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公開番号
2024166394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024162111,2021028793
出願日
2024-09-19,2021-02-25
発明の名称
冷媒センサユニット
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F24F
11/89 20180101AFI20241121BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】冷媒センサの作動不良の発生を抑制できる冷媒センサユニットを提供する。
【解決手段】空気調和装置1の被空調空間である室内空間100の壁面101に取り付けられる筐体12と、筐体12の内部に収められる冷媒センサ60とを備え、筐体12の一側面を形成する第1側壁22には、筐体12の内部と外部とを連通させる第1開口30が設けられ、第1開口30は、冷媒センサ60に隣接し、且つ対向しない位置に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気調和装置の被空調空間である室内空間の壁面に取り付けられる筐体と、
前記筐体の内部に収められる冷媒センサと、
前記冷媒センサが設けられるセンサ基板と、
前記冷媒センサが冷媒を検知したことを報知可能な報知素子と、
前記報知素子が取り付けられた報知素子基板と、
を備え、
前記筐体の前面を形成する第1側壁には、前記冷媒センサに隣接し前記筐体の内部と外部とを連通させる第1開口が設けられ、
前記センサ基板は、前記報知素子基板とは別体であり、前記報知素子基板と電気的に接続され、前記筐体の係合リブにより固定される
ことを特徴とする冷媒センサユニット。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1側壁と異なる第2側壁には、第2開口が設けられ、
前記第2開口は、前記冷媒センサに隣接し、且つ対向しない位置に設けられ、
前記第2側壁は、前記筐体が前記壁面に取り付けられる場合に、前記筐体の底面、または一側面となる位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の冷媒センサユニット。
【請求項3】
前記第1側壁と、前記第2側壁と、異なる第3側壁には、第3開口が設けられ、
前記第3開口は、前記冷媒センサに隣接し、且つ対向しない位置に設けられ、
前記第3側壁は、前記筐体の底面、または一側面となる位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の冷媒センサユニット。
【請求項4】
前記筐体は、前記壁面に取り付けられる場合に、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方が底面に配置可能に形成され、
前記冷媒センサは、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方に接近した位置に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の冷媒センサユニット。
【請求項5】
前記筐体は、前記壁面に取り付けられる場合に、前記第2側壁と、前記第3側壁とのいずれもが底面に配置可能に形成され、
前記冷媒センサは、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方に接近した位置に配置される
ことを特徴とする請求項3に記載の冷媒センサユニット。
【請求項6】
前記筐体には、報知音を鳴らすブザー装置が設けられ、
前記筐体には、前記筐体の内部と外部とを連通させ、前記報知音を前記筐体の外部に放出する放音孔が設けられ、
前記放音孔は、前記ブザー装置に隣接し、且つ対向しない位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷媒センサユニット。
【請求項7】
前記筐体には、前記ブザー装置と、前記放音孔とを連通させ、前記報知音が流れる空洞部が設けられる
ことを特徴とする請求項6に記載の冷媒センサユニット。
【請求項8】
前記筐体の一側面には、薄いシート部材が貼り付けられ、
前記一側面には、凹部が設けられ、
前記凹部は、前記ブザー装置に隣接する位置に配置され、
前記空洞部は、前記凹部と、前記凹部を覆う前記シート部材で形成される
ことを特徴とする請求項7に記載の冷媒センサユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷媒センサユニットに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、複数の室内に漏洩した冷媒を、検知対象の室数よりも少ないセンサで検知可能にする冷媒検知装置を開示する。この冷媒検知装置は、空気調和装置の冷媒配管内に封入される冷媒を検知可能なセンサと、センサが内部に収容されたケーシングと、を備える。ケーシングには、室の内部に連通可能な第1の開口と、第1の開口が連通可能な質の内部に連通可能な第2の開口と、が形成される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2018/163417号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、冷媒センサの作動不良の発生を抑制できる冷媒センサユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における冷媒センサユニットは、空気調和装置の被空調空間である室内空間の壁面に取り付けられる筐体と、前記筐体の内部に収められる冷媒センサと、前記冷媒センサが設けられるセンサ基板と、前記冷媒センサが冷媒を検知したことを報知可能な報知素子と、前記報知素子が取り付けられた報知素子基板と、を備え、前記筐体の前面を形成する第1側壁には、前記冷媒センサに隣接し前記筐体の内部と外部とを連通させる第1開口が設けられ、前記センサ基板は、前記報知素子基板とは別体であり、前記報知素子基板と電気的に接続され、前記筐体の係合リブにより固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本開示における冷媒センサユニットでは、第1開口を通過する静電気が、冷媒センサに放電することを抑制できる。そのため、冷媒センサの作動不良を抑制できる。また、冷媒センサを第1開口の近傍に設けることで、漏洩冷媒を迅速に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態に係る冷媒センサユニットの配置状態を示す図
冷媒センサユニットの斜視図
シート部材を省略して示した冷媒センサユニットの斜視図
冷媒センサユニットの背面図
図2の平面Vで切断した断面図
図2の平面VIで切断した断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
発明者らが本開示に想到するに至った当時、空気調和装置の被調和空間である室内に漏洩した冷媒を、冷媒センサで検知可能にする冷媒センサユニットがあった。
このような冷媒センサユニットには、被調和空間に設置される所謂外付け方式のものがある。この冷媒センサユニットは、空気調和装置の室内機の制御部に電気的に接続される。
また、この冷媒センサユニットは、冷媒センサと、当該冷媒センサを保護する筐体と、を備る、そして、筐体には、冷媒センサが冷媒を検知可能となるように、筐体外部と冷媒センサとを連通させる開口が設けられる。
【0009】
しかしながら、被調和空間は、人が存在することがあり、当該人が指や各種の物体等を冷媒センサユニットに接近させる場合がある。冷媒センサユニットに接近した指や各種の物体が静電気を帯びた場合には、筐体に設けられた開口を介して、静電気が冷媒センサに放電される虞がある。これによって、当該冷媒センサが作動不良を起こす虞がある、という課題を発明者らは、発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、冷媒センサの作動不良の発生を抑制できる冷媒センサユニットを提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図しない。
【0010】
(実施の形態)
以下、図1から図6を用いて、実施の形態1を説明する。なお、各図に示す符号FRは、横置き状態における冷媒センサユニット10の前方を示し、符号UPは、冷媒センサユニットの上方を示し、符号RHは、冷媒センサユニットの右方を示す。以下の説明において、各方向は、これらの冷媒センサユニット10の方向に沿った方向である。
(【0011】以降は省略されています)
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