に接触しないように保護する可撓性シート部材と、
を備えたことを特徴とする現像剤収容装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記可撓性シート部材は、一端側が前記シャッタ部材が設置されていない側の前記補給口の周囲に固定されて、中央部が前記補給口として延びる落下経路を通って、他端側が自由端として前記補給口から前記現像剤収容装置の内部に向けて突出するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容装置。
【請求項3】
前記可撓性シート部材は、前記中央部が前記補給口の前記落下経路の内壁面に固定されたことを特徴とする請求項2に記載の現像剤収容装置。
【請求項4】
前記可撓性シート部材は、前記他端側が前記補給口から前記現像剤収容装置の内部に向けて前記シール部材の厚みを超えて突出するように形成されたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の現像剤収容装置。
【請求項5】
前記可撓性シート部材は、厚みが0.1mm以下であって、ポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤収容装置。
【請求項6】
前記可撓性シート部材は、厚みが0.2mm以下であって、ウレタンからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像剤収容装置。
【請求項7】
前記現像剤収容装置は、像担持体に形成された潜像を現像する現像装置であって、
前記シャッタ部材は、円筒状に形成され、
前記シャッタ部材は、前記現像装置に装着された状態のトナー収納容器における排出口の開閉動作に連動して前記補給口を開閉することを特徴とする請求項1に記載の現像剤収容装置。
【請求項8】
画像形成装置本体に対して着脱可能に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項7に記載の現像剤収容装置と、前記像担持体と、を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の現像剤収容装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、内部に現像剤が収容された現像装置やトナー収納容器などの現像剤収容装置と、それを備えたプロセスカートリッジ、及び、画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、現像装置やトナー収納容器などの現像剤収容装置であって、補給口を開閉するシャッタ部材が設置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような現像剤収容装置では、シャッタ部材と補給口との隙間を封止するシール部材が設置されている。
【0003】
一方、特許文献1には、シャッタ部材の開閉にともないシール部材が引っ掛からないように、シール部材のエッジに傾斜を設けるとともに、シール部材の穴部を六角形に形成する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、シャッタ部材が開放位置から閉鎖位置に移動するときなどに、シール部材の一部が捲れて、シール部材のシール性が低下してしまうことがあった。
そして、このような不具合は、特許文献1の技術を適用しても、充分に解消することができなかった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、シール部材が捲れる不具合が生じにくい、現像剤収容装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における現像剤収容装置は、現像剤が流入又は流出される補給口が形成された現像剤収容装置であって、前記補給口に連通可能な連通口が形成されて、前記補給口を開閉するシャッタ部材と、前記補給口に連通可能な穴部が形成されるとともに、前記シャッタ部材に対して摺動可能に形成されて、前記シャッタ部材と前記補給口の周囲との隙間を封止するシール部材と、前記シャッタ部材が開放位置から閉鎖位置に移動するときに、前記シール部材における前記穴部の縁部が前記シャッタ部材における前記連通口の縁部に接触しないように保護する可撓性シート部材と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シール部材が捲れる不具合が生じにくい、現像剤収容装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
プロセスカートリッジとトナー収納容器とを示す概略図である。
(A)画像形成装置を示す斜視図と、(B)開閉カバーが開放された状態の画像形成装置を示す斜視図と、である。
トナー収納容器がプロセスカートリッジに装着された状態を示す斜視図である。
プロセスカートリッジからトナー収納容器を分離した状態を示す斜視図である。
プロセスカートリッジを示す斜視図である。
トナー収納容器を下方から示す斜視図であって、第1シャッタ(排出口)が開放された状態を示す図である。
トナー収納容器を回収口側から示す斜視図であって、第2シャッタ(回収口)が閉鎖された状態を示す図である。
トナー収納容器の内部を示す概略図である。
トナー収納容器におけるトナー回収部を示す概略図である。
現像装置を示す構成図である。
(A)シャッタ部材が開放された現像装置の要部を示す図と、(B)シャッタ部材が閉鎖された現像装置の要部を示す図と、である。
(A)本発明における現像装置においてシャッタ部材が開放された状態を示す拡大図と、(B)比較例としての現像装置においてシャッタ部材が開放された状態を示す拡大図と、である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタ、1は表面にトナー像が形成される感光体ドラム、7はパソコンなどの入力装置から入力された画像情報に基いた露光光Lを感光体ドラム1上に照射する露光部(書込み部)、を示す。
また、9は感光体ドラム1の表面に担持されたトナー像を転写ニップ部(転写位置)に搬送されるシートPに転写する転写ローラ、10は感光体ドラム1と帯電ローラ4と現像装置5(現像剤収容装置)とクリーニング装置2と廃トナー搬送部6とが一体化されたプロセスカートリッジ、12は用紙等のシートPが収納された給紙装置(給紙カセット)、を示す。
また、16は感光体ドラム1と転写ローラ9とが当接する転写ニップ部に向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、30はトナー収納容器、を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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